2184 作者未詳 2011-12-25 | 巻十 秋雑歌 秋山乎 謹人懸勿 忘西 其黄葉乃 所思君 秋山を ゆめ人懸(ひとか)くな 忘れにし その黄葉(もみちば)の 思ほゆらくに 「秋の山を、決して人(=わたし)に言わないで。(ずっと)忘れていた、そのもみじの葉を、思い出しては(せつなくなるから)」