万葉集ブログ・2 まんえふしふ 巻九~巻十

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2342 作者未詳

2012-05-31 | 巻十 冬相聞
如夢 君乎相見而 天霧之 落来雪之 可消所念

夢(いめ)のごと 君を相見て 天霧らし 降りくる雪の 消ぬべく思ほゆ


「夢みたいよ。あなたと抱き合えて。(まるで)空一面に曇り、降ってくる雪のように、消えてしまいそうだわ」