2169 作者未詳 2011-12-10 | 巻十 秋雑歌 暮立之 雨落毎 【一云 打零者】 春日野之 尾花之上乃 白霧所念 夕立ちの 雨降るごとに 【一云 うち降れば】 春日野の 尾花が上の 白露思ほゆ 「夕立ちの、雨が降るごとに 【一に云う ―降れば】、春日野の、ススキの上の、白露を思いだします」