万葉集ブログ・2 まんえふしふ 巻九~巻十

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2179 柿本人麻呂歌集

2011-12-20 | 巻十 秋雑歌
朝露尓 染始 秋山尓 鍾礼莫零 在渡金

朝露に にほひそめたる 秋山に しぐれな降りそ ありわたるがね

右二首柿本朝臣人麻呂之歌集出


「朝方に降りた露に、(もみじが)色づきはじめた。(だから)秋の山に、時雨よ降るな(落葉が進むではないか)。いまのままであってほしいんだ」

右の二首は、柿本朝臣人麻呂の歌集に出る