万葉集ブログ・2 まんえふしふ 巻九~巻十

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1756 高橋虫麻呂歌集

2010-10-23 | 巻九 雑歌
反歌

掻霧之 雨零夜乎 霍公鳥 鳴而去成 □怜其鳥

かき霧(き)らし 雨の降る夜を 霍公鳥 鳴きて行くなり あはれその鳥


反歌

「(周囲を)かき雲らせて、雨が降る夜を、ホトトギスが、鳴いて(飛んで)行くのが聞こえる。ものがなしい鳥である」