記憶の彼方へ

カラーとモノクロの写真と一緒に 日頃のなにげないエピソードやホッとするコトバを♪

パーソナルスペース

2008年08月14日 20時41分32秒 | Weblog

今日もだ

比較的空いてる車内で、何故か妙にそばに立つ人がいる。何もここで足をとめなくてもいいんじゃない?
人にはパーソナルスペースがある。親密度によって、その距離は決まっている。
ある程度の目安の距離がいくつと決まっているが、とにかく安心できる透明のバリアがあると思えばいい。自分に危害が加わったとしても逃げられる位置を確保しているのだ。
今回もあまりにも接近するから私が二歩下がった。だって落ち着かない。相手が気にして下がることはないと断言していい。そして距離に鈍感なのは統計的にみて中年以降の男性のようだ。この男性もそう
この距離は本能で察知していると思う。
日本でなくパリの写真学校の先生、エレーヌに言われたこと。どういういきさつだったか忘れたが、クラスメイトの前で私を手で指し、”彼女はパーソナルスペースを最も理解している”と。
そうだ俳優さんがスタジオに来て撮影をした時だ。初めて会う俳優さんと、流暢とは言えない英語混じりのフランス語。でも実際のところ、言葉は関係ない。体全体から湧き出る真摯な意思表示が相手に伝わった。
ただし、ここでもパーソナルスペースは保たないといけない。

会話の途中で、相手が半歩でも退いたら、自分が思っているよりも相手はあなたをまだ受け入れる準備ができていないと判断しよう!
拒絶されているわけではない。ただあなたを知るまでの時間がもう少しほしいのだ。(念の為、はなから受け入れられないときは、目があわないときだと判断している)
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フェンシング

2008年08月14日 00時08分57秒 | Weblog

北京オリンピックフェンシング男子フルーレ、太田雄貴選手、銀メダルおめでとうございます
2年前の1月。パリでのフェンシング世界選手権をクラスメイトと見ていた。パリ国際写真学校、フォトジャーナリズムの授業のひとつだったのだ。オレンジ色の派手なゼッケンを着用し、プロの報道関係者に交じって自由に会場内を撮影することが出来た。試合のルールすら知らない私だったが、日本人選手が出場していることを知ると、心から応援していた。あの時も個人戦優勝者は今回の金メダルをつかんだドイツのベンジャミン選手だった。この時の写真が地元日本人向けのフリーペーパー誌フランスニュースダイジェストに掲載された。生まれて初めての 売り込み体験。その後、3回ほど写真を掲載してもらうことが出来た。ギャラは真面目な話少なかったがいい経験だった。海外にいるとダメもとでチャレンジ精神爆発するけど、日本ではなかなかそうはいかない。

                
                子供たちにサインを求められる太田雄貴選手 (29/01/2006)


france news digest No796

fine ART photographer Masumi
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