記憶の彼方へ

カラーとモノクロの写真と一緒に 日頃のなにげないエピソードやホッとするコトバを♪

しあわせオーラ

2008年08月17日 18時07分14秒 | Weblog

軽井沢タリアセンにあるペイネ美術館を訪れると、必ずしあわせをもらってくる。
今年はレイモン・ペイネ生誕100年を記念して特別展が開かれていた。
いままでペイネの若い頃の写真をみたことはなかったが今回、妻の ドゥニーズ との写真を見た。二十歳のペイネはなかなかのイケメンだった!すこし照れた表情がまたいい。隣には晩年、ふたりが寄り添う写真。何と言ってもふたりの笑顔がすばらしい。二十歳の体型の二倍位にはなっているペイネだが、顔いっぱいにあふれでる優しさが素敵だ。あんな笑顔を毎日もらっていた妻のドゥニーズ はしあわせだったと思う。
愛する人の笑顔がある生活はみんなをしあわせにするのだ。

メルシャン軽井沢美術館は、シャガール「花束の伝説」展。
いちばんのお気に入りの作品は、一緒に訪れたY-chanと同じ「回想」
シャガールは晩年回想をテーマに作品を制作したと説明がある。しかし、それ以前の作品でもすでに回想を表していると思った。キャンバスの中に透き通るようにいくつものモチーフが描かれ、それが宙を浮いているからだと思っている。一途に愛を訴えるペイネの作品とは異なり、シャガールは愛だけではない深い喜び、悲しみ、故郷ロシアへのメッセージを含んでいるようだ。

コメント
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