小さな日記

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新人

2011年04月16日 | Weblog
24日は、市議会選挙だ。今回、新人候補として、娘の幼稚園の級友が二人、違う党から立候補した。幼稚園、小学校の腕白でかわいい彼らを思い出して感慨もひとしお。
市議会も、若い人が入って、代謝がよくなるといいとは思う。

きょう、白熱教室という番組で、NGOの存続について、アムネスティー・インターナショナルを題材に、組織が新しい会員を増やしていくと、ずっといる古い会員との軋轢が生まれると先生が語っていた。
古い熱心な会員は、「自分の組織」と思っていて、新人に、「自分の組織」について教え、自分のような会員を作ろうとする。それでは、組織は旧態依然として変わらず、代謝していかない。そうではなくて、新人がきたことで、古い会員が積極的に変わろうとしなくては、新人を入れた意味がないのだと。

これは、どんな組織にもあてはまることだと思った。
古い会員は、「自分はやってきた」「自分は知っている」「自分が教えてあげなくては」「この組織はこういうものだ」という思いが強くなりがちで、結果、組織が創立当初と変わらないことに満足する。なぜなら、そこは「自分の居場所」だから。
よかれと思ってしていることが、実は、我欲によるもので、組織を疲弊させる。

日本の年功序列とか、儒教的風習とかが相まって、新人は謙虚に先輩をたてるのが好ましいとされるのが、また、古株をつけあがらせる。新陳代謝がよい、生き生きした組織、今にそぐう組織であるには、旧人(!?)は、謙虚でしなやかでありたいものだ。→自分

そうそう、これって、「人生」とか「愛」とか「結婚」とか「世間」とか、といった世間話にもあてはまるね。わたしも、先輩風吹かしてるのかなぁ。。。先輩風って、きっと、臭いんだね。新風は、爽やか、芳しい。

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