非日常の一日

地震がおさまってテレビをつけたら、一昨日まぐろを送ってくれた友人が住む焼津が震度６。とても心配でずっとテレビにかじりついた。ミクシィのブログで身体は無事とのことで一安心。でも、部屋はめちゃくちゃだったそうだ。地震、台風、地震と続き、夜に予定していたパーティーが不安になったが、とりあえず、掃除。
大雨になるかと思ったら、日差しも出てきたので決行することに。

若い友人がホームステイしているカナダの大学生を連れてきてくれた。母方のおじいさまからカナダ在住という彼は、日系３世？　礼儀正しい日本語で飾らない好青年。ピースチャイルドというプロジェクトで来日した。きのうは、靖国神社、きょうは第五福竜丸を訪ねたそう。近所の友人も招いて楽しい宴となった。

焼津のまぐろをたくさん食べて、まぐろの彼の描いた絵がある部屋で歌ったりピアノを弾いたり。彼は生き物が好きなのか、彼のために一枝折ってテーブルに飾った「金のなる木」に興味を持ち、セキセイインコの「いちご」とも仲良く遊んだ。

おもしろかったのは、トイレの水が止まらないと訴えるので行ってみると、タンクの外から水が出るのを初めて見たそうだ。「このタンクにいっぱい貯まらないと止まらないのよ」「カナダにはありませんね」「カナダのトイレはどんなの？」「こんな狭いトイレはありません。合理的ですね。ここで手を洗うのは」と感心していた。

ひとつ悲しいことが。。。友人がベランダのベンチに干しておいた梅干の上に座って、梅酢の瓶が落ちて割れてしまった。梅干もぺったんこに。無残に果肉が飛び出してしまった。。。

でも、これから梅干を見るたびに爽やかなカナダの大学生が我が家に遊びに来てくれた楽しい一日を思い出すから、よかったことにしよう！