長かった地震

娘のワンピースを作ろうと、クローゼットを開けて布を物色していたら、ゴトゴトと揺れ始めた。クローゼットは、天井までの折たたみ扉なので、急いで閉めて揺れが収まるのを待つが、小さくなったと思ったらまた大きくなってきた。これは収まらないかもしれないと、居間に走り、息子とテーブルの下にもぐって足をしっかり支えた。それでも揺れは続くので、「大きいのが来るかもしれない。そしたら、まず、扇風機を消して、、、」と、シミュレーションしていたら、やっと収まった。

母が仰天してるだろうと電話したら、けっこう落ち着いていた。東京暮らしも３年。地震にも慣れてきたようだ。テレビをつけたら、連れ合いがいる福島が震度４。電話したら、「歩いていたからわからなかった。それ、今の話？」といたってのんきな返事。娘はといえば、「こわかったよ～。うちに帰りたいよ～」と、いつもながらのホームシック泣き。ともあれ、みんな無事で安堵。

扇風機を消したあと、さて、わたしはどうするつもりだったのか、ちゃんとシュミレーションしておかなくてはいけないと、思ったことでした。一応、防災バッグは玄関脇に置いてある。