小さな日記

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カラオケで

2007年08月03日 | Weblog
作詞家阿久悠さんを偲んで、何曲か歌ってみた。全て初めて歌うのだけれど、言葉とメロディーが自然なので歌いやすく、感情移入しやすいと感心した。「舟歌」「北の宿から」「ジョニイへの伝言」「津軽海峡冬景色」

息子や娘が歌う若いひとが作った新しい歌の詩は、ポジティブで立派な志のメッセージが主流。そこに混じるとこれらは、苦労と悲哀に浸っている。

連れ合いが、こんな辛い歌が流行った時代には自殺は今よりずっと少なかったんだねぇと。ネクラが市民権を持っていた時代で、だから、落ち込んでも自分だけじゃない、人生こんなもんだと思えたのではないだろうか。みんなで負け犬の遠吠えを歌った時代。そうやって発散していたのかもしれない。

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