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落ち葉、剪定枝、堆肥

2011年11月24日 | 情報

落ち葉は危険だ!

産業労働局が、都内農家が生産した落ち葉剪定枝堆肥の放射線量を計測しました。農家129軒中、13軒から基準値1kgあたり400ベクレルを越える放射性セシウムが検出されました。 http://www.sangyo-rodo.metro.tokyo.jp/whats-new/taihi1124.pdf

以下抜粋

「都は、暫定許容値を上回った堆肥を生産した13 戸の農家(葛飾区、練馬区、板橋区、
杉並区、多摩市、日野市、国分寺市、立川市、狛江市、府中市)に対して、使用の自粛
と廃棄(放射性セシウム8,000Bq/kg 以下は一般廃棄物扱い)について要請しました。
これらの堆肥は、落葉、剪定枝等を主な原材料として、農家の自給用に生産された
ものであり、流通していません。また、国分寺市の1件(検体番号17)を除いては、農
地への堆肥の使用実績はありませんでした。なお、堆肥の一部を使用した国分寺市の
農家は、自家消費用として農産物を生産しており販売しておりません」

我家は、国分寺市で、とんでもない数値が検出されました。国分寺市近くの地域を拾ってみます。

検査結果は、ヨウ素131 セシウム134 セシウム137の順番 ( )内は、検出限界値

12 立川市 落葉、剪定枝  不検出(14 Bq/kg)   200 Bq/kg   260 Bq/kg

15 国分寺市  馬ふん、オガクズ、稲わら  不検出(6 Bq/kg)  不検出(7 Bq/kg)  12 Bq/kg

16 国分寺市  落葉、馬ふん  不検出(6 Bq/kg)  12 Bq/kg    12 Bq/kg

17 国分寺市  落葉  不検出(18 Bq/kg)  580 Bq/kg   750 Bq/kg

18 国分寺市  落葉  不検出(18 Bq/kg)  750 Bq/kg   890 Bq/kg

27 小金井市  馬ふん、チップ材  不検出(7 Bq/kg)  不検出(6 Bq/kg)  不検出(9 Bq/kg)

28 小平市   落葉、剪定枝   不検出(8 Bq/kg)   38 Bq/kg    44 Bq/kg

29 小平市   落葉  不検出(9 Bq/kg)  68 Bq/kg   99 Bq/kg

30 小平市   落葉  不検出(8 Bq/kg)  47 Bq/kg   60 Bq/kg 

31 小平市   落葉、鶏ふん  不検出(5 Bq/kg)  不検出(7 Bq/kg)  不検出(9 Bq/kg)

32 小平市   落葉 不検出(7 Bq/kg)  不検出(10 Bq/kg)  不検出(11 Bq/kg)

33 小平市   落葉、剪定枝  不検出(7 Bq/kg)  34 Bq/kg   39 Bq/kg

95 府中市   落葉  不検出(7 Bq/kg)  48 Bq/kg    61 Bq/kg

96 府中市   落葉、剪定枝  不検出(9 Bq/kg)  28 Bq/kg   35 Bq/kg

97 府中市   落葉  不検出(9 Bq/kg)   92 Bq/kg   120 Bq/kg

98 府中市   落葉  不検出(7 Bq/kg)   32 Bq/kg   40 Bq/kg

99 府中市   剪定枝   不検出(15 Bq/kg)   200 Bq/kg   250 Bq/kg

100 府中市  落葉、米ぬか  不検出(6 Bq/kg)  32 Bq/kg   36 Bq/kg

101 府中市  落葉、鶏ふん、米ぬか    不検出(7 Bq/kg)  12 Bq/kg   17 Bq/kg

102 府中市  落葉  不検出(10 Bq/kg)  50 Bq/kg   68 Bq/kg

103 調布市   落葉  不検出(8 Bq/kg)  23 Bq/kg   34 Bq/kg

104 府中市   落葉  不検出(12 Bq/kg)  160 Bq/kg   180 Bq/kg

119 多摩市   落葉  不検出(17 Bq/kg)  400 Bq/kg   510 Bq/kg

120 日野市  落葉、チップ、馬ふん  不検出(21 Bq/kg)  950 Bq/kg  1200 Bq/kg

国分寺市のホームページにも出ていました。http://www.city.kokubunji.tokyo.jp/kankyou/2334/14721/015933.html

○都は暫定許容値を上回った堆肥を生産した農家に対して、使用の自粛と廃棄について要請しました。
○これらの堆肥は、一般に流通しているものではなく、農家自ら使用するために生産したものです。
○4検体のうち検体番号15、・16・18番は未使用となっています。
○検体番号17番を使用した農家は自家消費用の農産物を生産しており販売はしておりません。

国分寺市の空間線量は、だいたい、0,06~0,1マイクロシーベルト毎時くらいで、個人の計測を見ても、アスファルトや石のベンチなど以外では、0.07~0.08くらいで、まあ、しょうがないなぁというところでした。ところが、この落ち葉の数値は、他の地域と比べても尋常ではなく、空間線量がとても高い地域より桁違いに多いものでした。ワナワナしてます。

どういうことなのでしょうね?緑が多く、畑も多い国分寺市。理由が知りたいです。

きょうは、わが町の情報ばかりですが、みなさんも、ご自身の地域の公的発表を探して確かめてみてはいかがでしょう。

東京都経済産業局http://www.sangyo-rodo.metro.tokyo.jp/whats-new/taihi1124.pdf

save childさんも大きく取り上げています。

<基準値越えの13軒>

立川市(落葉、剪定枝)460ベクレル/kg
国分寺市(落葉)1,330ベクレル/kg
国分寺市(落葉)1,640ベクレル/kg
葛飾区(馬ふん、オガクズ)830ベクレル/kg
練馬区( 落葉、剪定)930ベクレル/kg
練馬区(剪定枝)420ベクレル/kg
板橋区(落葉)500ベクレル/kg
板橋区(落葉)480ベクレル/kg
府中市(剪定枝)450ベクレル/kg
狛江市(剪定枝)410ベクレル/kg
杉並区(落葉、植物残渣)470ベクレル/kg
多摩市(落葉)910ベクレル/kg
日野市(落葉、チップ、馬ふん)2,150ベクレル/kg

http://savechild.net/archives/12672.html


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