WIND BENEATH MY WINGS

震災後、私たちの暮らしの「あるべき姿」を考え中。持続可能で幸せな暮らしを一緒に考えていきませんか?

情報検索ボランティアにて情報格差について考える

2008-01-10 23:45:47 | 福祉
まだ本格的活動はしていないのですが、
情報検索ボランティアというのをはじめました。
いまはルールや情報を集め方などを、
MLで先輩たちから教わっているのですが、
あまりのレベルの高さに
クラクラしてしまいます。

ソースの豊富さ、速さ、判断力、
まさに情報界のつわものです。

そして、「情報」の世界における
インターネットの力を
その活動のシステム構築も含めて、
あらためて感じました。

そしてその一方で、
さまざまな理由から、その恩恵に
預かれない方々に思いをはせます。

情報を持つ人間は情報を得る情報も入手しますから、
ますます情報強者になり、
情報弱者は取り残されていく。

どんな人でも、必要な情報は得ることが出来、
好奇心や向学心を満たすことができる社会が、
持続可能な社会であると思うのです。

そんなことを考えながら、
情報というものとつきあっていきたいと思います。

今日も有難うございました。
おやすみなさい。

すいみんLOVE

アマゾンのレビュアーは凄いですね~。

2008-01-10 23:34:41 | どうにもカテゴリーわけできません。
一昔前は、
本屋に平積みすることができる
大手出版社の本や、
大きな広告をうてる本が、
ベストセラーになったものです。

そんな時代に出版ビジネスに携わり、
そこに乗りながらも、
良書が無視されている状況に、
ある種の苦々しさをいだいていました。

今でも、そういう傾向はまだあるし、
大手書店の品揃えや
陳列のセンスのなさに
眩暈をおぼえることがありますが、

アマゾンはじめとする通販の登場により
みなさんの読書スタイルは
大きく変わりましたよね。

中でもアマゾンのレビュアーの存在は
大きいです。

一昔前だったら、
大手が力を入れた新人などは、
内容が薄くてもそれなりに売れましたが、
いまは厳しい目で批評されます。

イメージだけ、
カバーだけ、
タイトルだけ
の本は相手にされなくなりましたね。

そして逆に
これまで日の目をみなかったような、
埋もれた名作がロングセラーとして
愛され、読み続けられていくようになりました。

これは嬉しいことです。

それにしてもネットの時代になっても
人は本を読みむんですよね。

私はもう少し図書館や資料室を利用して
買うのは本当に気に入った本にしようと
思っています。
(超多読の姉御がまさにこのスタイル)


「ライフ・イズ・ビューティフル」が捉えた6歳児の心とは?

2008-01-10 21:04:03 | 映画感想文
いまいちの精神状態の時に、
私は映画か本に救われます。
この作品は、ショーシャンクと同じくらい
ベスト1にあげる人が多いようですが、
私もやはり大好きです。

実はいま、長男(6才・自閉症)がはまっています。
本当に大好きで何度も見ています。

勉強は5分が限度なのに、
集中して座ってずっと観ているのです。

これには、みんな驚いています。

ご存知の通り、物語は1939年イタリア、トスカーナ地方。
主人公のユダヤ系イタリア人グイドは、
いつも陽気で人々を楽しませる達人です。

グイドと「お姫様」のドーラは恋に落ち、
息子ジョズエをもうけるて、
ユダヤ人と差別されながらも、
つつましくても幸せな生活を送ります。

しかし、間もなくナチスの強制収容所へ行くことになります。

そこで、グイドは、
幼い息子に悲惨な現実を悟られないよう、
ひたすら笑顔で陽気に振舞い、
「これはゲームだ」
「優勝者は戦車を貰うんだよ」
と嘘をつき続けるのです。

ユーモアと悲哀が混ざり合い、
人生のすばらしさを謳いあげた作品です。

イタリアの名優ロベルト・ベニーニが本当に見事です。

ラストは涙、涙、涙…。

ベニーニは、監督・脚本・主演という三役を見事にこなし、
アカデミー主演男優賞、外国語映画賞、
カンヌ国際映画祭グランプリを受賞しました。

た、音楽を担当した作曲家ニコラ・ピオバーニが、
本作でアカデミー音楽賞に輝いています。

息子は、この音楽が特に気に入っているようです。
また、ロベルト・ベニーニの演技に爆笑し、
ドイツ兵の偉そうな態度に怒り、
悲惨な場面で目をつぶります。

これを見て、
「ああ、詳細はわからなくても、この映画が訴えたい、
家族の愛、ユーモアの大切さ、人生の美しさを息子は感じている」
と嬉しくなりました。

ライフ・イズ・ビューティフル

角川エンタテインメント

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ラストシーンに家族でうるうる。

戦車に乗った少年が母をみつけて駆け寄り抱きつく。
「ママ僕たち勝ったんだよ」
「そうよ、勝ったのよ」

ここで息子は
「やったね!」
「すごいね!良かったね」
と手を叩きます。

(ナレーション)
これが僕の物語。これが父の命がけの愛、父からの贈り物。

*************

「自分の心次第で人生はいくらでも美しくなる」
ということを、心の底からわからせてくれる大切な映画。

それにしても、6歳児の心をも掴む、ロベルト・ベニーニは
おそるべしです。

「尻拭い」や「泥かぶり」が日本企業の強さの秘訣。

2008-01-10 20:32:51 | 成果主義
たまたま、高橋先生の主張を旦那に説明していて
この話が出てきたので。

旦那は、随分前から、社長兼社員なので、
自分の尻はぜんぶ自分でぬぐってきたわけですが、
宮仕え時代はやはり高橋先生の言うような、係長クラスの
尻拭い機能ははたらいていたそうです。

私の尊敬する先輩や元ボスたちは、
あえて泥をかぶったり、
尻拭いをするのを厭わない人たちでした。
それでも(というかそういう人の方が)
ちゃんと、偉くなっていきました。
そしてそんな姿をみて、
後輩や部下たちはついていきました。

いつから日本の企業では、
ミスのなすりつけあいとか、
手柄のとりあいが
起こる様になったのでしょうか?

いつから、
お役所よりレベルの低い
たらいまわしや、
責任の所在の不明瞭さ、
が起こるようになってしまったのでしょう?

誰も嫌なことをやらないチームでは
組織には
安定性ももたらされません。

地味なこと、大変なこと、
めんどくさいことを
率先してやることが美徳だった
日本人の職業倫理は
いったいどこにいったのでしょうか?

内容(「MARC」データベースより)
仕事を「やり過ごし」、部下の不始末を「尻ぬぐい」し、
更に「泥をかぶって」働く…。
職場によくある一見どうしようもない現象に、
調子のよい日本企業の強さの秘密が隠されていた。
日本企業、会社人間の論理を説く。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
高橋 伸夫
東京大学大学院経済学研究科教授。1957年生まれ。
小樽商科大学卒。
筑波大学大学院社会工学研究科単位取得。
学術博士。
東北大学経済学部助教授、東京大学教養学部助教授、
東京大学経済学部助教授を経て現職
(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

できる社員は「やり過ごす」 (日経ビジネス人文庫)
高橋 伸夫
日本経済新聞社

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鴨下一郎環境大臣のコメントを読んで。

2008-01-10 20:14:01 | 環境全般
福田内閣メールマガジンでのコメントを読んで。

**************************

● ~「環境」の年の幕開け~

 2008年「環境」の年の幕開けです。
今年は、京都議定書の第1約束期間が始まり、
そして夏には、洞爺湖でG8サミットが開催される、
環境にとって極めて重要な1年です。

昨年12月私はバリで行われた
気候変動枠組条約締約国会議(COP13)に
出席しました。
2012年の第1約束期間が終わった後の温室効果
ガス削減のための次の枠組み、
いわゆるポスト京都の枠組みをどうするか、
が最大の論点でした。
会議の最後まで合意が得られるかどうか
見通しが立たない厳しい交渉でしたが、
最終的には2009年までに、全ての主要排出国が参加して、
2013年以降の枠組みについて国際的合意を得るという
バリ・ロードマップ」がとりまとめられました。

しかし、前途は平坦ではありません。
EU、米国、中国、そして途上国、とりわけ島嶼国、最貧国といった国々の
立場の隔たりは依然小さくなく、日本としても、
これから一層の努力が必要です。
私は、総理の指示を受け、環境の年となる2008年の年頭に、
南太平洋の島嶼国であるツバルを訪問し、
気候変動の影響を受けやすい島の環境の現状を目の当たりにして、
排出削減と途上国支援に取り組む決意を新たにいたしました。

日本は、これからの半年、
G8サミットを焦点として、
国際社会の議論をリードしていかねばなりません。
そのためには、まず、日本が京都議定書で約束した、
CO2の6%削減(1990年比)を
きっちりと達成する必要があります。

我々、政府としても、あらゆる分野で対策を強化し、
マイナス6%達成に努めます。

同時に、CO2は私たちの日々の生活から排出されるものですから、
国民の皆様にも、ぜひとも、マイナス6%実現に向けて
ご協力いただきたいと思います。
(是非、「チームマイナス6%」のHPをご覧になって、皆様も身近
なところから実行に移してみて下さい。)

私は、環境大臣として、今年が「環境」の一年となるように、頑張ってい
きます。国民の皆様も、一緒に「環境」の一年をつくっていきましょう。

**********

鴨下大臣のキャラを考えると仕方がないのですが、
ちょっぴり迫力不足かなあと思いました。

うまくいえないのですが、
「じぶんの言葉」
というかんじがしないのです。

トメさんの「約束の年」の方が実感がわきます。

それでも、
「国際社会の議論をリードしていかねばなりません。
そのためには、まず、日本が京都議定書で約束した、
CO2の6%削減(1990年比)を
きっちりと達成する必要があります」。

というのは事実ですし、

いまは、あーだこーだいう前に、
みんなが、一体になって、
CO2を削減していかなければいけません。

世界の国々との約束を守り、
そして世界中で地球を守っていかなければならない、
そして、未来に残す地球を守らなければならない、
そんなことを感じました。

何度も言っていますが、
何かとバイアスがかかる内閣からのメッセージですが、
メディアを通してではなく、
直接メッセージを受け取り、
そこから何か感じたり、
何かを考えたりすることは
大切なのではないかと思います。

ブリヂストン事例で学ぶ温暖化関連用語。

2008-01-10 19:01:09 | このブログについて・お知らせ
キーワード満載なので、
これでおべんきょしましょお。

株式会社ブリヂストンが2008年度より、
京都メカニズム」を活用し、
先進国から途上国への支援を通じて行う
クリーン開発メカニズム(CDM)に
グループで積極的に取り組むという発表をしました。

CDMとは、ふたたび~。
京都議定書により、
温室効果ガスの排出削減が義務付けられている先進国が、
発展途上国で温室効果ガス削減プロジェクトを実施し、
国連気候変動枠組条約事務局への登録承認を経て、
生じた削減分を先進国が排出権として自国の目標達成に利用できる制度です。

ブリヂストンは、温暖化ガス削減目標として、
2012年までに1990年度対比6%削減を掲げて取り組んでおり
(くま注・これは日本の削減目標と同じということ)
このCDMを活用することにより目標達成に努めるとのことです。

具体的な施策として、
いっこ、目新しい言葉が出てきます。

国内タイヤ工場でCO2排出量削減に実績のある
コ・ジェネレーションシステムを海外のタイヤ工場へ展開し、
これをCDMプロジェクトとして、
温室効果ガス削減と
現地の持続可能な発展に貢献することを目指すそうです。

こ、じぇねれーしょんしすてむ????

燃料を用いて発電するとともに、
その際に発生する排熱をスチームなどの用途に
有効利用する省エネルギーシステムのこと。

あーだから、
こじぇねれーしょんね~。
ゴミ焼却場の熱で
熱帯植物園やるのに近いものかしらん?

熱併給発電とも呼ばれるそうです。
ブリヂストンでは国内にある9つのタイヤ工場すべてで
コ・ジェネレーションシステムの導入を完了しているそうです。

また、ブリヂストンは、
事業の中核である「タイヤ」のCO2排出量削減に関し、
タイヤライフサイクルアセスメント(LCA)
に基づき取り組んでいるそうです。

LCAはもうおなじみですよね。
原材料から廃棄までライフサイクル各段階における
CO2排出量を算出、分析する手法。
タイヤが産まれる前からお墓に入るまでの
「タイヤの一生」におけるCO2排出量ですね~。

タイヤのライフサイクルの中で「製品の使用段階」が87%と
大半を占めていることから、
車の省燃費化によるCO2排出量削減につながる、
転がり抵抗をより低減したタイヤの開発が大切なんだそうです。

この「製品の使用段階」だけでなく
「生産現場」でも様々な排出削減のための活動を進めてきて、
今回更なる排出削減を行うため、
クリーン開発メカニズム(CDM)に取り組んでゆくものだそうです。

ヒラリーの涙への厳しい目に考える、ワーキングウーマンと涙

2008-01-10 18:37:32 | ワーキングウーマンの●●!
ヒラリーが泣いたことに関して、
厳しい声がきかれます。

「苦しい時に泣くような人物に
核のボタンを委ねられない」
ということだそうです。

うーん、正直なところ、
私もテレビ討論のヒラリーの
感情的なかんじと
「涙の訴え」
(こちらは映像を視聴していないので
泣いたということしか知りません)

「まずいよな~」
と思いました。

もうすでに
「泣いた」
っていう話はひとり歩きして
言われているものね。
これは最終的には損なんじゃないかと
思いました。

感情的になったり、
涙をみせたりすることに対して、
人はよく見ている、
そこで
「自制心があるかどうか」
を判断されるということを
肝に銘じました。

きのうのあくせすらんきんぐ~。(1月9日)

2008-01-10 07:27:37 | 嬉しい!楽しい!面白い!ワクワク!
1位 スーパーチューズデイは2月5日らしいです。
2位 きのうはさぼってしまいましたが、あくせすらんきんぐ~(1月8日分)
3位 会社で発作が起こった~!働くパニック障害患者の処世術
4位 環境省試算日本の温暖化地獄度
5位 BRICsについての会話
6位 きのうのあくせすらんきんぐ~!(1月7日仕事はじめ)
7位 再びマイボトルとかマイマグについて 13
8位 ヒラリー早分かりなら「リビングヒストリー
9位 Tokyo Tower meeting 毛見純子さん独立を祝福して。
10位『多くの人は、見たいと欲する現実しか見ていない』
11位「会社の品格」名前で損したけど良書です。
12位「自分だけの幸せを求めないこと」を自らに言い聞かせる。
13位 五十嵐先生のプロフェッショナリズム。
→あんなに無愛想なのに人から愛され、信頼感を与えるのは凄いと思います。
あと、ごく普通のデキる風ビジネスマンの方々が談笑していたりして、
なんか雰囲気いいんですよね。