住友林業は、宇宙航空研究開発機構(Japan Aerospace Exploration Agency 通称JAXA)が募集した「平成20年度 第1回宇宙オープンラボ」に広島工業大学と共同で「開発途上国における植林事業のための衛星情報活用モデルの構築」を提案し、昨年3月その提案が採用されました。
地球温暖化という世界規模での環境問題への対応、また地域社会、木材資源を必要とする産業などへの貢献を目的に、衛星を用いた植林技術の確立をめざすものです。
このたび、年度計画に基づく1年間の成果報告の実施により、本提案が、JAXAの「宇宙ビジネス提案型」案件として昨年に続き“継続案件”として選定され、植林事業モデルの構築に向けてさらに共同研究を推進していくこととなりました。
JAXAは衛星画像の提供と技術支援、広島工業大学は衛星を利用したリモートセンシング技術の開発を担い、住友林業は野外調査を担当していくそうです。また、京都大学が今年度から共同研究に参加し、ウォーターコントロール技術の開発に着手するそうです。
なんだか壮大ですね!
●本植林事業モデル構築による期待される効果
地球温暖化防止対策として、森林破壊の深刻な開発途上国における植林活動の推進が求められており、そのためには植林事業に必要な基本情報が整備されていないことが課題とされています。
衛星情報を活用することにより、事前調査のための費用・コストの削減へつながると考えられ、結果植林事業の推進につながると期待されます。
また、植林事業拡大による開発途上国における雇用の創出、天然林を破壊せず、植林木資源活用による安定的な木材資源確保への貢献、CDM(クリーン開発メカニズム)植林の実施、モニタリング等への役割を果たすことが可能ということです。
●宇宙オープンラボ
企業や大学等さまざまなバックグラウンドの方々がチーム「ユニット」を作り、JAXAとの連携協力により、それぞれ得意とする技術・アイディア・ノウハウなどを結集して、魅力的な宇宙プロジェクトや新しい宇宙発ビジネスの創出を目指した事業公募制度。
あらかじめ提示された技術課題に対するソリューションを、広く民間企業・大学に求める「技術提案型」と、宇宙インフラや地球観測衛星データ等を利用したビジネスの創出を目指す「宇宙ビジネス提案型」の2つの類型がある。
●リモートセンシング技術
リモートセンシングとは、離れたところにある対象物に直接触れずに、その対象物を直接固定・あるいは計測し、またはその性質を分析する技術。
地球温暖化という世界規模での環境問題への対応、また地域社会、木材資源を必要とする産業などへの貢献を目的に、衛星を用いた植林技術の確立をめざすものです。
このたび、年度計画に基づく1年間の成果報告の実施により、本提案が、JAXAの「宇宙ビジネス提案型」案件として昨年に続き“継続案件”として選定され、植林事業モデルの構築に向けてさらに共同研究を推進していくこととなりました。
JAXAは衛星画像の提供と技術支援、広島工業大学は衛星を利用したリモートセンシング技術の開発を担い、住友林業は野外調査を担当していくそうです。また、京都大学が今年度から共同研究に参加し、ウォーターコントロール技術の開発に着手するそうです。
なんだか壮大ですね!
●本植林事業モデル構築による期待される効果
地球温暖化防止対策として、森林破壊の深刻な開発途上国における植林活動の推進が求められており、そのためには植林事業に必要な基本情報が整備されていないことが課題とされています。
衛星情報を活用することにより、事前調査のための費用・コストの削減へつながると考えられ、結果植林事業の推進につながると期待されます。
また、植林事業拡大による開発途上国における雇用の創出、天然林を破壊せず、植林木資源活用による安定的な木材資源確保への貢献、CDM(クリーン開発メカニズム)植林の実施、モニタリング等への役割を果たすことが可能ということです。
●宇宙オープンラボ
企業や大学等さまざまなバックグラウンドの方々がチーム「ユニット」を作り、JAXAとの連携協力により、それぞれ得意とする技術・アイディア・ノウハウなどを結集して、魅力的な宇宙プロジェクトや新しい宇宙発ビジネスの創出を目指した事業公募制度。
あらかじめ提示された技術課題に対するソリューションを、広く民間企業・大学に求める「技術提案型」と、宇宙インフラや地球観測衛星データ等を利用したビジネスの創出を目指す「宇宙ビジネス提案型」の2つの類型がある。
●リモートセンシング技術
リモートセンシングとは、離れたところにある対象物に直接触れずに、その対象物を直接固定・あるいは計測し、またはその性質を分析する技術。