WIND BENEATH MY WINGS

震災後、私たちの暮らしの「あるべき姿」を考え中。持続可能で幸せな暮らしを一緒に考えていきませんか?

住友林業と宇宙オープンラボ

2009-04-30 22:05:31 | 嬉しい!楽しい!面白い!ワクワク!
住友林業は、宇宙航空研究開発機構(Japan Aerospace Exploration Agency 通称JAXA)が募集した「平成20年度 第1回宇宙オープンラボ」に広島工業大学と共同で「開発途上国における植林事業のための衛星情報活用モデルの構築」を提案し、昨年3月その提案が採用されました。

地球温暖化という世界規模での環境問題への対応、また地域社会、木材資源を必要とする産業などへの貢献を目的に、衛星を用いた植林技術の確立をめざすものです。

このたび、年度計画に基づく1年間の成果報告の実施により、本提案が、JAXAの「宇宙ビジネス提案型」案件として昨年に続き“継続案件”として選定され、植林事業モデルの構築に向けてさらに共同研究を推進していくこととなりました。

JAXAは衛星画像の提供と技術支援、広島工業大学は衛星を利用したリモートセンシング技術の開発を担い、住友林業は野外調査を担当していくそうです。また、京都大学が今年度から共同研究に参加し、ウォーターコントロール技術の開発に着手するそうです。

なんだか壮大ですね!

●本植林事業モデル構築による期待される効果

地球温暖化防止対策として、森林破壊の深刻な開発途上国における植林活動の推進が求められており、そのためには植林事業に必要な基本情報が整備されていないことが課題とされています。
衛星情報を活用することにより、事前調査のための費用・コストの削減へつながると考えられ、結果植林事業の推進につながると期待されます。

また、植林事業拡大による開発途上国における雇用の創出、天然林を破壊せず、植林木資源活用による安定的な木材資源確保への貢献、CDM(クリーン開発メカニズム)植林の実施、モニタリング等への役割を果たすことが可能ということです。

●宇宙オープンラボ
企業や大学等さまざまなバックグラウンドの方々がチーム「ユニット」を作り、JAXAとの連携協力により、それぞれ得意とする技術・アイディア・ノウハウなどを結集して、魅力的な宇宙プロジェクトや新しい宇宙発ビジネスの創出を目指した事業公募制度。
あらかじめ提示された技術課題に対するソリューションを、広く民間企業・大学に求める「技術提案型」と、宇宙インフラや地球観測衛星データ等を利用したビジネスの創出を目指す「宇宙ビジネス提案型」の2つの類型がある。

●リモートセンシング技術
リモートセンシングとは、離れたところにある対象物に直接触れずに、その対象物を直接固定・あるいは計測し、またはその性質を分析する技術。


会社だけでは、仕事だけでは、みつからなかったもの。

2009-04-29 00:35:15 | 私らしく生きる。気づきと学び
私がボランティアスタッフとして、NPOに参加し、世界へ発信する情報収集と原稿を作成する活動を始めてから一年以上になります。

環境に関する情報を集めたり、原稿を書いたり、それに付随するさまざまな活動をすることは、今では自分の生活の一部になっています。
500文字程度に伝えるべきことを凝縮する作業というのは、それなりに集中力が必要なので、結構疲れるのですが、その疲れ方が心地よいです。
仕事が忙しかったりして、活動から遠ざかっていると脳が「原稿書かせろ~」と悲鳴をあげているようなかんじ?
原稿を仕上げると心地よい疲労感と達成感で本当に気持ちが良いのです。

周りは文章が上手な人ばかりですから、自分の下手さ加減や、環境の知識の足りなさに凹むことも多いですが、それでも続けていくことで、少しずつ、上達するし、知識も身につきます。自分が原稿にしたものは記憶の残り、何かのときに、引き出しの中からその記憶が出てくるのもとても嬉しいです。

そして、何より、この活動をやっていて良かったと思うのは、良いリーダー、良い仲間に恵まれていることでしょう。

前にも書いた通り、普通に暮らしていたら、やっとひとり出会えるくらいの人柄・性格の良い人、忍耐強く物事を成し遂げる力のある人、有能なのに謙虚で学ぶ姿勢のある人が、いっぱい!

この人たちのお陰で、みえなかったことがみえるようになり、自分の価値観まで変わりました。ポジティブなオーラを貰うことで、とても元気になり、幸福感に満たされるようになりました。会社だけでは、仕事だけでは決してみつからなかった幸せをくれた仲間に感謝です。

Japan for Sustainability について

http://www.japanfs.org/ja/
●ミッション
持続可能性に向けた日本の先進的な取り組みを世界に発信することと、持続可能な日本としてあるべき社会と現在の隔たりを示す「持続可能性指標」を作成することで、世界と日本を持続可能な社会へ向けて推し進めていくこと

●ボランティアとしての参加はこちらです。
http://www.japanfs.org/ja/join/volunteer/


偉人たちと散策

2009-04-26 22:29:29 | 嬉しい!楽しい!面白い!ワクワク!
上原 巌氏の「森林療法序説―森の癒しことはじめ」を読んでいたら、
こんなことが書いてありました。

****

森や山歩きをしながらふと思うことはこの行為は、人間が生まれた太古から変わらず行われてきたものであろうことである。

例えば、今日我々の学問体系の礎を形成した古代ギリシャの哲学者アリストテレスは、山川囲まれた風光明媚な木立の多い場所に自らの学校である「リュケイオン」を開いた。

*****

アリストテレスだけでなく、ベートーベン、松尾芭蕉、西田幾太郎、「フェルマーの定理」を解いたワイルズ、ノーベル賞学者のワトソン博士など、お散歩や散策好きの偉人はたくさんおられるようです。

アインシュタインも、プリンストン大学構内を散歩するのが日課だったそうです。

このようなお話から、ふと、「グーグル・キャンパス」を思い出しました。Googleの本社が、緑いっぱいで、散歩道恵まれていることは有名。(広大すぎて、ちょっと人工的なので若干趣は違うけど、自然の中で歩いて気分転換はできると思う)

日本でも、そういう試みをしている会社で、業績をあげているところって、多いんじゃないか?
少なくとも、結果を出している人たちは、なんらかの形で自然に触れあい、身体を動かすことで、良いインスピレーション、安定した精神状態、活力を保ち、頭の回転を良くしているんじゃないかしら?

ちなみに、写真は、自然の中で「ひらめいた」ポーズで私と次男を大笑いさせてくれた、我が家の偉大なる長男。彼の笑いをとるセンスは、散策で育まれたのかもしれない。替え歌や勝手な言葉を作る能力も、凄い。ホントに笑えるんだよ~。

森林療法序説―森の癒しことはじめ (林業改良普及双書 (No.142))
上原 巌
全国林業改良普及協会

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脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める (生活人新書)
築山 節
日本放送出版協会

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兄弟

2009-04-26 20:13:15 | 嬉しい!楽しい!面白い!ワクワク!
今日、実家の母のところへ寄った際
「このふたりは本当に仲がいいね」
と母がしみじみと言いました。
母は、知的障害を持つ私の弟(私より5つ下)を育てたときに
周囲の知的障害者を持つご家庭をみてきた経験から、
知的障害者と「年下の兄弟姉妹」との関係の難しさをよく知っています。
知的障害者の子供を育てた経験者である母は、
ですから、長男との接し方がとても上手いです。
長男もそれがわかってか、よくなついています。
「ちゃんと勉強してる~?」
などと長男を、ユーモアたっぷりに、からかいながらも、
彼の行く末を、同じ障害児を育てた先輩として、
案じてくれているのが、よくわかります。

さて、私と弟のように、兄弟姉妹が「年上」である場合より、
兄弟姉妹が「年下」である場合の方が、
双方への気遣いが難しいというお話は、
福祉に携わる私自身も専門の方からも聞いたことがあります。
そういう意味では、我が家の長男と次男の関係というのは、
難しい部類といえます。

でも、うまくはいえませんが、ある時期、離れることはあっても、
家族としての愛情、お互いを気遣う気持ちは、
なくならない。そんな風に私は思っています。

生涯ずっと仲良しなんて、男同士で、不気味ですし、
そんなこと期待していません。
長男は長男なりに、次男は次男なりに、
彼らなりの考えに基づく、家族として、そして人間としての
愛情を持ち続けてほしいと思います。
それが決してベタベタしたものである必要はないと思います。

滝とせせらぎ

2009-04-26 20:06:10 | 嬉しい!楽しい!面白い!ワクワク!
八芳園の中には小さな滝とせせらぎがあります。
小さいながらも、とても美しい滝です。
水の流れや、滝というのは、やはり自然界のゆらぎのなせるわざか、本当に気持ちがよく、心を和ませ、活力を与えてくれます。
森林浴同様、川や湖、滝などをみるのも、心や身体に良いなあと思いました。


遠くからの叫び声

2009-04-26 19:56:35 | 嬉しい!楽しい!面白い!ワクワク!
別の場所で、次男に「ちょっとお水さわってみようか~」と、こんなことしていたら、はるか遠くから
「あぶなーーーーーーーーい」
とう叫び声が。
だんだん、それが近くなり、気が付くと、
息も絶え絶えの長男が。
「あぶない・・・。はあはあ。」

ありがとお・・・。じーん。

池と兄弟1

2009-04-26 19:13:29 | 嬉しい!楽しい!面白い!ワクワク!
この写真を撮るまでには、ドラマ(大げさ?)があり、長男は自分が何度も池に落ちた経験から、次男が池の1メートル以内に近づくだけで、
「あぶない」「きゃーー!」と叫び、
次男は、
「俺は大丈夫だ」とばかりに豪胆に突き進む。

そんなせめぎあいが、笑えました。

日経エコロミー「知の構造化」で温暖化懐疑論に終止符を 小宮山宏氏

2009-04-25 09:02:37 | 嬉しい!楽しい!面白い!ワクワク!
日経エコロミー「知の構造化」で温暖化懐疑論に終止符を 小宮山宏・三菱総研理事長(前東大総長)

を読みました。

小宮山宏(こみやま・ひろし)氏は、東大総長の時代、講演を聴きました。難しいことをわかりやすく説明してくださり、そのお話には釘付けになりました。
東京大学の総長として4年間大学改革の陣頭指揮を執ったのち、2009年4月に三菱総研理事長に就任されました。

今回は、「地球温暖化のような複雑な問題に立ち向かうには『知の構造化』が欠かせないという主張を書いておられます。

小宮山氏は「知識が爆発的に増えた結果、逆にその知をうまく使いこなせなくなっている」ことを指摘しています。
確かに、インターネットの普及により、私たちは膨大な情報を得られるようになりました。しかし「グーグルが便利といっても、パズルを組み立ててはくれない」ということを仰っています。(本当にその通りですね)

「ジグソーパズルのピース(知識の断片)を集めて全体像を描く作業を誰かがしなきゃいけない。それを「知の構造化」と呼んでいます」(小宮山氏)

さて、本題です。
●「温暖化はウソだ」といった懐疑論について
(小宮山氏のコラムより引用)

確かに、「5%の懐疑論」があることは事実です。IPCCも温暖化の人為的影響について「Very Likely」という表現を使っているわけで、温暖化を100%確証されたとしているわけじゃない。でも、人間活動による温暖化を認めているのが95%と大勢を占めているということは、早く認めないといけないと思います。

懐疑論者は「温度の補正が不十分」とか「温暖化の原因は水蒸気」とか「太陽の活動が活発になれば温暖化する」などと指摘しています。しかしそういったことを科学者たちが考えていないはずがないじゃないですか。全部わかった上での話をしているわけです。

すべてについて反論は用意されているので、彼らがIPCCの報告書をちゃんと読んでないのは明確ですよ。少なくとも識者の間では、温暖化の認識は一致していると思っています。

(ここまで引用)

これは繰り返し、述べてきたことですが、温暖化懐疑論者の言うことは、いっけん、カッコよく、それに賛同することが「知的なこと」であるかのような、錯覚を起こさせます。また「ぜんぶわかっています」みたいに「断定」しているのも特徴?
一方で、IPCCの報告書などは、科学者さんたちがつくっているのですから、断定を避けます。あたりまえですが、100%正しいことなど、世の中にはありえないからです。でも「断定しない」=「自信がない」ということではない。正確さを期すためにあえて「断定しない」のです。

温暖化懐疑論者の主張は、私ごときが聴いていても「滅茶苦茶」なものが多いです。元の主張そのものが滅茶苦茶ですから、それをちょっと読んで、鵜呑みにした人の言うことは、もっと滅茶苦茶。反論する気もなくなるような、非論理的で狭量な意見がほとんどです。「偏りなく」情報を読み、自分の頭で考えれば、答えは明白。でも、みんな読んでいない。決め付けて考えようとしない。そして、断片的な情報をもとに、平気で「断定」する。

複雑な問題に対して「わかりやすい答え」が用意されたら、そこに飛びつくのが、人間の習性です。でも、わかりやすかったり、自分に都合の良い答えに飛びついたり、決め付けたりする前に「ちょっと冷静になって、自分の頭で考えてみたら?」と思っています。

また、これは、枝廣さんの「システム思考」や、小宮山先生の「知の構造化」とも関係するのですが、私たちのような、一般の人間でも、こうした知恵を学ぶ意義は大きいです。

地球環境問題から、政策決定、はては、職場の人間関係、夫婦仲まで、「複雑な問題」は「決め付けてはいけない」ということです。

決め付けずに、背景を考え、構造を考える、仕組みを考えることが、めんどくさいようで、実はあとから、らくちんになることだと、これは今の自分の仕事上の立場などもふまえて思っています。

●小宮山先生の本。賢い人って、一般人にもわかるように、本を書いてくれるから有難いです。

知識の構造化
小宮山 宏
オープンナレッジ

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●第一人者がすべてを注ぎこんだ、温暖化本の決定版。
こちらも、専門的なことを、噛み砕いて、丁寧に説明してくれている、とてもわかりやすい本です。
わかりやすいと同時に「温暖化懐疑論」に事実上、終止符をうったと言える、エポックメイキングな本。

「地球温暖化の予測は『正しい』か?―不確かな未来に科学が挑む(江守 正多氏)

地球温暖化の予測は「正しい」か?―不確かな未来に科学が挑む(DOJIN選書20)
江守 正多
化学同人

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『J-WAVE FLEA MARKET in Roppongi Hills』

2009-04-24 21:45:34 | このブログについて・お知らせ
ラジオ局J-WAVEが毎年行っているフリーマーケット『J-WAVE FLEA MARKET in Roppongi Hills』がゴールデンウィークの5月2日(土)・3日(日)に六本木ヒルズアリーナで開催♪
J-WAVE FLEA MARKET in Roppongi Hillsは「身の回りにある不要なものを簡単に捨てるのではなく、必要な人に譲ってもう一度使う」という地球にやさしいリユースの気持ちを広げるエコイベントです。

私は、フリーマーケットにいち早く注目して、このイベントを始めたJ-WAVEさんに、始まった当時、いい知れぬ感動をおぼえました。

J-WAVEナビゲーターさんも(錚々たる顔ぶれ)が参加し、毎年大好評で、今年はリサイクル&リユースのNPOや団体も出店するとのこと。

そして、是非着なくなったTシャツを持って着てください!自由に絵を描いてリユースするワークショップを開催します!!(注※要事前予約)
大好きな久米繊維さんがやっているTシャツアート展で活躍されているJMAA(ジャイラ・メディア・アートアクト)のイラストレーターさんが丁寧に指導してくださいます。みなさんの大好きなTシャツが新たに生まれ変わります!!

※参加定員が限られております。定員に達した場合は参加できない可能性もありますので、ご了承ください。

※Tシャツは綿50%以上のものをご持参ください。綿50%以下の場合、絵の具の定着が弱く、にじんだり色落ちすることがあります。

体験者にはもれなくJ-WAVEの缶バッチがプレゼントされるそうです。

『J-WAVE FLEA MARKET in Roppongi Hills開催!』
http://www.j-wave.co.jp/special/fleamarket/

JMAA HP
http://t-art.jmaa.info/html/index.php


通算10000アンパンマン!

2009-04-22 23:31:29 | 嬉しい!楽しい!面白い!ワクワク!
うちの次男が、生まれてから、2歳になる直前の今、すでに、「アンパンマン」という言葉を10000回以上発していることが、2009年4月22日夜、うちの旦那により、計算され、発表されました。旦那によると、2歳の誕生日には12000回を突破する勢いだということ。計算根拠は聞きましたが、難しくて説明できません。

はじめてまともに話した言葉が「アンパンマン」。そういえば、顔もアンパンマンに似ています。

写真は次男の顔に似ている「アンパンマンあんぱん」。汐留のアンパンマンマンテラスの人気商品。私がこのパンを買って帰ったとき、家族がどんなに騒いだかは想像できるかと存じます。お父さんお母さん、お兄さんお姉さん、これをお土産に持参すれば、話題独占間違いなしです。

販売日時:月~土曜日 午前11時~(売切れ次第終了)
      ※日曜日、1月1~4日はお休みです
価格:230円(税込)

こんなのもあります!!!

●単品販売
ばいきんまん…チョコパン 
メロンパンナ…メロンパン
カレーパンマン…カレーパン
ドキンちゃん…いちごジャムパン
食パンマン…フレンチトースト風食パン

販売日時:月~木曜日 午後2時~(売切れ次第終了)
      ※金・土・日曜日・祝日はお休みです。
価格:各230円(税込)

●購入にあたり、注意するべきこと
・パンの焼きあがり時刻により、販売時間に多少の変更がある場合もある。
・数に限りがあるので販売は「先着順」。売り切れる場合もある。
・食品のため、出来るだけ早めに食べなければなりません。

詳しくはこちら。セット販売もある模様。
http://www.anpanman-terrace.jp/goods/goods-pan.html

5月1日の誕生日には、スペシャルセット(凄いよ!)を買って帰ろうかな!