WIND BENEATH MY WINGS

震災後、私たちの暮らしの「あるべき姿」を考え中。持続可能で幸せな暮らしを一緒に考えていきませんか?

「守・破・離」

2012-10-14 13:42:56 | 嬉しい!楽しい!面白い!ワクワク!
先週から今週にかけて心に残ったふたつの言葉を御紹介。

ひとつめは、話題のiPS細胞の山中教授の言葉で、
「研究や人生もマラソンと同じ。勝てなくても最後まで走り抜かなければ」「自分の実力以上のペースで走ってしまうと、完走できない」。(と言いながら、山中教授自身は周囲や奥さまをハラハラさせる努力家だったようですが・笑)
結果を出した人の言葉だけに「ペース配分」=「続けること」の大切さがよくわかります。日々の過ごし方で、疲れを抜きながら、自分をベストな状態に保ち、自分に余裕を持つこと、それにより、周囲にも安心感や明るい雰囲気を与えることができるようになりたいと思いました。

ふたつめは、空手部長の昔の記事(「月刊・空手道」2010年4月号に「革命者の宿命~というタイトルで、「空手界の流れを変えた男」として巻頭18ページ特集が組まれていました。凄いっ)にあった、「守・破・離」です。
この言葉は、空手部長の座右の銘ということでした。(御存じの通りご本人は自慢とは無縁。記事は部下が勝手に回し読みして騒いでいます・よって、この「提灯記事」は、私だけの考えではありません・笑)少し調べてみたところ・・・。
「守」とは、師や各流派の教えを忠実に守り、それからはずれることのないように精進して身につけよ、という意味。
「破」とは、今まで学んで身につけた教えから一歩進めること心がけ、師から教えられたものにこだわらず、さらに心と技を発展させよ、という意味。
「離」とは、破からさらに修行して、守にとらわれず破も意識せず、新しい世界を拓き、独自のものを生みだせ、という意味のようです。

「守破離」は単に武道の世界だけの教えではない。学問も経営も技術も、すべてにあてはまるようです。

私は今の自分はセクションでは、まだ「守」の段階なので、焦らずに、この十数年で出版界がどう変わったのかを見極め、実務でお手本になる人たちをよくみて、話を聴いて、時には自分で調べて、やってみて、基本をしっかりと身につけようと思いました。一方で、守の時期が終わったら、自分で考えて前に進まなければならない&進歩するためには不断の努力が必要と思いました。

周囲の人も同じ意見なのですが、凄く近くで空手部長をみていると「人間の強さ」について勉強させられます。ニコニコ笑顔で部下を気遣い、守りながら、穏やかなたたずまいは、何が起きても、決して崩れません。
非営利を8年やって、久しぶりに商売をする場所に戻り、ギスギスした雰囲気を覚悟していたのですが、驚くほどの明るい雰囲気(多少何かあっても前向きな議論)に驚きました。そして、2日目くらいに、空手部長はじめ、みんなが「静かに闘っている」ことに気付きました。ひとりひとりが努力して闘い、みんなで力を合わせて勝とうという心がある限り、これはいけるぞと、勝手に確信。私は、完走できる心と身体を整えながら、先人の教えや基本を身につけたいと思います。

みなさまからも色々と勉強させていただき、また、暖かく見守っていただき、心より感謝しています。

自分に言い訳しながら生きるのは嫌だ

2012-02-25 18:43:17 | 嬉しい!楽しい!面白い!ワクワク!
『ハゲタカ』の大好きな台詞。

『私は人生とっくに折り返しました。
それでも、残りの人生を言い訳しながら
生きて行くのは長すぎます』
という、言葉があります。

私自身、人生は折り返し地点。

言い訳しながら生きるのやだし、
公務員の爺ちゃんの教え
&単に面倒だから、
「嘘や隠しごと」
はしないように心がけています。

隠しごとは100%ばれます。

そして『自分に言い訳』どころか
『他人に詰問』されるはめになります。

『本当にことは、どんなに遠くに
捨てにいっても戻ってくる』




秋だ

2011-11-20 18:45:28 | 嬉しい!楽しい!面白い!ワクワク!
雨続きで、もやもや、うずうずしまくっていた我が家のうきゃうきゃボーイズを連れて、東京港野鳥公園にくりだしました。

いつものなんちゃっって里山。稲刈りも終わり、静かです。

春夏秋冬、いつでも、ここでおやつを食べると最高です。



ふたりとも、行く前から、やる気まんまん。
と言っても、悪巧みばかりです。
「鴨を生け捕りにするぞ」「エビをつかまえるぞ」(ザリガニのこと)と張り切る。



エビ(ザリガニ)はいませんでしたが、メダカはたくさんいたので、乗り出して観察。
鴨もいましたが、ここの鴨は素早くて、奴らに捕まるタマではありません。
そもそも、野鳥公園で野鳥を捕ったら、こっちが捕まります。



それにしても秋です。



秋です。



秋は美しいです。




ボランティアのおじさんが、小さな耕耘機で畑を耕していました。3人で「かっこいい~」と大声援。定年後、学歴役職さらりと捨てて、NPOとかでボランティアやっちゃうおじさんが大好きなワタシ。
捨てる学歴も役職もありませんが、こういうおじさんになりたい!と熱いまなざし。



ひろぴんが「雑木林」に興味を示してくれたようなので、仕事の里山保全活動(震災で中止となり、幻に終わる)で、緑サポート八王子さんから聴いた知識をそのまま、受け売りで、ひけらかしました。

しかし、うっかり「産業革命によって、生活が変わり」なんて言って、どつぼにはまった私。(^^ゞ 突っ込まれて、もごもごしちゃいました。あとで、また説明しないとな。
ヒロピンは、ひととおり、私を質問攻めにしたあと、なぜか、葉っぱあつめに没頭。





何をやっていたのかというと・・・・。



「これが保育園生の葉っぱ」「ひろぴんです」



「これが小学生」こうちゃん。(ちょっとでかいが)


中学、高校、大学ときて、パパとママだそうです。私が丸いのが気になりますが。(^^ゞ




「やっぱりお父さんはこれだな」
とひときわ大きな葉っぱを、保育園生の近くに置きました。
「お爺ちゃん」という、穴だらけのぼろぼろ葉っぱも並べて完成。

「葉っぱの家族だよ!」



秋ですね。

(*^_^*)

追伸

葉っぱの家族は、画用紙に貼っておこうと、現在乾燥中。



松滴庵 

2011-11-03 19:35:25 | 嬉しい!楽しい!面白い!ワクワク!
今日は、家族で品川区歴史館にいってきました。






品川歴史館では一年に一度、文化の日に「お茶を楽しむ会」が、品川区華道茶道文化協会の協力のもと催され、品川歴史館書院で抹茶を楽しむことができます。昨年、たまたま寄って知ったのですが、この催しは年に一度、文化の日だけです。
しかも、茶室「松滴庵」(昭和初期に建てられた由緒ある茶室)も、当日に限り、一般公開。中に入れるのは、年に一度だけなのです。

昨年から予定していて、気合いが入っている我が家とは裏腹に、知名度が低い(ごめんなさい)同館は静か、というか空いている。催しの素晴らしさの割には、いつもと全く変わらない静けさ。



ひとり50円ですから、うちの大蔵大臣も文句はありません。文句をいうどころか、ついてきちゃいました(^O^)





中では順番にきちんとお茶をたてていただきます。旦那もひろぴんは、私とこうちゃん(学校でお茶の時間がある)を真似して、おすましして頑張っていました。とはいえ、変な一行です。
ふだんはきちんとしたお茶会をやっているであろう品川区華道茶道文化協会の方々ですが、きちんと和服を着て、きちんとした作法で、我々素人相手に礼儀正しく優しく接してくださり、本当に有り難いです。子供たちへの教育という目的を持つ同館の目的から、子供も歓迎されます。

美味しくお茶とお菓子をいただき、うきゃうきゃ。

そして、本日限り公開の「松滴庵」へ。
茶室「松滴庵」は、昭和初期に安田財閥系の安田善助氏の屋敷として作られたもので、その後は財団法人吉田秀雄記念館(株式会社電通所有)として、茶事などに利用されてきました。現在の品川歴史館の茶室「松滴庵(しょうてきあん)」は当時の姿のままのものです。また書院は、できる限り材料を残し、同じ形で復元しています。



電通さんが所有していた時代、どんなVIPがこの茶室に訪れたのかしらと想像が膨らんでしまいます。日本の広告界を左右するような会談が行われたのかしらと妄想していると、ふだん手入れをしているおじさんと偶然にもお話することが出来ました。有り難くも、そのおじさんにいろんなことを教えていただきましたので、一部、そのおじさんの解説をそのまま引用。

「中にある台所は銅でできているわけよ。磨くのに、一時間。もう、くたくた。」



はは~。(_ _)

おじさーん、本当にピカピカです!



「湿気が入るとカビが生えるわけよ。だからカビがはえないように、空気を入れてさ」
「天井も全部ほこり落として」



はは~。。(_ _)

以下、おじさん話は略。


話変わりますが、茶道について。
信長も秀吉も、千利休&茶道をの魅力を巧みに政治に利用したなどと、書物には書かれています。詳しい人から聞くとネバーエンディングな「茶道」の世界。私はそれを詳しく語ることはできませんが、三畳のお茶室に入って、「ここでもてなされる」ということを想像しました。やはり特別なおもいをいだきます。何か空気が違います。







よく、交渉する時は場所を選べといいますが、それと同じで、大事な会談にはそれなりの場所があるのでしょう。目の前に秀吉がいて、私はたらしこまれた気分。(この妄想は、松滴庵とは無関係です)わかりもしないのに勝手なことをいうと、この距離感は、人の心に入り込む距離感です。また、ご存じの通り、お茶室は庭園とセットです。窓から見える景色まで、計算されている。その美しさに魅了されました。






私は木製のもの、古いものが本能的に好きです。
だからこういうのがたまらない。



古くて、味わいのある木製のモノをみるとすりすりしたくなってしまいます。



たまらん。




庭園とお茶室の融合を感じて、日本に生まれて良かったと思いました。




おじちゃん、大変だと思いますが、手入れよろしくお願いします。有り難うございました。


付録

「この鯉も、今年だけで9匹死んだんだよ~」(おじさん)

おじさーん(^0^;)






品川区歴史館ホームページ


おまけ


年を重ねる愉しみ

2011-10-22 03:32:55 | 嬉しい!楽しい!面白い!ワクワク!
女性に例えると、「秋の美しさは成熟した美しさ」「冬は思慮深い銀髪の女性の美しさ」・・・。というたとえを聴いて、素敵だと思いました。

DVD‐BOOK ベニシアの手づくり暮らし 猫のしっぽ カエルの手 秋冬編
ベニシア・スタンリー・スミス
世界文化社


若さにしがみつくよりも、好奇心や向学心はそのままに、気持ちよく年を重ねることの方が素敵だと思います。

秋の紅葉はアラフォーの美しさよ、なーんて言ったら怒られるかしら?






そして、年を重ねて、↓こんな表情が浮かべられるようになったら良いのだけど。






築100年の古民家で自然と寄り添うベニシアさんの暮らし

2011-10-22 03:25:16 | 嬉しい!楽しい!面白い!ワクワク!
昨年、NHKのアサイチでとりあげられて初めて知ったベニシア・スタンリー・スミスさん。

約30年前にイギリスの貴族社会を飛び出してきたベニシアさんは、京都・大原の豊かな自然の中にある築100年の古民家に暮らしています。
家のまわりには、幼い頃から憧れていたコテージガーデンを造り、200種類以上のハーブを育て、手作りライフを楽しんでいます。

自ら育てたハーブを使って作るのは、料理からスキンケア、石けん、防虫剤、風邪薬など、生活に必要なありとあらゆるもの。

そして、その著書では、ハーブのレシピや、大原での暮らしと四季折々の美しい風景写真を紹介し、田舎暮らしの楽しみや、イギリスの屋敷で暮らしていた日々の想い出をエッセイに綴っています。

コテージ・ガーデンを作りながら暮らす中で、少しずつ見えてきた、植物の力、環境問題や食の安全、これからの教育や職業の選択などについて語ります。

「地球というこの美しい星に今、こうやって自分が生きていることが奇跡」と語るベニシアさんの言葉の力に私は惹きつけられました。
ただ、素敵、お洒落ということ以上に、「幸せとは何か」「どう生きるか」を考えさせてくれます。




●ベニシアさんのブログ

http://www.venetia-international.com/m51_blog.php?p=11111

ベニシアの京都里山暮らし ―大原に安住の地を求めて Venetia's Kyoto Country Living
ベニシア・スタンリー・スミス Venetia Stanley-Smith
世界文化社

暗示の効用

2011-10-02 17:08:31 | 嬉しい!楽しい!面白い!ワクワク!
10月1日は4歳の次男の運動会でした。

事前の情報によると、スタートに難があり、
いつもビリということ。

楽観的の前に「超」がつく次男。
「がはは~ビリじゃ~」
と笑い飛ばしていたものの、
彼女(がいるんですよ、保育園に)
の手前かっこわるいと思ったのか、
一週間前になって「ママやばいよ~」
と焦りはじめました。

その頃私は月末ぎりぎりになって
仕事が終わらず、アクシデントもあり、
かなりスリリングな月末を迎えることに。
おまけに風邪までひいてしまい、
かけっこについては完全に無策のまま、
9月30日を迎えました。

9月30日の夜やっとなんとかしなきゃと
思って、考え出したのが「イメトレ」。
「要はイメージの問題だ」。
保育園児のかけっこなんて、
30メートルくらいのもんだから、
スタートさえ成功すればなんとかなる、
ということで、そこに焦点を絞ることに。

10月1日当日の朝起きたときから、
「昨日、ひろぴんがかけっこでスタートが
スッゴクうまくいく夢をみた」
「夢の中で笛と同時に風のように走っていた」
「なんか勝てるような気がする」
「ママの予感はあたる」
「ひろぴんって、本番に強いしね」

と暗示をかけまくりました。

インチキ占い師のような母ちゃんだ。

「スタートする前に上手くいく姿を考えること」
(イメトレをしろということ)

しかし、ひろぴんは
インチキ占い師の言葉をちゃんと真面目に
実行したのです。

●イメトレ中
(ひろぴん、偉い!)




●スタート前の集中
笛を吹くセンセイを凝視
(ちゃんと集中できて偉い!)



いけーーーーーーー!





ママは、ムービーだったので、
予想より早い動きについていけず、
動画は見切れてしまいました。
スチール担当のパパの話では
1か2番ということ。

やったーーーーーーー!

インチキ占い師作戦、大成功。

とどめに
「ほーら、ひろぴんは本番に強いでしょ!」
と10回くらい言っておきました。


彼女(4歳)にぎゅーっと抱きしめられて、
(写真は非公開)
家族みんなに褒められて、
ひろぴんは再び、超楽観的オヤジにもどり、
「ガハハハ、ヒロピンはいちばんじゃ~」
と高笑い。

でも、夜寝る前に、小さな声で、
「実はホッとした」
と打ち明けてくれました。

良かったね、ヒロピン。!(^^)!










東京湾を眺めながら、海辺の再生を願う

2011-09-11 16:49:27 | 嬉しい!楽しい!面白い!ワクワク!
海が見たくなり、お台場にある「潮風公園」まで
足を伸ばしました。
自宅のある大井町からは車でおおよそ30分。
暑すぎるので、ドライブで時間潰しをしようという作戦。

レインボーブリッジでぐるぐるまわったり、
お台場の町並みに興奮しながら、うきゃうきゃと
潮風公園に到着。




潮風公園は人気のお台場エリアにあり、
お台場海浜公園・船の科学館に隣接する海辺の公園です。



目の前には海が広がり、開放的な気分に浸れるのに加え、
船や飛行機が通るのを眺められるのも
ここならではの体験です。

それにしても東京湾は綺麗になりました。
キラキラした水面をみながら、
東京湾LOVEに浸ります。



そして頭をよぎる、原発に絡んだ、
海や空気や土壌の汚染問題。

少し話がそれました・・・。
植物や樹木が植えられているので、
今日のような暑い日でも逃げ場所があり
お子様連れにもお薦めです。







「なでしこジャパン」に憧れている次男。
ずっとサッカーボールを蹴りながら移動(^^ゞ
(君はなでしこにはなれないけどね~)



9私にとって第二のふるさとである東京湾は
多くの人の努力によってよみがえった海です。
その美しさ眺めながら
ふるさとの海辺を破壊された方々のことを
思わずにはいられません。

東北地方の海岸線が再生する日まで生きていたい、
できれば何かしたい。
東京湾を眺めながら、
被災地の海辺の再生を願った午後でした。


所在地 : 品川区東八潮一・二番
● 交通 : ゆりかもめ(新橋~有明)「台場」または「船の科学館」下車 徒歩5分
        JR「浜松町」から都バス(虹01系統)
        東京ビックサイト行き・国際展示場駅前行き・テレコムセンター駅前行き「台場」下車
        (財)東京都公園協会東京水辺ライン 「お台場海浜公園」下船 徒歩10分


駐車場(有料 TEL 5531-0951)
● 問合せ : TEL 5500-2455
潮風公園事務所 〒135-0092  品川区東八潮1,2


●付録

未来の「なでしこ」たち(^^ゞ



「目黒のさんま祭り」に宮古のサンマ

2011-09-04 19:08:05 | 嬉しい!楽しい!面白い!ワクワク!




古典落語「目黒のさんま」にちなみ、焼きサンマを振る舞う
大好きなイベント「目黒のさんま祭り」。

毎年岩手県宮古市から、サンマをいただいているので、
今年のサンマがどうなるか気になっていたのですが。

津波の被害を乗り越えて前年と同じ
約7000匹を届けられたそうです。

宮古市の宮古港は津波で岸壁が壊れ、
水揚げ量も例年の半分程度となっているということですが、
「被災地が頑張っている姿を見せたい」
とのこと。

宮古のサンマが手に入るかどうかわかりませんが、
被災地の漁業復興を祈ります。

裸で感じて?東京港野鳥公園の自然生態園の小さな秋

2011-09-04 18:15:35 | 嬉しい!楽しい!面白い!ワクワク!
再び東京港野鳥公園の自然生態園へ。



淡水池や小川、田畑や原っぱ、雑木林など、
農村風景をモデルにした「なんちゃって里山」な
環境になっています。




なんちゃって水田では稲穂が垂れてきました。
秋だな・・と感じる風景です。






小川には、生き物がいるので、
うきゃうきゃと観察。





あーあーあー。




ドロドロになってしまいました。

次男なパンツ一丁になってしまったので、
タオルを巻いてあげました。



この服装?のまま、野鳥公園を一周。



つかれたーー。






3時間ほど裸で過ごしてしまいました。

(;゜ロ゜)

先週「夏の終わり」なーんて書いておいて、
まだまだ夏が居座りまくっているかんじですが・・・。

(無意味に白黒)



合掌。



そして、ちーさな秋。






若干狂いがちではありますが、
四季の移ろいは美しいです。





夏の終わりと小さな秋を
まさに裸で感じた次男は、
どんな夢をみてるかしら。





東京に住んでいると、ご飯がお米であり、
お米が田んぼでできることを
子供に教えそびれてしまいそうです。
田んぼをみて、あれがお米だな~と思えば、
私たちの食べ物が、
土や水の影響を大きく受けていることがわかりますよね。
小さな畑と田んぼをみて、私自身は、
土や水、大気と私たちの生活とのつながりを凄く感じました。
少しだけ説明したら、次男はだいぶわかったようでした。

いろいろなことが起こって、私たちははじめて、
きれいな土、水、空気のありがたさをいま、
感じています。

子供たちにも感じてほしいですね。!(^^)!

いつでも何度でも

2011-09-03 20:12:16 | 嬉しい!楽しい!面白い!ワクワク!
スタジオジブリ制作、宮崎駿監督で2001年に公開され、
国内興行成績を塗り替える大ヒットとなった
『千と千尋の神隠し』。

そのテーマソングの「いつでも何度でも」。
名曲です。



私は長男の保育園の卒園式で
この曲がピアノで流れて号泣しました。

「生きている不思議、死んでいく不思議…」

映画のなかで描かれた世界観にマッチすると同時に、
自然や人間や、それ以外の妖怪とかもののけとか、
とにかくすべてのもの??に対する深い洞察と、
すべてを包み込む包容力を感じます。

「失敗したなあ」
と思ったときに
「繰り返すあやまちの♪」と歌いながら、
空をみて、反省しながらその青さをあらためて感じたり。

でも人間って間違いなんかないよなとか思ったり、

長男の障害のことで悩んでいても、
「いや、落ち込むことはない、みーんな同じ」
と思えてしまうのですよね。


いつも何度でも (「千と千尋の神隠し」主題歌)
木村弓,木村弓,覚和歌子,久石譲
徳間ジャパンコミュニケーションズ

緑のカーテン2011・・・「想定外」と「制御不能」の中で。

2011-09-03 12:54:02 | 嬉しい!楽しい!面白い!ワクワク!
どんどんどんどん伸びる琉球アサガオが
制御不能になりつつ我が家。



入り口は、お化け屋敷みたいです。




涼しげ通り超して、
ジャングルの中にすんでいるみたい。



(絵が曲がっていますね。)(^^ゞ




でも、収穫は今年はやや少なめなんです。
ちょっとお仕事が忙しくて手入れをさぼったからかな。
生き物は正直ですね。
これから頑張ります~。



もっと見たい、収穫の舞。



この顔がみたくて・・・。



さて、少し真面目なお話。

日本人は(人間は?)暑さをしのぐために
さまざまな工夫をしてきました。

四季のある日本は「夏の支度」をします。
その支度のひとつが、
「植物を家のまわりに置く」ことです。
そのほかにも、
「簾を利用して風を通す」など、
「自然によりそうこと」で、夏とも折り合ってきた?

今年の夏(6~8月)の平均気温は、
統計を取り始めた1898年以降で
4番目の高さとなったそうです。

そんな正気の沙汰とは
思えない酷暑の中
「我が家は涼しかった」
と言ったら嘘つきです。



決して涼しくなんかなかった。
しかし「耐えられない」わけではなく
「だらだら過ごせば」なんとかしのげた。



緑のカーテンには、それくらいの効果は
あったように思います。
「夏と折り合える」
だけの効果はあったというかんじ?





何より・・・・。
30階のビルの中に押し込められ、
想定外の連続にきりきりまいして
発狂寸前だったこの春~夏(^^ゞ
土と触れあい、汗をかく時間が、
私を正気に戻した(?)ように思います。



子供たちも、
そうだったかもしれません。




東日本大震災を経て
「自然は制御不能」なことを
怖いくらい思い知りました。

仕事も暑さも琉球アサガオも「制御不能」。
「想定外」のまま今に至ります。

それでも・・・。
想定外の連続を乗り越え、
致命的なことは起こらず、
制御不能、想定外の2011年の
終盤をなんとかむかえようとしています。

そのことに感謝しながら、
夏の終わり秋のはじまりに
耳を傾けていきたいです。



緑のカーテンは私にとっては
その一環なのかもしれません。

来年、ご一緒にいかがですか?






★★緑のカーテンに関する情報は★★

●緑のカーテンコミュニティサイト
http://www.midorinoka-ten.com/

●「仮設住宅×緑のカーテン」プロジェクト
http://midorinocurtain-kasetsu30000pj.jimdo.com/

NPO法人緑のカーテン応援団では、東日本大震災で
被災された皆様の仮設住宅での居住環境改善及び
今夏のエネルギー供給力低下に対して
民生部門エネルギー使用量を減らすことを目的とした
「仮設住宅×緑のカーテン」プロジェクトを実施しました。
2011年5月14日からスタートし6月19日までに1500戸以上に設置
した驚異的行動力に敬意を表します。

●緑のカーテンを取り入れたマンション「リブラン」
http://www.livlan.com/csr/midorinokaten.html

●緑のカーテンのある暮らし
http://blog.goo.ne.jp/green15-1958/

●雨の道をデザインする
http://amenomichi.exblog.jp/
育てて楽しむ はじめての緑のカーテン
NPO法人 緑のカーテン応援団
家の光協会



●関連投稿
★「2050年の担い手たち」
http://blog.goo.ne.jp/mamiko-kouhei/e/b86aab10df777526b2dcb2458d15f499
2009年4月17日に開催された「第2回全国緑のカーテンフォーラム」での、
菊本るり子先生の教育効果に関する発表と、緑のカーテン応援団 鈴木雄二理事長のお話で感じた、
次代を担う子どもたちの学びについての投稿です。

★「第2回全国緑のカーテンフォーラムに行きました」
http://blog.goo.ne.jp/mamiko-kouhei/e/1ddf507d06dd97be1e33141ad2f0c4c3
同フォーラムの内容を紹介した投稿です。

カーサ ブルータス「日本再生の参考書」

2011-08-26 11:51:31 | 嬉しい!楽しい!面白い!ワクワク!
Casa BRUTUS (カーサ・ブルータス) 2011年 09月号 [雑誌]
クリエーター情報なし
マガジンハウス



を熟読しています。

サブタイトルは
「今から私たちができることを考えてみよう」。

まさに、今から私たちにできることを考え中なので、
マーカー&付箋つけながら・・(._.)φ

尊敬する、小林武史さん、糸井重里さんはじめ、
識者たちのお話も興味深いです。

また「ガイガーカウンター」「仮設住宅」という
個人的にホットな話題も詳しく書いてあり、ラッキー。

「まだまだこれから、ボランティア&支援リスト」
も勉強になります。

24の本番前は、あまりにも日々の仕事に追われて、
支援についてはきちんとファイリングやリサーチ結果の
まとめができなかったので、
調べたこと、ヒアリングしたことをファイルにして
部内で情報共有。
ニーズや支援にかかる費用、公平性の評価などを
体系化するのがこれからの仕事。

今日も、勉強のために、NPOのリーダーの方にお話を
伺いにいきます。




「日産リーフ」の駆動用バッテリーから一般住宅へ 電力供給するシステム!いいね!

2011-08-22 00:47:12 | 嬉しい!楽しい!面白い!ワクワク!
本日「24時間テレビ」の特別協賛社、
日産自動車のコマーシャルに釘付けに。



日産リーフに搭載している駆動用の
リチウムイオンバッテリーから
一般住宅へ電力供給するシステムを
日産のグローバル本社前に建設された
積水ハウスの「観環居」*1に公開したとのこと。

日産では早期にシステムの開発や系統電力との
連携方法などについての検討を実施し、
開発・販売に関心を持つパートナー企業と連携しながら、
2011年度内の販売開始を目指していくとのことです。
楽しみです。

太陽光パネルのあとは、蓄電池と思っていたのですが、
「こういう手があるのか!」と目から鱗でした。


今回のシステムは、一般住宅の分電盤に直接接続し、
コネクターを日産リーフの急速充電ポートへ繋ぐことで、
日産リーフに搭載している
駆動用の大容量リチウムイオンバッテリーに蓄えた電気を
住宅へ供給することを可能とします。
また、コネクターはグローバルに使用実績があり、
汎用性や安全性、信頼性の高いCHAdeMO協議会の
急速充電器プロトコルに対応しています。

バッテリーの蓄電能力は24kWhと大容量であるため、
一般家庭の約2日分*2の日常使用電力を賄うことができるそう。
これはかなりの実力です。


さらに、夜間電力や再生可能エネルギーである太陽光で発電した
電力を使って日産リーフに充電し、蓄えた電気を日中の電力需要が
高まる時間帯に使用することにより、
家庭への安定した電力供給やピークカットの効果も期待できます。

*1 「観環居」
総務省の委託事業の一環として実施した
「スマート・ネットワークプロジェクト」のために
積水ハウスが建設した実証実験住宅
建物:環境配慮型住宅「グリーンファースト」仕様 木造シャーウッド住宅「ザ・グラヴィス」
住所:神奈川県横浜市西区みなとみらい5丁目1-17(54街区)
URL:http://www.sekisuihouse.co.jp/snpj-kankankyo/
「スマート・ネットワークプロジェクト」幹事企業:
エヌ・ティ・ティ・ドコモ、日本電気、
バンダイナムコゲームス、積水ハウス。
*2 日本の一般家庭の平均的電力使用量10~12kWh/日とした場合


<関連URL>
「日産リーフ」サイト
http://ev.nissan.co.jp/
「日産ゼロ・エミッション」サイト
http://www.nissan-zeroemission.com/JP/