WIND BENEATH MY WINGS

震災後、私たちの暮らしの「あるべき姿」を考え中。持続可能で幸せな暮らしを一緒に考えていきませんか?

馬鹿という人が馬鹿

2009-11-30 23:50:20 | 私らしく生きる。気づきと学び
今日は夫が長男のことをスマイルスクールに
迎えにいってくれたのですが、
なんと知的障害を持つ長男が上級生から「馬鹿馬鹿!」
と言われ、号泣しているところに遭遇したということです。

私はいろいろとあり、まいっていたので、
「ママ、今具合大丈夫?」と聞いてから
夫はその話をしてくれました。

私と比較して夫はふだんあまり怒ったりしないのですが、
「許せなかったから、怒ってきた!」と言っていました。
「知的障害者に馬鹿馬鹿というなんて絶対に許せない」と。
(相手が知的障害者じゃなくても言っちゃいけないけどね)

フォレストガンプのお母さんはガンプに
「馬鹿という人が馬鹿なのよ」と教えました。

あの明るく能天気な息子が、号泣していた話を聞いて
私も涙が出ました。
「馬鹿という人が馬鹿なのよ」
と私も彼に教えてあげたいです。

知的障害を持つ下級生を複数で取り囲み
「馬鹿馬鹿」と言ったその上級生の子どもたちにも、
その行為がどれだけ相手を傷つけるか、
自分のレベルを落とすかを、
伝えることができたらと願ってやみません。

フォレスト・ガンプ [DVD]

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怒涛の追い込み。今月もなんとか目標達成。JFS和文

2009-11-30 23:29:03 | 私らしく生きる。気づきと学び
JFSのボランティアの原稿書き。
恒例の月末追い込みがまたやってきました。
昨日の時点では残り9本(^^;
しかも今朝具合が悪くなり、へろへろで出社。
「今晩はあまりたくさん書けないな、どうしよう」
と内心焦りながら会社から帰ったところ、
チームのみんなの怒涛の追い込みで目標達成。
感動しました。

徹夜して原稿書きをしてくださった先輩や、
無理やり時間をつくって書いてくれた仲間に
心から敬意を表します。

「何のために生まれて、何をして生きるのか?」
(アンパンマンのテーマ♪)

の答えがひとつ、ここにあるように思えました。

志をともにする仲間への感謝と達成感に浸りながら、
幸せに包まれながら、おやすみなさい。

みなさん、有難うございました。


レバレッジポイントを探せ!

2009-11-30 09:24:38 | このブログについて・お知らせ
長男のスカートめくり&唾はき&仕事関連で久しぶりに、吐き気止め服用。
朝の学校行けなくてごめんなさい、先生。必ず時間作ります。

気持ち悪くなるほど考えたので、幾つかのアイデアが浮かんだのでメモメモ。
だいたい、気持ち悪くなるほど考えて、疲れはてて眠ると良い解決策が浮かぶので、それを信じて…。

チェンジエージェントのメルマガやシステム思考の本からも幾つかヒントが…。
公私ともにレバレッジポイントは必ずある筈だから、落ち着いてツボを探そう!
みなさん、寒いからお身体大切にして下さい。

今日は異動する方々の最終日なので失礼がないように気をつけよう。

「エコな家」は、どこでも、誰でも、いつでもできる。

2009-11-29 18:45:11 | 嬉しい!楽しい!面白い!ワクワク!
現在さまざまなカタチで「エコ住宅」が売り出され、
それなりに売れていると聞きます。
一口にエコ住宅といっても、ハイテク満載のものから
風を通しましょう、自然の素材を使いましょう、
みたいなのまでいろいろあります。
なんとなくなのですが、チラシなどを観ていると、
住宅市場において「環境に良い」ということは、
市民権を獲得しているように感じています。

ある友人の家は、雨水を貯めたり、エネルギー消費量を量って、
省エネ家電の買い替えをしたり、緑のカーテンをつくったり、
生活そのものがエコ。これは立派に「エコ住宅」だと思います。

冷蔵庫、洗濯機、テレビ、エアコンと省エネ家電はどんどん増え、
性能もよくなっています。エコ家電への買い替えは有効な省エネ策
ですので、我が家もエコポイント制度があるうちに古くて電気消費量
の多い家電の買い替えを検討しています。
また、以前お話した通り、太陽光発電生ゴミ処理機雨水利用など
を検討しています。おそらく導入するでしょう。

こうした住宅関連の環境配慮の製品は、あくまでもツールです。
ただツールを導入するだけでなく「暮らし方そのもの」
「考え方そのもの」を変えていくことが必要だと思います。

日本人は古来、四季と寄り添いながら暮らしてきました。
夏支度、冬支度が文化として定着し、暮らしの中で、自然に
「省エネ」をしていたのが、日本人の暮らしだと思います。
簾やよしず、打ち水など、今更説明するまでもありませんよね。
それを忘れてしまったから、コンクリートだらけの街づくりをして
ヒートアイランドなんてことになってしまったように思います。

今度引っ越す我が家は建売ですので特別な設備など何もありません。
それでも、いろいろな工夫を凝らし、適切な冬支度、夏支度をして、
心地よく暮らすことはできるでしょう。

また隣が公園なので、自然を感じて暮らせます。樹木が近くにあると
夏の暑さなどは体感としても、気分としても全く違うでしょう。

そして、これから住んでいく中で、きっといろんな知恵がわき、
地域の方たちといっしょに、「住みやすい」「暮らしやすい」
環境を整えていくのだと思います。
そんなことを考えるとなんだかワクワクします。

お金をかければよいというものではないと思うのです。
工夫をすること、地域のコミュニティで協力をすることなどが
大切だと感じています。

第一人者が全てを注ぎ込んだ『地球温暖化の予測は「正しい」か?』江守 正多著

2009-11-29 18:15:18 | 環境全般
茂木健一郎氏の推薦の言葉
「第一人者が全てを注ぎ込んだ地球の「これから」の予測。温暖化に関心がある人にとっての必読書が誕生した。」

という言葉は、「正しい」と思います。

私ごときが言うまでもなく、国立環境研究所地球環境研究センター温暖化リスク評価研究室室長で、気象学、とくにコンピュータ・シミュレーションによる地球温暖化の将来予測を専門とされる、江守正多氏は、まぎれもなく「地球温暖化の予測」の「第一人者」です。

*****

「地球温暖化の予測は『正しい』か?」という問いに対する僕の直接の答えは、前提条件が正しければ、不確かさの幅の中に現実が入るだろうという意味において、
「正しい」
となるでしょう.
(江守正多著 地球温暖化の予測は「正しい」か?―不確かな未来に科学が挑む 第5章より)

*****

地球温暖化の予測について、懐疑的に思う方がいらしたら、できれば、この本を一度、じっくりしっかり読んでほしいと思います。また、現在、日経エコロミーのコラムで、展開されている、安井至先生、江守正多先生のコラムを、読んでいただいても良いと思います。

一部メディアやネットでは、「温暖化論争」はいっけん五分五分にみえてしまいます。限られたスペースの中では、科学的論争を一般の人にわかるように説明することは難しいそうです。また、まともに相手にすることで、かえって煽ってしまう、リスクもあります。さらに「懐疑論者」にも、さまざまな方がいらして、難しいようです。

私も含めて、普通の人たちは、「気候モデル」も「コンピュータ・シミュレーション」も無縁な世界で生きています。
一方で、研究をされている方々は、一般人にわかるように説明するのは面倒くさいと思います。一流の人ほどお忙しいですから、そんなことに時間を使うより、研究していた方が良いでしょう。

しかし、一部の温暖化懐疑論者のターゲットは、ある意味、我々庶民ですから、そのメッセージは、わかりやすかったり、いっけん、なんだかカッコ良い言い回しが使われていたりします。
だから、思わず賛成していまいそうになることもあります。
そんなわけで、一部の懐疑論者の本はベストセラー、メディアがもてはやす。ちゃんとした人(すみません私の基準です)の本は、懐疑論者の過激な内容の本ほどには、売れないという、ちょっと悔しい状況が、続いてきたように思います。(懐疑論者がちゃんとしていないという意味ではありませんので。念のため。)

私は決して専門家ではありませんが、本を売る仕組みについては、一時期それを仕事にしていたので、一部の人のやり方が、本を売るためのプロモーション(が悪いわけではありません、念のため)に見えて嫌でした。
そして、「なんだか品のない売り方だな~」思っていました。新聞広告の表現などにも「こうくるか~」と、そのあこぎさに、顔をしかめていました。
そして、何より、この論争が「いっけん五分五分」に見えてしまうことがあることにおおいに不満がありました。
おそらく私と同じような気分の方も、世間にはたくさんいたと思います。

そんな状況に、「一石」どころか、「隕石」を落としたのが本書であり、最近の江守氏と懐疑論者の方々とのガチンコ対決だと思います。
(詳しくは日経エコロミー温暖化科学の虚実 研究の現場から「斬る」!(江守正多(09/02/09)人為起源CO2温暖化説は「正しい」か?を読んで下さい)
今更なのですが、深く掘り下げれば、「一部の」温暖化懐疑論者の論拠の乏しさがよくわかると私は思います。

また「相手にしない」という姿勢も許される立場でありながら、超多忙な中、テレビに出たり、あちこちで訴えつづける江守先生の、温暖化について「伝ようとする」姿は潔く、「なんでもやってやるぜ」的な、リスクを恐れない姿がカッコイイと思いました。
ご本人が受ければ・・・ですが、これから、さらに目が離せないマークするべき人、メディア的には、いま、環境をやるなら、この人をおさえずして、誰をおさえる、というかんじ。めちゃめちゃ旬な(ごめんなさい、俗な言い方で)、国環研の江守さんなのでした。

さて、話を戻すと、本書は、温暖化予測の主役ともいえる「気候モデル」はいかにつくられているのかをテーマに、正真正銘の日本の第一人者が書いた本です。
私たちにとってわかりにくく、これまで語られることの少なかった気候モデルの信頼度や不確実性も含めて解説し、地球温暖化について適切に知るための判断材料を提供します。
温暖化予測は、今を生きる私たちにとっては、「答え合わせのできない」問いに答えることです。このような不確実だけれど、かけがえのない未来に挑む、研究の最前線からの真摯な言葉を是非読んでみて下さい。

著者について
江守 正多(えもり せいた)氏
1970年神奈川県生まれ。97年東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻博士課程修了。博士(学術)。97年より国立環境研究所勤務、2006年より国立環境研究所地球環境研究センター温暖化リスク評価研究室室長。海洋研究開発機構地球環境フロンティア研究センターグループリーダー(2004年より)ならびに東京大学気候システム研究センター客員准教授(2006年より)を兼務。
専門は気象学。とくにコンピュータ・シミュレーションによる地球温暖化の将来予測。

地球温暖化の予測は「正しい」か?―不確かな未来に科学が挑む(DOJIN選書20)
江守 正多
化学同人

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加速する時代の中ゆるめることができない心は荒れて、大切なことを考えられなくなる

2009-11-29 00:11:48 | 嬉しい!楽しい!面白い!ワクワク!
これも枝廣淳子氏の教えなのですが、

加速する時代の中、ゆるめることのできなくなった心は
荒れてすさんでしまうそうです。

そうすると狭い範囲で短期的にしか物事を考えられなくなり、
大事なこと、長期的なことが考えられなくなる、
ということなんだそうです。

私の考えでは、こういう状態では、
イマジネーションがなくなり自分以外の他者を思い遣ったり、
何かをシェアしたり、繋げたり、広げたりすることが
できなくなるように思います。

先週の怒りをひととき忘れ、好きなこと、大切な人たち、
夢や希望やワクワクや家族や友人への愛情、
そして感謝の気持ちに包まれて、眠ろうと思います。

地球とわたしをゆるめる暮らし Slow down,enjoy more
枝廣 淳子
大和書房

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内藤さん、道案内をする

2009-11-28 18:28:39 | 私らしく生きる。気づきと学び
今日は松本平太郎美容室白金台店に行ってきました。
スタイリストの内藤さんは相変わらず、
私と超くだらないお喋りしながらも、
手と身体と頭は凄い勢いで動いていて、
かなり無理めの希望終了時刻の10分前に
きっちり仕上げてくれました。
「若いけれどプロだなあ」とあらためて関心。

さて本題です。

先日、内藤さんが、お友達と連れ立って歩いていたところ、
視覚障害者の方から道をきかれたそうです。

実は、この内藤さんはかなりの「悪人顔」。
しかも、かなりへんてこな格好(西部劇とかギャングみたいなかんじ?)
をしているので、普通の人だったら道なんか聞けない雰囲気を
醸し出しています。
(私だったら、たぶん聞かない?ごめんなさい)
しかし、彼は、見かけによらず(ごめんなさい!!)
お年寄りや障害を持った方への理解が深く、しかも心優しいので、
実は、長年、道とかを聞かれたり、案内をしたかったそうです。
しかし彼に道を尋ねる人は、いなかったのです・・・(^^;

そこに登場したのが、通りがかりの視覚障害者の方です!
視覚に障害をお持ちですから、悪人顔もギャングルックも
わかりません。
道を聞かれた内藤さんとその友達(悪人顔の怪しい軍団)は、
道を聞いてもらったことに感動!
「よくぞ俺たちに道をきいてくれました!まかせて下さい!」
といわんばかりに一生懸命かつ親切丁寧にご案内したそうです。
きっと道を聞いた方は「なんて爽やかな青年たちだろう」
と思ったに違いません。実際、内藤くんは「爽やかな青年」なんです。
見かけ以外は・・。
視覚障害を持った方は、実に良い人たちに、道をきいたものだと
嬉しく思いました。

さらに、内藤さんは、持ち前の好奇心で、その方が持っていた、
おそらく音訳機能付きの携帯の機器(地図がついていて、
その内容を読み上げたそうです)に感動。
場所の説明を凄い勢いで説明する「声の速さ」、
その内容をその方が理解して行動していることに驚いたそうです。

これは、関係者の中ではあたりのまえのことのようです。
先輩の話では、視覚障害者の方の多くは、耳が非常に良いので、
かなりの早口でも、聞き取れるということです。
「あんな早口を聞き取って理解して行動するって凄い!」
と感動する内藤さん。
「それがわかって凄いと純粋に感動できる内藤さんは偉いよ」
と私は内心思ったのです。

また、たまたま、音声パソコンをみる機会があり、それにも、
驚いたそうです。

私もそんなに詳しいわけではありませんが、
音声パソコンで、点字キーなどで入力した文字を
凄い勢いで、読み上げてくれます。
視覚から入る情報を読み上げるとその量は膨大です。
だからやっぱり、私たち一般人が聞くと
おそろしく早口なのです。

私の勝手なイメージでは、パソコンの中にウンカみたいな小人
(チャーリーとチョコレート工場の)がいて、
一生懸命読み上げたり、いろんな仕事をしている、
そんなかんじです。
(勿論、実際にはいませんが、みていると
そんなイメージを持つという意味)
ウンカも凄いが、その高速で読み上げられる情報をゲットできる人も凄い。

最近、このように、障害者の方用の情報機器に興味を示したり、
理解したいという若い方が増えていて本当に嬉しいことです。
内藤さん、有難うございます!

この機会に道案内道を極めるとともに、障害者用情報機器の存在を
世に広めてください。

ちなみに内藤さんは「口から生まれた」と思うほど話好きで、
しかも人を笑わせるのが、とても上手です。
その笑いは、上質なユーモアです。上質なユーモアは人を傷つけず、
元気をくれます。私はそのトークにこれまで力づけられてきました。

今回の内藤さんの話を私が上手に伝えることができたかどうかは
正直わかりませんが、
環境も福祉も興味を持っていただくには「上質なユーモアのセンス」
が必要だと感じます。ひとつ間違えると危険な福祉とユーモア。
でも上手く使えば可能性は広がる。
悪ふざけや傷つけることはいけないけれど、環境や福祉をできるだけ
わかりやすく、面白く伝えるためにはユーモアの存在は必要だと
思いました。

そんな学びのあった、今日の松本平太郎美容室でした。

温暖化論争 江守氏に学ぶ 「受けてたつ」ということの大切さ

2009-11-28 13:44:58 | 嬉しい!楽しい!面白い!ワクワク!
2009年4月の投稿の再録です。

*****

現在、再び「日経エコロミー」で展開されている「温暖化論争」。とても興味深く読みました。

温暖化科学の虚実 研究の現場から「斬る」!(江守正多)「地球は当面寒冷化」ってホント?(09/04/23)

おさらいです。

江守正多氏は、国立環境研究所 地球環境研究センター 温暖化リスク評価研究室室長です。研究分野はコンピュータシミュレーションによる地球温暖化の将来予測。

1970年生まれですから、まだ若いです。しかし、その若さで、国立環境研究所 地球環境研究センター 温暖化リスク評価研究室室長をつとめているということから、おそらく、エースなんでしょう。

さて、少し前、2009年2月2日の日経新聞朝刊科学面に「地球の気候当面「寒冷化」」という見出しの記事が載りました。
既に2月13日掲載の日経エコロミー安井至先生のコラム、4次元エコウォッチング(安井至)温暖化懐疑論の行方(09/02/13)で詳しい解説と紹介がされています。

今回は、日経新聞でコメントした、江守氏自身が「温暖化懐疑論」について、2009年2月2日の日経新聞朝刊科学面「地球の気候当面「寒冷化」をもとに、あらためて、丁寧な解説をしています。
とてもわかりやすい説明であると同時に、当時私自身が感じ、そして多くの識者が指摘した「日経新聞の記事だけ読んだ人は誤解するのではないか?」という指摘は、残念ながら的中しました。
あの記事の都合の良い部分(しかも、いちばん肝の部分)がひとり歩きしてしまったことを、私は後日、生の声として聞きました。(そして、聞き流しました)。
あらためて、江守氏が、詳しい説明をしたのは、新聞記事の一部だけがひとり歩きしたという現実をふまえてのことなのかなと思いました。

さて、この一連の「温暖化論争」の中で、特に面白かったのは、温暖化懐疑論者と江守氏のガチンコWeb&メール討論です。
(日経エコロミーの江守氏のコラムからリンクがはられているので誰でも読めます。)

以前にも書いた通り、かつて、まっとうな研究者たちは、懐疑論者を「相手にしない」ことが、ほとんどでした。しかし、今回、江守氏は、かなりのエネルギーと時間をつかって、懐疑論者たちとの議論を受けてたちました。勿論、科学者同士の議論ですから、参加されている先生方のやりとりは、論理的で丁寧です。何か反論するには、必ずデータなどを参照し、科学的、論理的に、やりとりが進められていきます。でも、公開討論ですから、度胸は必要です。しかもwebですから、世界中がみているのです。

内容は専門的なことなので、すべてを理解するのは、難しいです。

しかし、web討論を読み進めると、本気で受けてたった江守氏の前に、逃げちゃった先生がいることや、反論に対して、答えにならない答えになっちゃったりしている先生がいらっしゃることがわかりました。
(ちゃんとした先生もいるので誤解なきように)
私には、討論は、江守先生の「勝ち」に見えました。

私がここから学んだのは、ふだんは自分のエネルギーを無駄遣いしないために、「相手にしない」ということは大切だけれど「いざとなったら受けてたつ気構えを持つ」ことの大切さです。

みなさんも、経験もあると思いますが、自分のことを棚にあげて批判のための批判をする人、難癖をつける人は、弱い人が多いです。つけあがりやすいけれど、ちゃんとした議論はできません。(だから、難癖をつけることでしか、自己表現ができません)。そういう人を相手にしないことは大切。雑音に惑わされずに本当に大切なことに目をむけるのは大切です。
ただ、あまりにも、酷い時、自分にとって、チーム、組織に大きな被害がおよぶ時には、時には「受けてたつ」ことが大切です。
そして、きちんと仕事をして、理論武装した上で受けてたてば、卑怯な人相手の勝負には、長期的には決して負けることはありません。(これは経験則)。

江守氏の姿から、そんなことを学んだ週末でした。

もうひとつ学んだことは「公開された場で決着をつける」というのは、なかなか良い方法だなということです。なぜならば、ちゃんとした根拠のない話をしていたり、あちこちで違う話をして辻褄が合わなくなっていることを一番はっきりさせられるのが、公開の場で話すことだからです。

●第一人者がすべてを注ぎこんだ、温暖化本の決定版。

専門的なことを、噛み砕いて、丁寧に説明してくれている、とてもわかりやすい本です。
わかりやすいと同時に「温暖化懐疑論」に事実上、終止符をうったと言える、エポックメイキングな本。

「地球温暖化の予測は『正しい』か?―不確かな未来に科学が挑む(江守 正多氏)

地球温暖化の予測は「正しい」か?―不確かな未来に科学が挑む(DOJIN選書20)
江守 正多
化学同人

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「夢の途中」はやっぱり人事異動のテーマソングだ!

2009-11-27 22:37:19 | 私らしく生きる。気づきと学び
さよならは別れの 言葉じゃなくて
再び逢うまでの 遠い約束

*****

しつこいようですが、
「夢の途中」は人事異動にぴったりの曲です。

異動して他のセクションに行く先輩たちの顔をみるたび
心の中で歌っていました。

しかし!
別れはしばしのことです。
つきあいは一生です!

むしろ離れてからが本当のつきあいかもしれない。

だから、お別れする人には必ず
「これから宜しくお願いします」
と言うことにしています。

実際にほとんどの方には、異動してからも
お世話になっているのです。
嫌がられても、席に遊びに行こうと思っています。
(本当に遊びに行きますので
宜しくお願い致します)

そして人事は一時的には悲喜こもごもです。
でも
「現在を嘆いても 胸を痛めても ほんの夢の途中」
なんです。

一時的には、泣く人もいれば笑う人もいる。
でも、すべては、まだ「夢の途中」、「結末」ではない、
みんな、「これから」なんです。

個人的な社歴
●入社してすぐ希望のイベント部門で幸せな数年を送る
●身体壊して秘書室へ
(大ショック!!だったけれど今思うと本当に良い経験だった)
●秘書室から一年だけ衛星放送の実験放送立ち上げ。
骨をうずめようと覚悟していたら・・・。
●出版部に異動(嬉しかったけれど、驚きました~)
●1回目の産休、子供が臨月に死ぬ
 生ける屍だった私を会社は再びイベント部門(現場へ)
 乱暴だけれど優しいはからいにより(有難うございます)
 立ち直る。
●2回目の産休後 復帰して、今度は育てる子供がいたので、
 生まれて初めて管理部門を経験。
●子供(長男)2才になり現職。
 3回目の産休後同じ職場へ

振り返ると、大勢の人に迷惑をかけまくった会社人生です。
(謝りたい人は本当にたくさんいます)
でも、無駄な経験はひとつもなかった、と思います。
喧嘩した上司と仲直りしたり、
尊敬していたけれど近寄り難かった大上司が去るときに
「光栄でした」と言えたり、ドラマはいろいろあった。

不本意な異動や、評価されないこと、
上手くいかないことなど
これからもやまほどあるでしょう。
これまでだって乗り切れたのだから、
これからも乗り切れるでしょう。
あきらめさえしなければ・・・。


私もみなさんも、みんな「夢の途中」。



 

温暖化 小手先のロビー活動を競い合うのではなく、科学的な誠実さをこそ競い合いたい

2009-11-27 08:12:12 | このブログについて・お知らせ
息子を送り出して、パソコンをアップして「日経エコロミー」に直行。

少し前から話題になっている、欧米メディアにおける
クライメートゲートClimategate)」報道などについて
江守正多・国立環境研究所温暖化リスク評価研究室長が、詳しく解説しています。


さて、個人的な意見ですが、まだまだ真実がわからない現在の状況下
ウォーターゲート事件」をもじった名前をつけるなんて、
それこそイメージ操作、情報操作っぽい気がします。

ワシントン・ポストやボブ・ウッドワードとカール・バーンスタイン
はじめ「ウォーターゲート事件」の関係者に失礼だと思うんですけど。

まあ、それだけCOP15の行方が各国経済や企業に与える影響が大きい
ということなのだと思います。

京都議定書の次を議論するコペンハーゲンの第15回国連気候変動枠組み条約
締約国会議(COP15)が間近に迫り、
世界は温暖化対策についての合意形成を急いでいます。

江守氏曰く

「科学的な理解の混乱がその足をひっぱるのはたいへん残念なことです。
いわゆる主流派の科学者も、いわゆる懐疑派側も、
小手先のロビー活動を競い合うのではなく、
科学的な誠実さをこそ競い合いたいものだと思います。」

とのこと。
「小手先のロビー活動」って言葉に笑いながら、
本当にそうだと心の底から思います。



パーティの料理はあまったら持ち帰ろう!「ベネトン エコドギーバッグ」

2009-11-25 23:48:31 | 嬉しい!楽しい!面白い!ワクワク!
ベネトンジャパンは、ライセンス提携先である
レアック・ジャパンを通じて、
「BENETTON ECO DOGGYBAG
(ベネトン エコドギーバッグ)」を12月11日から
今季限定新販売致することを発表しました。
11月24日より、東急ハンズにて先行販売するということです。

ドギーバッグは、レストランなど飲食店で残った料理を
"持ち帰る"ための容器であり、
海外では、食べきれなかった料理を持ち帰る習慣は
一般的なものとして定着しています。

日本は、食料自給率が約40%と欧米諸国より低い水準で
あるにも関わらず、残飯廃棄量が非常に多いと言われています。

私が日本で始めてドギーバッグ発売を聞いたのは2年ほど前。
正直、「受け入れられるかなあ」と半信半疑でした。

しかし、経済状況もあるのか、パーティなどで食べ残しを
持ち帰るのは、今では私の周囲では「あたりまえ」になりました。

ベネトンのエコグッズは可愛くお洒落な割に値段が手ごろですよね。
同商品も500円(税込)と、なかなかよろしい価格です。

<特徴>
*材質がポリプロピレンのため、洗浄でき何度でも繰り返し使用可能
*折りたたんで、付属のゴムバンドでとめればコンパクトに携帯可能
*おしゃれ感覚で持ち運べる
*外食時に残った料理を詰めるだけでなく、ケーキを入れるなど、
ギフト用のBOXとしても使用可能
*ワンタッチで組み立てられる


レアック・ジャパンオンラインショップ 
www.reacjapan.com/shop

ほか、全国有名雑貨店、百貨店、専門店、飲食店にて随時展開予定という
ことです。

あらためて「ピークオイル」に考える、石油をめぐる世論操作

2009-11-25 23:41:38 | 環境全般
地球温暖化について、さまざまな議論があることは
決して悪いことではないと思います。
科学ですから、日々進歩しているのですから、
議論がおこらないほうがおかしいです。

しかし「なんだか温暖化はいんちきだ」
と思っておられる方がいたとしたら、
ぜひ一度読んでいただきたい本があります。

リンダ・マクウェイグ氏の「ピーク・オイル」です。

この本の中には、主にアメリカの石油業界による、
IPCC攻撃のための世論操作について
詳しく書かれています。

第三者、一見独立した研究所が、
石油業界から報酬をもらい、それを隠していたら?

これは、「ゴルゴ13」の世界でも謀略論でもなく、
いまもなお、起こっていることです。


ピーク・オイル -石油争乱と21世紀経済の行方-
リンダ・マクウェイグ,益岡 賢
作品社

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矢野経済研究所、「国内太陽光発電システム市場に関する調査結果 2009」を発表

2009-11-24 23:37:56 | このブログについて・お知らせ
矢野経済研究所では、国内の太陽光発電システム市場の調査を実施し、
2009年11月18日、下記の通り発表しました。

●国内太陽光発電システム市場に関する調査結果 2009
~余剰電力買取制度導入に伴う市場の急拡大を見越し、新規参入が活発化~

■調査要綱

1.調査期間:2009年5月~10月
2.調査対象:国内太陽電池セル・モジュールメーカー、
  住宅メーカー、住宅用および公共・産業用太陽光発電システム販売事業者等
3.調査方法:同社専門研究員による直接面談、電話によるヒアリング、
  ならびに文献調査併用


<国内太陽光発電システム市場とは>

同調査における国内太陽光発電システム市場とは、
「住宅用太陽光発電システム市場」ならびに「公共・産業用太陽光発電
システム市場」を対象とする。


■調査結果サマリー

◆2008年度太陽光発電システム市場規模は
1,643億円、前年度比109%

2008年度の国内太陽光発電システム市場は1,643億円
(前年度比109%、エンドユーザ販売金額ベース)と、
2006年度以降の2年連続の縮小から一転、再び拡大に転じました。
同年度の内訳は、「住宅用太陽光発電システム市場」が1,317億円
(構成比80.2%、前年度比107%)、
「公共・産業用太陽光発電システム市場」が326億円
(構成比19.8%、前年度比119%)でした。

国内太陽光発電システム市場の拡大を牽引してきた
住宅用太陽光発電システム市場は2005年度の1,784億円を
ピークに2006、07年度は縮小傾向で推移したが、
2008年度は政府導入助成制度の再開などを背景に、
3年ぶりに拡大に転じています。


◆2009年度以降は導入支援制度拡充により市場は急拡大、
2015年度には1兆円市場に

2009年度以降の国内太陽光発電システム市場は、
2009年1月に再開された政府による導入補助金支給制度と
同年11月にスタートした余剰電力買取制度により
住宅用太陽光発電システム市場を中心に急拡大するものとし、
2009年度は2,829億円(2008年度比172%)から、
2015年度には1兆159億円(2008年度比618%)まで
拡大するものと予測されています。



■資料発刊
資料名:「太陽光発電システム市場の現状と将来展望 2009」
http://www.yano.co.jp/market_reports/C51300400

築140年 古民家の宿 岩瀬湯本温泉「分家」

2009-11-24 22:18:16 | 嬉しい!楽しい!面白い!ワクワク!


「分家」と聞いて「本家はどうなったんだ?」
と思ったら、廃業したそうです。
もう一件「別館」という旅館があり「本館は?」
と思ったらやはり廃業した模様。
このように、本家を差し置いて生き残っただけあって
「分家」は、たいした旅館でした。



どこが凄いかというと、一言では言えません。
「いい旅館だったなあ」
「もう一度来たいなあ」
とか言えるけれど、その良さを一言で表現するのが
難しいのです。

ということで、とりあえず、温泉旅館の命「温泉」から。
100%天然、自然湧出、かけながし、ひのき造り。



泉質は、ナトリウム・カルシウム-塩化物泉
湧出量 60リットル/分、温度は48℃。
効能は、切り傷・火傷・糖尿病・神経痛。

塩化物泉は、肌に付いた塩分が、
皮膚からの水分の蒸発を防ぐので、
湯上がり後もなお体がポカポカしています。

ひのき風呂は、そんなに大きくないのですが、
清潔で気持ちよいです。
何度でも入りたいかんじ。
風邪ひいている癖に3回入りました(^^;

温泉旅館の次なる命、お料理は、
おそるべきものがあります。
  
地元の山に入って、採ってきた山菜と自家菜園の野菜が
あの手この手で、次から次へと登場。
質量ともに、圧倒されます。

そして、おそらく最も自信があるのは川魚だと
推察されます。

山からの水が注いでいる池に、鯉や岩魚などがいて
それをいだくのですが、きれいな水で育った魚には、
臭みがまったくなく、川魚の印象を変えてくれます。
「鯉のお刺身」は、私の「鯉」への印象(嫌いだった)
をひっくりかえす驚きの美味しさでした。



築140年 古民家の味わいは、居心地が良く、
こたつでくつろいでいると
「田舎のばあちゃんちに帰ってきた」ってかんじ。




女将さんはじめ、スタッフ(?)のみなさんの性格もサービスも
お客様目線で、いい意味でプロフェッショナル。
これは、勉強になりました。

とにかく「何度も来たくなる」。そんなおそるべき宿です。
絶対お奨め!

追伸
子供用の浴衣も充実していました。




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