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WIND BENEATH MY WINGS

震災後、私たちの暮らしの「あるべき姿」を考え中。持続可能で幸せな暮らしを一緒に考えていきませんか?

「尻拭い」や「泥かぶり」が日本企業の強さの秘訣。

2008-01-10 20:32:51 | 成果主義
たまたま、高橋先生の主張を旦那に説明していて
この話が出てきたので。

旦那は、随分前から、社長兼社員なので、
自分の尻はぜんぶ自分でぬぐってきたわけですが、
宮仕え時代はやはり高橋先生の言うような、係長クラスの
尻拭い機能ははたらいていたそうです。

私の尊敬する先輩や元ボスたちは、
あえて泥をかぶったり、
尻拭いをするのを厭わない人たちでした。
それでも(というかそういう人の方が)
ちゃんと、偉くなっていきました。
そしてそんな姿をみて、
後輩や部下たちはついていきました。

いつから日本の企業では、
ミスのなすりつけあいとか、
手柄のとりあいが
起こる様になったのでしょうか?

いつから、
お役所よりレベルの低い
たらいまわしや、
責任の所在の不明瞭さ、
が起こるようになってしまったのでしょう?

誰も嫌なことをやらないチームでは
組織には
安定性ももたらされません。

地味なこと、大変なこと、
めんどくさいことを
率先してやることが美徳だった
日本人の職業倫理は
いったいどこにいったのでしょうか?

内容(「MARC」データベースより)
仕事を「やり過ごし」、部下の不始末を「尻ぬぐい」し、
更に「泥をかぶって」働く…。
職場によくある一見どうしようもない現象に、
調子のよい日本企業の強さの秘密が隠されていた。
日本企業、会社人間の論理を説く。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
高橋 伸夫
東京大学大学院経済学研究科教授。1957年生まれ。
小樽商科大学卒。
筑波大学大学院社会工学研究科単位取得。
学術博士。
東北大学経済学部助教授、東京大学教養学部助教授、
東京大学経済学部助教授を経て現職
(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

できる社員は「やり過ごす」 (日経ビジネス人文庫)
高橋 伸夫
日本経済新聞社

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