もう２９年に・・・

結婚する際に亡き母が実家で作っていたシャコバサボテンが今冬は花を咲かせている。　それも驚くほど元気に咲き誇っている。　知人の美容院の奥さんがずいぶん沢山栽培されているので「わが家はほとんど咲かない」「花芽がついてもぽろりと落ちてしまう」と言うと、水やりと肥料のやり方そして寒くなってからの管理について教えてくださった。　私のことだから実にいい加減なのだが、まあまあその教えを守りながらで、昨年暮れから花芽が沢山付き始め、ようやく花が咲き始めている。　もともとは私が初めて勤務した学校の事務職員の方が下さったものだ。　それを鉢植えにして大事に母が育てていた。　そしてそれを私が嫁ぐ時に鉢分けして持参・・・。　本当にずいぶん長く長くわが家に咲いている。　２回ばかり鉢を植え替えてやったが、玄関先で管理がいい加減なので咲かなくなった。　何だか懐かしい花の色・・・。　鮮やかなピンク色が玄関を賑やかにしてくれている。　ちなみにカニバサボテンとは異なるらしい。　「シャコに爪あり、カニに爪なし」と言うようにカニバサボテンの葉は縁がギザギザしていないので見分けられるとか。

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