今年は我が家も・・・

　もうじきお雛さま・・・。

　いくつになってもなんだか嬉しい。

　私はお祝いに市松人形を買ってもらい、それをおんぶして遊んだらしい。　そして堀こたつに落としてしまい焼いたのだとか。　うっすらとではあるが、ワーワー声を出して泣いた記憶がある。　祖母たちは「この子の身代わりになってくれたのよ」と言っていたのだとか。

　まだまだ幼い身体でお人形のほうが大きいくらいの時だったという。　ひこずるようにして負んぶしていたらしく、何かの拍子に炬燵に落ちたのだろう。

　だからお雛様は持っていなかった。


　娘たちにはケースに入ったお雛様を両親が買ってくれた。　ある程度大きくなるまでは毎年飾っては、ケーキを焼き、主人が花束を買ってきてお祝いしていたが・・・。　それもいい思い出だ。

　昨年は引っ越しやら何やらでてんやわんやだったため、出すこともなった陶器で自作のお雛様を今年は飾ろうかと思っている。






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寒かったけれど気持ちはホット・・・

　今日は月一回のいつもの料理教室。

　小雨が降り寒かったあ・・・。

　以前のようにたくさんの料理はしない。

　今日はお雛祭りと称して、ばら寿司、お吸い物、材料の残りできんぴら。

　本当にこの３種類の料理だけ。　仲良しクラブのメンバー次女が生前、お野菜を作っては、たくさん本当にたくさん持ってきてくださり、料理の種類も増えたものだ。　お漬物も多い時には３種類もあったりして・・・。　懐かしいなあ。　友人が亡くなってからもうじき１年になる。　あの優しい声が聞こえてくるようで寂しい・・・。

　このクラブが発足して１１年になり、料理教室となって丸１０年になるそうだ。　今年はお祝いしようということになった。

　次女がいないのが残念だ。

　きっとニコニコしながら一緒に喜んだに違いない。

　みんなで料理しながら思い切り馬鹿を言って笑う。

　食事もワイワイガヤガヤ。　ありとあらゆる情報が飛び交う。「こうなのよ」「こんなことがあったのよ」「そりゃあ、こうしたほうがいいよ」「いやそれはこうだ。ああだ」とお見事。

　あらゆる面で人生の先輩方から学ぶことは多く、「わあそうなんだあ・・・」と思うことばかり。

　会が終わってからは、「お花の苗を持ってきたけどいる？」「うん。　いるいる。」

　また別の友人宅では「お花の苗、取っておいたけどいる？」「うん。ありがとう。　いるいる。」

　また別の友人は「お雛様を飾ったの。　見てくれる？」「うん。見せて。」
着物の端切れで見事なお雛様。　大きなお内裏様とお雛様は玄関に・・・。　そしてなんと段飾りまであり、それは応接間に。　こまごましたものも自分で手作り。

　あまりにも見事で「これは売り物になるねえ・・・」との声も出た。
手先の器用さは昔からだが、その友人はありとあらゆるものを起用に工夫して作っていた。

　目の保養をさせてもらい、車に乗り込む。　

　すると友人が「農業の会で作った小麦粉よ」と持ってきてくれた。　「無農薬よ」「わあ最高じゃない。　すごいねえ。」　でもわずかばかりを分けてもらったもの。　その貴重なものを「娘さんに送ってあげて」と言ったが、「持って帰って」と寒い中持ってきてくれた。

　なんだか目がうるうる・・・。　

　このやり取りに元気をもらい「また、頑張ろう」と思える。

　小雨が降る寒い中、友人たちに見送られて帰宅。

　ありがとうね・・・。


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念願かなって・・・

　もう数年以上も前になろうか、家族で大分県日田市の雛祭りが素晴らしいというので訪ねたことがあった。　毎年2月15日から3月31日の間に開催される雛祭りだ。　 江戸時代に天領として栄えた日田市には、江戸・明治の頃からの雛人形が多く残っているとのことで、数十軒の施設で公開展示している。

　初めて見た時には、展示されている数のあまりにも多いのに圧倒され、仰天！！仰天！！

　かなり年代物のいわゆるおひなさま飾りも、さげもんもたくさんあり、家族で声を上げたものだ。

　

　その後、倉敷や柳川などでもひな祭りと称して、様々なお雛さまを見たが日田にはかなわない。


　その素晴らしかったお雛様をもう一度見たいと、昨年のちょうど今頃日田へのプチ旅を企画していた。ところが私は引っ越しの夜、めちゃくちゃひどいぎっくり腰になり急きょキャンセル。

　そのこともすっかり忘れていた矢先、仕事の合間を縫って気分転換に行こうという企画が持ち上がり、念願かなってのプチ旅へ。　忘れもしない２月１８日に引っ越しその夜、ぎっくり腰になった。　いやな思い出だが、これで楽しい思い出に変わった。

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🙈見ざる聞かざる言わざる・・・

　JA　のみではないだろう。　知らないだけ、気づかないだけで、ありとあらゆるものに、利益追求のみを目的とするような裏があるのだろう。

　でも食品に関してだけは譲れない。　今後の日本人の健康にかかわってくること。　少子化も問題だろうが、目に見えない内側を（体）作るもの・食品も同じぐらい軽視してはいけないはず。　生産増追及で農薬やらなにやらわけのわからないものを使用して作ったような食品を今の子供たちに食べさせて良いものか。　

　決して良くないから、「食の安全対策」がとられているのではないのか。　機能していないのか。


　ましてや　日本の農業を背負っているはずのJAだけは信用できるものであってほしかった。　鶏肉の問題が起こり少しは改善されたのかと思いきや体質は全く変わっていないではないか。

　それだったら　JA　の意味などない。　むしろ農家から直接物品を購入するシステムを一般化するほうがよいではないか。

　誰もがもっと目を見開き、しっかり耳を傾け、声を上げなければいけないのだろう。

　「知りませんでした」は通用しない。

　さもなければ、どんな怖い食品を口にし、将来はどんな病になるかわからない。　自身はまだしもかわいい子供たちも同様である。

　「少子化問題」を取り上げるのは重要だろう。　しかしその裏側、目に見えないものに対する行政のありようを問いたい。


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どこぞの国と同じ・・・

　今朝の食事の際に、こんな話になった。


　「ねえ、なんだか最近のご飯は長いと思うんだけど・・・」

　「そうだねえ」

　「そう言えばやけに長いように思うねえ」

　そこで記事を思い出したのだ。


　３回の食事でなくてはならないもの。　我が家ではお米だ。　パン食が良いと言っていた時期もあったが、今では家族そろってやはり「日本人はお米がいいねえ」と言っている。

　数日前に、「ダイヤモンド」に掲載された記事を読んで仰天！！

　こともあろうに　JA　が・・・。

　「全国区的においしい良いお米」「高級米」と思っていた「魚沼産のコシヒカリ」。　検査の結果１０粒のうち４粒が中国産。　しかも他県産のお米？

　滋賀こしひかりは１０粒中６粒が中国産。　京都丹後こしひかりは１０粒中３粒が中国産
だという。

　これほどの割合で中国産や他県産米が入っているということは作為的意図的なものとしか考えられない。　

　同じ場所で様々なお米を扱っているからといってもそれは言い訳にも何もならない割合だ。

　

　昨今、お米の値段が気になっていた。

　「安価すぎなのではないかなあ・・・」。　我が家での話だ。　「採算が取れないだろう」。　農耕民族の歴史を持つ国だから、おいしいお米をたべることができて当たり前という時代は終わりなのかもしれない。　

　「JA」という組織が今や利益のみに走る時代。

　鶏肉の偽装問題が起こるまでは疑ってもみなかった。

　それが今や今や・・・である。

　腐りきった体質に成り下がったのかと思う。

　安全・安心だからと思っていた。　国民への大きな大きな裏切りとしか言えない。

　行政は一体何をしているのか。　どうなっているのか。


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ネギ・レタス・・・

　昨夜長女と話していて・・・。

　まだ結婚も考えていない時分に、勤務地の教頭先生が「ねぎを買ったら、その根っこを地に植えて育てるんだよね。　そこで節約。いい奥さんになれるんだよね。」と教えてくださり、わあそうなんだあ・・・。　それまでは知らなかった生活の知恵。

　また島に勤務していた折に、めちゃくちゃお世話になった腰の曲がったおばあちゃんから、レタスの葉を千切れないようにはがす方法を習った。　それも生活の知恵。

　今、あれこれ用事をしていて思い出す方々がたくさんいる。　さりげない時にさりげなく教えていただいたことを通して、その方々を思い出す。

　そんな話をした。

　きっと娘も将来「ああ母さんが、こんな話をしていたなあ・・・」と思い出すこともあるのだろう。

　　

　人は繋がれていく・・・。


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今日は…何の日・・・

　今日は結婚記念日。

　朝神様にお参りしお勤め終了後、今年は私から「今日は結婚記念日ね。　今日まで私のようなものと一緒に頑張ってきてくれてありがとうございます。」

　すると主人も「こちらこそ。　ありがとうねえ。」

　お互いがどうにか元気に過ごしているから、今日が迎えららえる。

　感謝！！　感謝！！　幸せなことです。


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はて…なんと言うかな・・・

　朝刊を広げて、第一声。　おいしそう！！

　うん確かに美味しいかもしれないけれどね。

　広告にバレンタインデーを前になのか、ものすごくカラフルで色とりどりのごちそうが並ぶ食卓が。

　一昔前には、こんなつるつるの厚手の用紙も見ることはなくいわゆるわら半紙・・・。　広告だって裏紙を漢字の練習やら計算に使っていたものだ。　クラスメイトとどれだけ集めたかを競争したりもした記憶がある。　もちろんこれで試験前には勉強もした。

　「いつの時代？？？」と思うかもしれないけれどほんの４０、５０年前だ。

　娘たちが幼い時分には、同じように裏紙にお絵かきさせたり学習に使わせたり・・・。もっと幼い時分には、広告に出ている食品や宝石などを切り取って、八百屋さんとか宝石屋さんとかお肉屋さん、お魚屋さん・・・などに並べて使ったりもした。

　今の幼い子供たちはそんな遊びはしないのだろうなあ・・・。　きっとミニチュアの物品がそろっていて当たり前？

　
　こんなごちそうなんて、昔は想像もできないものだった。　見ることもないし、ある面世界が違うとさえ思えるような・・・。　亡き母が見たらなんというかなあ？　きっとびっくりだろうなあ・・・。

　「これ一体何？」かも知れない。

　

　働き始めて、自分自身が運転できるようになった時、中古車で当時１８万円だった車が自分のものになった時・・・。　その時の感動は忘れられない。　こつこつ貯金しては物も少しずつ買ったものだ。　

　何もかもを少しずつ買い足し増やすことに喜びがあった。　当時は今ほど物が安易に安価に手に入らなかったのだから。　自分で材料を買ってきて工夫して作ったりする喜びも味わえた。
　
　でも今の子供たちは物がなかった時代を知らない。　わずか半世紀でこんなに変化したのだ。
　
　毎日の食事にしても子供のころのことを思い出すととんでもない。着るもの、身の回りの物ありとあらゆるものが凄過ぎ。　

　スーパーに出かければ何でも手に入る。　衣食住に関するもろもろが手に入る。　しかもおしゃれな品物だったり、高級品だったり・・・まあ我が家にはあまり関係ないが。

　

　やはり質素な生活をもっと見直し大切にしなければと思う。

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今日まで・・・ありがとう

　主人が車を買い替えることになり、今日は今まで乗った車とさよならになる。

　朝から小一時間かけて大掃除をしてきた。

　ものをすべて取り出し、掃除機をかける。　その後固く絞った雑巾で中を丁寧に拭く。　その後外側を磨く。　中はあまり掃除しなかったけれど、外側はどれだけ拭いたことか・・・。

　どんな出張時も主人を守ってくれた。　山口の会議、徳山の会議。　調査でどんな雪山の辺鄙な場所でも危なくないように守ってくれた。

　私は出張に出かける前には「念を入れるの」と言いながらせっせと拭き掃除をしたものだ。
「主人を守ってね」と祈りながら・・・。

　家族旅行も一生懸命走ってくれた。

　「お疲れさま　そして　ありがとうね・・・」
　
　なんだか涙が出てしまう。

　いろんな場面で大切な時間を共に過ごしてきたように思う。　娘たちも「車によろしくね」と言って出掛けた。　


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あれ・・こんなはずでは・・・

あまりに良いお天気でもかなり気温は低いのだが、青空がきれいに見えて「わっ。今のうちに出掛けてくるね」と言って買い物に出かけた。

行きはよいよい・・・帰りは吹雪。

「こんなはずでは・・・」と思いながらも、食料品をしっかり買い込んで帰宅。

「わあ寒かったあ・・・」


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