ほんの少しずつ・・・

　腰痛と同じようにほんの少しずつ少しずつ・・・。　

　引っ越してその日の夜ぎっくり腰になったため、わが家は悲惨な状態。　娘たちがいるから何とかなるけれど、主人と二人きりなら一体どうなっていたことだろう。　

　ほんの少し片付けが進んで、以前から使っている家具たちがそれなりに収まり、物の整理も多少なとできてくると「ああ、今度はここがわが家なんだなあ・・・」と思う。

　引っ越す前には何をどの段ボールに片付けたのかを覚えていたのに、全く記憶にない物が有ったり・・・、「おかしいなあ。　ここに入れていたはずなのに・・・」が見当たらないのだ。　メモもしていたがその段ボール箱自体がない。　そんな状態で早１週間。

　まあもう引っ越すことはないだろうが、なかなか体力気力ともども必要だ。

　目下、事務所に出なければパソコンが使用できないため、ブログもままならない。　そして思ったのは、自宅にいてもパソコンを結構利用していたと言うことだ。　なければなしで済むが、ふと調べたいと思うことが調べられない。　

　来週の引っ越しに向けて、今週は事務所の引っ越し準備。　

　気合入れて頑張ろうと思う気持はあれどされど・・・。　まあ少しずつ少しずつ・・・。


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嘘のよう

　引っ越して丁度一週間。　私はぎっくり腰になり、あっという間の一週間だった。　

　「あの家はどうしてるのかなあ・・・？　ひっそり静まり返っているんだろうなあ・・・。　何だか置いてきたような気がして・・・」そんなことを娘たちに言うと、「同じよ。　同じような気持ちになってるの。　だって物心ついたころから大きくなるまで育ったんだものねえ。」と言う。　
　「長期の旅行にでも来ていて、いつものように、旅行から帰りあの家が見えたらほっとしたように、同じように思うんだろうかなって・・・。」　そんな風に言う。　私だけではなかった。

　主人や長女はあれこれ用事が有り、引っ越し後も行っているが、私は腰を痛めて行っていない。　少しずつ少しずつ離れることに慣れていくのかな。　


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２０数年ぶり・・・

　何とも何ともこうしてパソコンに向かうのも久しぶり。　まだ痛いのだが一時期に比べると、比ではない。


　実は引っ越したその日も遅く、入浴後にパジャマを着ようと左足はいつもと変わらずふつう・・・。　ところがだ！！　右足を入れた瞬間「ゴギッ！！」と何やら音がしたように思えたと思ったら、腰が抜けたようになり、強烈な痛みに襲われた。　立っているのがやっと。　丁度次女が居間にまだいたから良かったが、いなかったら・・・と想像すると怖い。

　ぎっくり腰である。　もう２０数年振りだろうか。　学校勤務していた当時強烈なのを３回ばかり経験。　２学期後半から３学期にかけて、進路指導で疲労がたまってくるといけない。　足をじゃんけんのパーの形にして授業していた。　生徒には「申し訳ない」と言いながらの姿勢だ。　自習時には「椅子に座った方がいいよ」と言う優しい言葉に感謝しながら座っていたものだ。　しかし座っていても立っていても歩くのも・・・痛い。　廊下を通過する際にも自身の方にめがけて走って来る生徒たちに「そっと・・・そっと」と声をかけながら・・・。　手摺の掃除？？？に余念がなかった。
　

　今となっては何だか懐かしい。　でも懐かしんでいる場合ではない。
　次女に服を着るのを手伝ってもらい、寝室まで肩を貸してもらって体中に力がかからないようにしながら、ようやくお布団に辿り付くことができた。　しかし横になれない。　「ギャア」と叫んで崩れ落ちた。　こんな痛みは初めて・・・。

　トイレも主人に連れて行ってもらい、連れて帰ってもらう。　とにかくひとりでお布団から立ちあがれないし、横になれない。　寝返りもできない。　歩くこともままならない状態がほぼ丸一日。　当然ながら横になった状態でしかいられないため、食べ物も口にしたくない。　

　トイレに行きたくなるからと言って飲まず食わずの一日目。　翌日は次女が自宅にいてくれて、午前中１０回くらい顔を見に来たそうだ。　会社から電話をしては主人が様子を聞く。　お昼に帰宅してトイレへ連れていってもらった。　午後は長女が戻ってきて、「どう？」と言う。　でも娘たちでは抱えられないのだ。　夜中も「行きたくないか」と声を掛けてくれた。　みんなに心配をかけて、本日５日ぶりに外出。　

　「一週間くらいはおとなしくしていないといけないよ」と言う主人。　

　学校勤務当時とは違い、しんどければ痛ければ横にもなれる。

　全く何もできずに丸一日が過ぎ、「引っ越したようには思えず、どこか旅先のお宿にでも泊っているみたいな気がするねえ」と言うと、みんな笑っている。

　どうにかなるのかと思うほどの激痛に見舞われた。

　健康であることに感謝感謝。　忘れていた痛みに襲われて気付かされた次第だ。　やはり相当無理をしていた様子。　

　まだまだ鈍痛が有るので気をつけなければ・・・。

　昨年末からかなり無理をしたなあ・・・と反省。　でも今度は事務所の引っ越しだ。　外の景色がとても新鮮に見える。　



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ガラガラドンが届けられた・・・

　ようやく引っ越しが完了した。　もうへろへろ状態だ。　しかし・・・業者さんの動きの凄いことと言ったら・・・。　まず荷物を積むのも降ろすのも・・・頼もしいことこの上なし。

　初めに、どの荷物を持って行くか、持って行かないかを説明しながら見て回る。　そしてすぐに作業開始。　その手際のよいことと言ったら・・・とにかく凄い。　いくらお商売だからとはいえ凄い。　私たちは掃除しながら片付けた。

　その後転居先へ移動して、持ち込みが完全に終了したのは２時前。　朝８時半から開始し、終了が２時前。昼食もとってはいない雰囲気に唖然とした。 私たちもトラックが到着するのを待ちながらわずかな時間でつまんだが、きちんとしたものは口にはできず、ほぼ３時過ぎにようやくおにぎりにあり付いた。　

　到着した際にコーヒーでも・・・と進めたが、すべて持ち込みが終了しお茶を進めながらの雑談。　雰囲気もよく、どことなくこちらは母親くらいの気分になった。　一緒に出したお菓子も「ポケットにでも入れておいて、あとで食べて下さい」の一言で、持って行って下さったのでやれやれ。

　それでも一番年配らしき方は、コーヒーも玄関外にしゃがんで飲み、お菓子も遠慮されたので、若い方に「あの方に渡して下さいな」と言って、持って行ってもらった。

　すべてが終了し、見送ろうと立っていると皆さん帽子をとって深深と頭を下げて一礼。　テレビで見るコマーシャルそのものの雰囲気だった。


　良い方々に、いい形で引っ越しを手伝っていただけ大満足。　感謝！！


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最終段階・・・

　ようやくというかやっとやっと、引っ越しが完了する。　長かったなあ～。　でもまだ事務所の方がある。

　主人も私もものがない時代をほんの少しかじり、豊かになってしかも自身が購入できるという喜びで、ついつい買い貯めてしまった・・・反省しながらも・・・今がある。

　私は自宅で、主人は自宅と事務所でその反省を改めてしている次第だ。

　そんな私たち夫婦を温かく見守っているのが長女だ。「そうだよねえ」と認めてくれている。「少しずつ使いながら納得しながら処分していけばいいよ」と言ってくれる。

　その言葉を裏切らないように、あとせめて10年は生きないといけない。　そして十分に使って処分しなければ・・・と考える。

　まだまだ無理だろうが庭作りも楽しみたい・・・、ありとあらゆる布もあるので、縫物も楽しみたい。　もう久しい油絵もまた描いてみたい。　水彩画も楽しそう。　読みたい本も書庫には有り余るほどある。　10年ではきっととてもじゃないけれど足りない。　のんびり豊かな生き方をもう求めてもいいんじゃないかなあ・・・。
　
　新たな家で、新たな生活だ・・・。


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ウオ～・・・

　なんともなんとも・・・ここのところのハードなことと言ったら尋常ではない。　引っ越し直前と言うことで、引っ越し先もさることながら、あれやこれやと「まあここまで物はなくても人間、生活できるよねえ」と言うことがもの凄～く理解できた気がする。　「最低限、何が有ればよいのか」を今回の引っ越しでは体験・体感できた。

　昨日は引っ越しのご挨拶に廻り、ついつい１件が長～くなり、寒空の下しっかり風邪をひいた様子。　風邪薬を飲んで早々と床についた。　８時前だろうか、「ご飯を何か食べなさい」と言われて食卓に・・・。　物が欲しくないからと、主人が買ってきてくれた「焼き芋」（目下主人がはまっている例の焼き芋）を少し食べてココアを飲んだだけだったので、胃には物はないはずだ。　お腹がすいたと言う感覚もなく、ただただ薬のためか眠かった。　
　眠い目をこすりながら見ると、何ともの凄いごちそう。　「そうだった。　今日は結婚記念日だったねえ。」　娘たちが心配して何やら工夫の作。そして主人も帰宅時にお寿司を買ってきてくれた。　「これ食べて、エネルギー補給よ」「そうだよねえ」で無理してしっかり食べて熟睡。

　今朝は随分具合がよくなった気がする。

　まあそれでも、何だかなあ・・・。　事務所の引っ越しもある。　申告もある・・・。　「わあ～ウオ～」な気分だ。　まあどうにかなるだろう・・・。　いやどうにかしなければ・・・。


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今年は少し遅れて・・・

　明日は結婚記念日。　大・大的にカレンダーに大きなハートマークを描いているため、さすがに忘れられない。

　いつもならそれなりにお祝いするけれど、今年は引っ越し祝いと一緒に行おうと言うことになった。　そりゃあそうだなあ・・・。　もう料理をするにも道具類もほぼない状態。　

　ようやくお世話になる引っ越し業者も決まり、いよいよ来週引っ越すことに決まった。　何だかさびしい気がする。　今の今まで新しい家へ荷物を運び、片付けに必至だったけれど、いざ引っ越しまで数日となると、感慨無量。

　子育てをほぼ今の家で行い、ご近所の皆さまには大変お世話になった。　会議が長引き、夕方小学校から帰った子供たちがお邪魔したり・・・。　私が知らないところで随分助けていただいていた。　心から感謝したい・・・。　地域に育てていただいたと思う。　いけないことをしたら、注意もしていただいた。　ありがたいことだ。　

　柱、ドア、床・・・一つ一つの傷が思い出。　今の家に引っ越してきた折に、次女が床にぺたりを座って、鉛筆か何か筆記用具を手に持って床に「イロイロ・・・」。　クルクルと描いた傷が第一号だ。　その後は柱に身長を測り、印をつけたり・・・。

　「どうしよう」と言う思いで一杯になるから、今は忙しくする。　何でも「もとには戻らない」。　「こんなこともあった、あんなこともあった・・・」。　人生の中で一番長く生活した場所・・・。


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さあいよいよだあ

　ようやく本腰で引っ越し・・・。　ネットで業者選びを始めた。　見積もりであれこれ詳細もわかるだろう。　これまでにも娘たちの引っ越しであたふたしたが、規模が違うため今回はかなりハード。

　京都ではネットで申し込むと、かなり多数の業者が見積もりに来てくれたが、岩国と言うこともあってか、３社だけだった。　

　まあそれにしても業者によって対応の違うこと・・・。　見積もり申し込みのボタンを押すと同時に電話があったところもあれば、こちらから電話してようやくことが進む業者もあった。　口コミも読んだが、違いをしっかり確認して少しでも良い業者にしたいものだ。


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わが家のブーム・・・

　以前髪をカットしに行った美容院で、店主が「最近はまってるんですよ。　スーパー○○○の入口にある焼き芋・・・美味しいですよねえ。」「へえそうなの。　男の人も食べるんだあ。」とその時は意外な気がしていたが、何と主人が何かの折に買ってきた。　そのお芋の美味しいこと。　実に甘くて香ばしく、しっとりしており、何やら羊羹のさっぱりふうな感じ。

　それ以来、毎週なぜか金曜日に２個買ってくることになった。　主人曰く「季節のものだから、そう長くは食べれないんだから・・・」と解説しながら皆に渡す。　「甘いものばかり食べると、糖尿にでもなったら大変」と言う長女への言い訳だ。

　でも目当てのお芋がなくて、違うものを先週は買ってきてしまった。　すると何とも不味い。　パサパサして甘みもない。　「これならお家で焼いた方が美味しいねえ・・・」となった。

　やはり目当てのお芋がない時にはかわない方がよいらしい。　随分種類もあり、拘る人も多い。　さて今週は当たりかな？はずれかな？　　

　今日は火曜日だが・・・、先ほどスーペーへ行った折には売りきれていた。　香ばしい美味しそうなにおいにつられて、焼き芋の機械の中を覗いてみたが石しかなかった。　サザエさんではないが、芋太り！！になっては困るのでなくて良かったかな？！　と報告。　でも入口に入るやめちゃくちゃ良いニオイ。　丁度お昼時。　商売上手だなあ・・・。


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目が点・・・

　ここのところ何だかしんどいなあ・・・と思ってお風呂に入る前と入った後、体重計に乗ってみて驚いた。　「えっ！！嘘でしょ！」　服を着て４８㌔。　体重計が壊れているのかと思って凝視したが、何度測っても同じ。　壊れてはいないらしい。　数日間測りつづけたがやはり変わらず。

　今朝は逆流性食道炎のお薬をもらいに病院へ行ってきた。　すると「カルテが一杯になったので、体重、身長、血圧、酸素の吸入具合を計測しますねえ」と言うことで計測。　体重はやはり減っている。　そしてショックなのは身長。　前回よりも１センチ位減った？？？！！！「ショックだなあ」とついつい声に出たら、看護師さんが「まだまだ大丈夫よ」。　

　成人後は、母が亡くなった時に底で４８㌔位だったことがあった。　でもそれ以降、５２，３数㌔を維持。　多いと５６㌔くらいまでになった。　でも加齢とともに減り、５０㌔より減るとしんどいのですぐに体調が分かる。　ここのところ引っ越し騒ぎで、体重計にも乗っていなかった。　
先日の料理教室でお姉さま方が「年取ってから体重が減るのは良くないんよ。」

　そうだよねえ。　ダイエットとか言って騒いでいるのもせいぜい２０代終りまで。　やれ出産、子育てと言う時にはそんなことは言っていられない。　もうとにかく体力勝負だ。　

　学校勤務当時、良く先輩の女先生方が「食べ力がいるからしっかり食べないとねえ・・・」とおっしゃっていたのを思い出す。　食事抜きだなんて信じられない・・・。　

　そんなこんなで、とにかくとにかく食べている。　食べることに対してここまで努力したことはないんだけど、やはり元気が一番。　目が点にならないように・・・。　まあ今度は太り過ぎて点になるかもしれないが・・・。


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