エイ！！負けるもんか・・・！！

　私にも同様なことが言えたのであろうか・・・と思うこともあったが、最近非常に感じるのが「打たれなれていない人が増えている」ということだ。

　誰かに注意されたら直ぐにへちょんとなる。「エイ‼‼くっそう！！負けるもんか・・・」という精神力というか、へこたれない精神力が育っていない人が増えてきたのではないかと思う。　

　若者が引きこもりになったり、なにか犯罪へ走ってしまったり、軽い気持ちで一生を台無しにしてしまったり・・・。　そうしたことにつながっているのではないか。　

　何がそんな風にしたのか・・・。　悪いことをしてもまずは親、祖父母、周囲の大人たちに叱られていなかったり、注意されていなかったり、方向を変えれば無視されて育てられている状態・・・。

　むしろ今の世の中、当たらず触らずをよしとする風潮がある。　スーパーで走り回るわが子を叱らない、いや叱れない親。　そんな状態を赤の通りすがりの大人が注意しようものなら、見当違いも甚だしいが、親はその大人に激怒する。　一体どうなっているのか。

　いけないことをすれば当然いけないと教えてやらなければいけない。それが親のなすべきまず一番基本的なことの一つ。

　「打たれなれていない人間」を作らないためには、まずはそうした親や一番身近な大人からの注意に始まるのではないだろうか。

　誰も赤の他人はわが子を叱ってはくれない。　せいぜいが学校の先生くらいなものだ。　それも昨今では当たらず触らず・・・かも知れない。　「やれ体罰がどうのこうの・・・」と言われ始めて、教師は変化している。　決して「体罰を肯定」はしない。　体罰はいけない。　しかし昔とは全く違ってきていると思う。

　競争心も育ちにくい気がする。　他人との競争もだが、そこには自身との競争もあるはずだ。

「負けん気の強い、そして少々打たれてもへこたれない」そんな人間を育てていかなければいけない・・・。


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なんと幸せなこと・・・

　今日は朝方用事があって主人と出かけた。　そして帰宅すると玄関に、おいしそうな柿が一袋届いていた。「きっと彼女だ」と言ってすぐに電話を入れた。　主人が好物というので毎年ものすごい数をいただく。　ありがたいなあ・・・。　歩いて数分のところに住む友人。　ご主人が毎日1個ずつ食べるために柿の木を植えたという。　それをわが家がいただくのだ。　申し訳ないこと。　早速皮をむいて美味しくいただいた。

　その後昼食前には・・・また違う友人が電話をして「お芋のてんぷらを揚げたからもっていくよ」とのこと。　娘さんたちが来られるからてんぷらを作ったとのこと。　大根やかぶも持ってきてくださった。　以前私が畑を作っていた時の畑の師匠さんだ。　きんぴらが届いたり、煮つけが届いたりする。　歩いて数軒先・・・。　なんと幸せなことだろう。　おひるごはんに美味しくいただいた。　大根は早速お夕飯に料理することにした。

　そして夕方次女と庭でごそごそしているところへ、また違う友人が・・・。　「大島へみかんを取りに行ってきたの」とのことでおみかんを届けに来てくれた。　立ち話になったが20分から30分程度おしゃべり・・・。　ありがたいことだ・・・。

　なんと幸せなことだろう。　こんな風にして気にかけてくれる人が、歩いて数分のところにいてくれる。　みんな元気にいてほしい・・・。　こうしたやり取りに元気をもらう。　どんな些細な話も、真剣な悩みも聞いてくれる。　宝物だ・・・。


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不思議な力・・・

　先日、赤ちゃんを連れた教え子に出会った。　もう卒業後ずっと会っていないため一体何年になるのだろう。　私の中ではいつまでも中学生のままの姿があるのに、「母親・・・になったんだあ・・・」。　時が流れ、当然のことだが、何だか不思議なようにも思える。

　その赤ちゃんの可愛いことと言ったら・・・。　しばらくはじっと見入ってしまった。　紅葉のような手をギュッと握り締めている。　澄んだ瞳、つやつやした白い透明な肌。　ただただ「美しい」と言う一言では表現できないような、説明できないような・・・不思議な魅力がある。　

　娘たちが生まれた時にもじっと見つめていたなあ。　ころころ変化する表情がたまらなく愛おしくて、今を逃したらもう見れないかもしれないと思えたり・・・、時折見せる笑顔はもう宝物。　その笑顔に引き込まれて、ついつい時間を忘れて見入っていたものだ。　

　「その目線の先には一体何が見えるのだろうか」などと思っていた。　何が見えてどう感じているのだろうか・・・と不思議でたまらなかった。　

　「生命」の神秘そのものだ。　


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メンテナンス

　今日は9時から歯のメンテナンスへ行ってきた。　小一時間かけてじっくりとしてくださる。

　「小学校の春の検診で虫歯が見つかっては歯医者に走って行っていたなあ・・・」などと思いながら綺麗にしてもらう。

　あのころから考えるとずいぶん様変わり。　今のような様々なアドバイスなんてなかったなあ。

　また、島に勤務していた時には、歯が悪くなると常駐の歯医者はいないため、定期的に来られる医師に診てもらっていると話に聞いたことがある。　しかもとにかく抜歯をするということだった。　今でもどこかの国では、かなりの割合で抜歯することで済ませてしまうというのを聞いたことがあるが、まさにそれ？！　今思うと怖いこと・・・。

　医学も進歩して、歯が悪いことが体に及ぼす影響ということがずいぶん情報として一般に流れてきている。　歯周病から体全体の臓器への影響などもしかり。　初めて聞いた時には驚いたが、随分大切なものなのだと改めて認識した。　

　磨き方、口の中の維持の仕方（唇を閉じていても歯を口の中ではかみしめずにいること）、肘をつかないとか、夜の寝方・・・そんな話までしてくださる。　そして最後にほうれい線にも効果があるという口周りのマッサージ。

　技工士さんにメンテナンスをしていただき、最後に医師からチェックを受ける。

　「歯も歯茎もとても良い状態なので、今の状態で歯磨きもしっかり続けてください」とのことであった。　　

　次回は半年後ということでやれやれだ。　口のエステ‼‼？？気持ちよかったなあ・・・。　なんだかものを食べて汚したくないなあ・・・。


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言葉・・・

　先日何やら読んでいて、こんな言葉を発見した。

　「一生懸命だと知恵が出る。

　　　　中途半端だと愚痴が出る。

　　　　　　いい加減だと言い訳が出る。」

　戦国時代の名将、武田信玄の言葉だ。


　言い充てているなあ・・・。　時代は変わっても・・・。



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楽しきブーム

　最近、わが家で一大ブームになっているのがレース編みだ。　何を思ったのか突然長女が「母さん、私レースが編みたいんだけど、教えてね。」と言い始めた。「いいよ。」と即答。

　まだ保育園の年中の頃から、私のそばで編み物を見よう見まねでしていた。　それは毛糸だ。　主人や妹にあの小さな可愛らしい手でマフラーを編んでプレゼントしたり、中学校時分には大好きだったお祖父ちゃんに暖かいだろうと純毛のマフラーをプレゼントしたり・・・。　お祖父ちゃん子だった長女は一生懸命に編んでいたなあ・・・。　今でもその時の様子が目に浮かんでくる。　いつも父はそのマフラーが暖かいと言って愛用していたようだ。　だから亡くなった時には棺にそのマフラーを入れておいた。

　そんなこんなで毛糸はずいぶん編んでいると思うが、模様編みはまだ経験がなかったように思う。　私は白内障の手術をしてからというもの、細かいことをするのが億劫で、編み物はしなかった。　縫物も読書も以前ほどできなくなっていた。

　でも娘の一言で、「伝えられること、教えておけることは少しでも・・・」と思い、一緒に開始。　ドイリーを私に編んでくれるというので、じゃあ私も・・・と開始。　人生初の長女の作品が仕上がった。　遅れて私も仕上げ、娘にプレゼントだ。

　亡き母がレース編みが得意で、大作をずいぶん編んでいる。　ちょっとした物も私が小さなときから編んでくれていた。　幼稚園くらいの時にはかわいいお財布も編んでもらったなあ・・・。　一度それを小学校のグランドで遊んでいて失くしてしまい、暗くなるまで友人たちと探した末にようやく見つけて帰宅し、遅く帰宅したことで母を心配させた思い出もある。　懐かしい思い出だ。　

　母の影響で私も毛糸やレースを編んでいたが、結婚してからは毛糸ばかりだった。

　そんな長女や私の姿を見て、次女も今レース編みにはまっている。　私は長女に教えるついでに、ドイリーを編み上げたので、目下休憩中だが、二人の娘たちは、秋の夜長、そばで編んでいる。　とても幸せな光景だ。　いつまでこの素敵な時間を共有できるのかしら・・・などと見ていると、「母さん、なんだか見守っているって目をして見ているねえ・・・。」と長女。　

　「そうだよね。いつだって見守っている・・・。見守ってきた」と思いながら、また微笑んでいる。

　編み物の記号が少しずつ分かるようになり、次の作品に二人ともうつっている様子だ。


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さあ・・・気合い入れて・・・

　ここの所の雨で洗濯物も乾かない、外回りもできない。　3週間くらい前に痛めた腰がようやく、本当にようやく少し良くなったようだ。　しかし、今度は急な寒さ到来で胃痛がひどい。　頭痛もするため「これは風邪！！」と思って、葛根湯を飲み、病院からもらっている胃薬（粘膜治療用）を飲みここ数日は耐えていた。　
　完全にお粥での食事になって、もうエネルギーがない。　底力が出ない状態だ。　お向かいの奥さんが「痩せちゃった？　顎がとんがってきたような・・・」とおっしゃる。

　それでも昨日はホッカイロを胃の部分に当てて一日過ごしたところ、今朝は具合が良いような・・・。

　それをよいことに、好天を喜んで、大掃除。　でもでも・・・。　あれこれ買い込んできたため、夕飯準備までしておいて・・・。

　とにかく不要な本や雑貨の類を処分するために袋を数種類用意して・・・。　その後は大覚悟で布団類も処分のために格闘する。

　娘たちの手も借りての大作業になりそうだ。　先日友人から聞いた布団や食器類・雑貨類の処分の仕方が参考になる。　食器類・雑貨類はエコプラザに寄付するのだそうだ。　洋服類も同様とのこと。

　一気に秋から冬になる。　つい先日まで20度以上も普通だったのが、だんだん10度だいに・・・。　これまでは一体どうだったんだろうかと、日記を読み返してみると、やはり寒いと書いている。　もうそんな季節なんだと改めて思う。

　さあ気合い入れて…動こう。


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手抜き・・・

　「えっ？そうなの？」とは主人の言葉。　「そうよ。」と言いつつ、内心「私だって料理したくない日があるのよねえ・・・」である。　決して上手ではない。　ただただ、家族が元気でいられるようにと思って料理する。　バランスを考えたり、旬の食材を取り入れるようにしたり・・・、「これが○○に良い」と聞くと自分なりにアレンジして作ってみたり・・・。　その程度だ。

　朝昼晩ともなると、時にヘタバル。　まあ我が家の朝食はごはん派。　必ずお味噌汁（具が目いっぱい入っている）、それにバナナ、カシスやブルーベリージャムに、時に旬の果物も加えて毎朝必ずヨーグルト。　それに鯵の南蛮（これは揚げずに、焼いたものの酢漬け）。　娘たちは納豆。　私たちは夕食で納豆はいただく。
　　
　だから朝食はほぼメニューがお決まりコース。　時に気まぐれでパンを焼くと一緒に食べるが、パンはあくまで追加の品。　ごはんがないと「おなかがすく」と言う。

　そして昼食用のお弁当も毎日作る。　まあ事務所以外で食べるわけではないからいい加減と言えばいい加減。

　それからお夕飯。　一人なら同じものを食べていたりするだろうが、やはりそこは変化も必要。　あれやこれやとメニューも変わる。　しかしだ・・・。　やはり毎日朝昼晩3食を作るのは大変なこと。　時にのんびり何も作りたくない日もある。

　そうした中、先日テレビで偶然見たひと品が、主人受け。　「こんな簡単なのでいいの？」と思うようなものなので、数日に一度は作るようになっている。


　＜材料＞

絹豆腐　（１丁）
ほうれん草(サッと湯がいたものを４㎝位にカット）
かつお節　（一握り位）
乾燥わかめ(スプーン１杯位）
ねぎ
生姜(好みで沢山入れるが味の決め手になる）千切り
卵(１個）
水溶き片栗


　＜作りかた＞
①　鍋にお湯を沸かし、絹豆腐を手で大まかに千切りながら入れる。
②　ぐつぐつ煮えてきたら、ほうれん草、乾燥わかめ、生姜を入れる。　最後にかつお節をパラリ。　味をお好みにつける。
③　仕上げに、水溶き片栗をくるりと入れて、とろみを軽く付け、溶き卵を流し入れる。
④　食器に盛って、ねぎを散らす。

　これはなかなか簡単ながら好評。
　最近では生姜の効果で体も温まると言うことで、より好評に。　それをよいことに、人参や葉物野菜をカットして沢山入れ始めた。(キャベツ、白菜、レタスなど）

　大変な毎日の食事。　何とかして工夫したいものだが・・・。

　生姜が入ることで物凄く違ったものになる。　さて今夜は何にしようかな？　

境は・・・

　学校で教鞭を執っていた当時、何度か思ったことがある。　「子供と大人の境目はどこなんだろうか・・・」と。

　中学校の生徒たちは急激に変化する。　1年生はとても幼くて幼くて、それこそ両手で頬を包んであげたいような・・・何かがあたっら「大丈夫だよ」と抱きしめてあげたいようなそんな幼さを持っている。　そんな幼さが残っている1年生も、2年生になると急に大人びて、「ああ、そろそろ反抗期なのよね」と思うような言動も見られるようになる。　そして3年生にもなるとウンと背丈も伸びて、教室で全体が立ち上がると私のようなチビさんは、壁に感じるくらいになる。　そして何気なくこちらの方がさまざまなことで、フォローされたり、カバーされたり・・・「大人になったなあ・・・」と感じたりするものだ。　でも時に「わあまだまだ幼いよね・・・」と思うようなやり取りもする。　　実に可愛らしい存在だ。　

　見た目には、とても大きくて「大人」のように見えるが、はて？

　本当に「大人」と言えるにはどこが境目になるのやら・・・。　子供は自分の事だけで必至なように思える。　少しずつ他者のことも考えられるようになっていくことで大人の仲間入りをするのではないか・・・。　中学1年生から3年生までの成長を見守っているとそんな気がした。　時々子供に戻ったり、少し大人になったりを繰り返しながら、少しずつ少しずつ本当の大人になっていく。　さまざまな面で自己責任を負うことになると言うこと、時には自己よりも他者優先と言う姿勢も必要だと言うことが理解でき、実践できる・・・。　はて？　

　でも昨今のさまざまな事件を見聞きすると、「見た目は大人。　でも・・・」が多い気がする。


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心身の健康・・・

　「心身の健康」と言う言葉を初めて聞いたのはもう20数年前にもなろうか。　私の尊敬する方からの言葉だった。　その中身がどれほど重たい大切なことなのか、それが加齢とともに理解でき、心にしみてくるように思える。

　子供のころには「健康」と言えば「身体の健康」としか思わなかったが、「心の健康」と言うこともあるのだと知った。　意識し始めた。

　３度の食事をきちんととり栄養を摂る。　水分も摂って、身体を動かし、鍛えて、子供から大人に健全に成長していく。　そして大人になったら、健康を維持しようと努力する。　身体にバランスよく栄養を摂取し、運動することで身体は健康に保たれる。

　栄養事情の良い現代の日本。　栄養が悪くて健康を損なうと言うことはまずないだろう。

　でも物にあふれて豊かになっても、心は逆に貧しくなっているのでは。　常に周囲に流されたり、周囲ばかりを気にする。　自身で深く物事を考えずに行動する人が増えているのではないだろうか。　なにげない言動がどれほど人を悲しませることになるのか、傷つけることになるのか・・・そうしたことに配慮しない、配慮できない・・・そしてそれがその後の自身の人生にどれほど大きな影響を及ぼすかと言うことを考えずに犯罪を犯したり・・・。

　もっと心にも栄養を与えたいものだ。　自然の美しさ、雄々しさ、素晴らしさ・・・に感動したり、花の美しさを喜んだり、小鳥のさえずりに耳をすませ、優しい気持ちになったり・・・。　さまざまな人と出会い、さまざまな考え方を知り、さまざまな生き方に学ぶ。　

　
　春に咲く景色を想像しながら、狭い狭い庭に花を植えて楽しんだり、喜ぶ顔を想像して友人や家族へ何やら手作りのプレゼントを作ってみたり・・・。　

　些細な日常に、感動し、喜びを見つけ、心を動かす。　それこそが生きていると言う実感にもつながると思う。

　日々心身の健康に留意したいものだ。


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