一番孤独を感じる時

　母が亡くなった時、痛感したさびしさだ。　お正月とお盆。　亡くなるまでは毎年のようにおせち料理を作り、年越しを一緒にして、除夜の鐘を聞いていた。　除夜の鐘を突きに夜暗い中お参りに行ったこともたびたびあった。　亡くなった年も私の好物のお寿司を巻いてくれた。　「天下一の巻き寿司」だと思っていたし今も思っている。　着物を着て白い割烹着を着ていたなあ・・・。　お盆にも沢山のごちそうを作ってくれ、一緒に食べてお墓参り・・・。　

　年末に買い物に行くと「きっとこの方は独り・・・」と思うような人を見かける。　どこかさびしそうに一人で買いものをなさっている。　しかも買い物かごの中はどう見ても一人分・・・。

　家族が、人が集う時・・・、人は一番の孤独を感じるもの・・・。　平素の生活では世の中の喧騒にまぎれている寂しさ、孤独が顔を出す・・・。


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私流・・・

　暮れの寒く忙しい時期にしなくてもと思いつつ、やはりそこはそこ。　気分の問題だ。　手当たり次第に目に付く場所をパタパタやってしまった。　しっかり抜けもあるけれど、自己満足の世界と言うのか・・・まあそれにしても忙しいこと。　

　頭（脳動脈瘤）が心配で当分は一人で長距離は運転できないと思う。　そのためお墓参りはできないが、親元に仏参りに行ったり・・・。　買い物も幼い時分のようにはなく、元旦からいくらでも買い物ができる時代なのに、何やら気ぜわしく買い物もハッスルしてしまう。

　そして元旦、2日はスッピンでゆったり過ごす至福の時である。　私のお正月。
　主人はクリスマスも、お正月もなくお仕事。　近年の生活リズムはそのままだ。

　30日からしっかりおせち料理を作りまくり、食べては寝て過ごす・・・。　寝てはいないが、元旦は何もせずのんびり。　亡き両親がよく言っていたものだ。　「お飾りは29日31日は避けて飾るもの。　そして元旦はゆったり過ごすもの。　3が日は縫物もしてはいけない。　1年の計は元旦にあり・・・。」　だからお飾りを父は28日か30日に飾っていたなあ。　母も元旦にゆっくり過ごしたいから洗濯機を31日遅くまで回していたのを覚えている。

　それぞれの思いで、こだわっていたように思う。　今、私が亡き両親が言っていたことをさりげなく娘たちに言うとはなしに言っている。　これが伝わっていくのだろうかしら・・・。　お節料理も私なりに作る。　いくつかはきっと将来娘たちも作るのかなあ・・・。　


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何とも間の悪いこと・・・

　今日は事務所近辺は資源ごみの日。　早朝、いや昨日からすぐに持ち出せるように準備万端で用意していた。　そして今朝は早めにすべて出し「わあスッキリ！！　気分がいいねえ。」と思っていたら、何と何と回収車がそばを通り過ぎるのが見えるのに宅配が届いた。　「わあ～。」

　きりのないことなのだが、今、たった今わあスッキリ！！と思ったにもかかわらずである。

　「生きると言うことにはゴミがつきもの・・・」などと思ってしまった瞬間。　それにしても間が悪いこと。　畳んだ段ボールを持って外に出てみたが、ゴミの回収車の姿はなかった。　残念！！



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忙しくて何もない？？クリスマス？

　本来ならイブの日が平日なら、前日から下ごしらえをしてプチお洒落な食事を準備するのだが・・・。　23日が突然の来客にパタパタして、草臥れてしまった。　そう言う時にはケーキもチキンも買って・・・となるのだろうが、私の場合は「まあいいやあ・・・。」となり、家族がそろっているにも関わらず、「もう何も作らない。　普通の夕食になるよ。」と決めて帰宅。　

　その言葉を受けて、主人が気を使ったらしい。　次女と二人であれやこれや買って来てくれた。　「わあ凄い！！」の言葉で迎えて、食卓は一気に賑やかに。　一応あるなりで、アサリのクリームチャウダー、サラダ、鮭のお寿司、チキンの照り焼きの盛り合わせなどを作っていたのだが・・・。　そして長女がケーキを作ってくれた。

　次女曰く「そこはきちんと言ってくれないと、何もないと思って一杯買って来たのよ。」　はい、ごもっとも・・・。

　まずはあれこれ早目のプレゼント交換に賑わい、大騒ぎ。　さりげなくお互いが欲しがっているかしらと言うものをそれぞれに準備していた。　決して高価なものではないがそれぞれの心がこもっている。　そして賑やかな食事・・・。　年末のわが家恒例の行事だ。　有難いしあわせな時間・・・。　毎年思う。　いつまでもこの幸せが続きますように・・・。　クリスチャンではないが、家族がひとつになったと感じる幸せな時間を共有できるひと時だ。　家族全員が元気で笑顔で集える・・・最高の時間。　

　主人の好きなシフォンケーキは年末年始に焼くことに・・・。


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やはりどこしも・・・

　先日から資源ごみ、金属ゴミもちろんその間には燃えるごみもプラスチックの燃えないゴミの日もあるのだが、わが家もこの際だからと思いきって処分。　ゴミ出しの日にせっせと置き場へと運んだ。　資源ゴミの日には次女が気付かない間にすべて運んでくれていた。　車で運ぶからと伝えていたのだが、何と６往復したのだとか。　今日は金属のゴミ。　私もせっせと運んだ。　ゴロゴロに載せて賑やかに往復すること３回。

　いずれの日も大量のごみであった。　「どこのお宅も年末気合が入るのかねえ」とひとり言。　捨てるには忍びないものもこの際だからと処分した。　こんなにもあれやこれやと踏ん切りがつかずにいたことを改めて痛感。　反省。
　
　行き交うご近所さんと「年末はあるよねえ～」と言葉を交わす。


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着々と・・・？！

　気持ちの問題だが、やはりそこはそれ。　自己満足だと言われようがきっちりしたい。　今日は洗面所とトイレを夏にやってからしていないよと言うほどに、念入りに掃除。　やはり平素の掃除では行き届かない部分が綺麗になった気がする。　結婚してからと言うもの毎年年末年始は主人は忙しい。　結婚当初は「こんなはずではなかった・・・」などと思ったが、例年のことになり、加えて普通に流れ始めると、クリスマスもお正月もお盆もないと言うことが分かった。　

　そんな調子なので、以前は私一人が必至で掃除していたが・・・。　最近はそうもいかない。　気持ちはあれどされどが続き、近年は「まあいいかあ・・・」となっている。　目も見えなくなり細かい部分は見えない。　良くできたものだと感心するが、かたや情けないと言う思いもある。　加齢を自身で認めている身体。　一方では認めることが必要なのは分かっている。　でも・・・なのだ。　人間こうして年を取るんだなあ・・・。　今年は脳動脈瘤が見つかり、何となく爆弾を抱えているような状態？！だからなのかやけに娘たちが気を使う。　
　
　人間誰しも共通に死は訪れる。　怖い気もするが、まだ気がかりなことばかり。　

　一年無事に過ごせたことに感謝し、新年が無事に迎えられるように大掃除だ。


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早目だけれど嬉しいよね・・・

　長女はいつもいつも考え抜いたユニークなプレゼントをくれる。　もちろん次女も考えて考えてプレゼントしてくれるのだが、長女のは実用的と言うか思いつかないような品物が多い。

　昨年はダウンの肩あて。　今年ももうすでに大活躍している。　確か昨年もクリスマスより早めにくれたなあ・・・。「できるだけ長く使ってほしいから」とか言って・・・。

　今年も２日前にくれた。　主人には仕事で疲れるからと言って、「小豆」の入った、目を温めるものと肩を温めてコリをほぐすもの。　私には主人のと同じ「小豆」の入った目を温めるものとジェリー上のものが入った「湯たんぽ」と書いてあるものだ。　冷え症なので温かいものを探したらしい。　

　それにしてもさまざまな商品があるのには驚いた。　「小豆」が入っているのには驚いた。　すべてレンジに入れて温めて使用する。　湯たんぽと言えば（我が家にも２つあるが）いわゆるお湯を入れて使用するものしか知らなかった。　何とも凄い！！

　主人は目に当てるものを早速レンジで温めて夕食後、使用していた。　疲れもあってか気持ち良さそうに居眠り。　私も「湯たんぽ」を早速レンジで表３分、ひっくり返して３分温めて就寝。　ほんわか温かい。　気持ちよく熟睡できた。　起床後もほんわかぬくもりが残っているのには驚いた。

　それにしても変わった商品を日々考える人がいるんだろうなあ・・・。　「小豆を入れて・・・」？なんてビックリ。
今年もユニークな面白いグッズに出会えた。


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世の中変わったよね

　昨日の大雪には唖然としたが、今日はもう青空になりやれやれだ。　家の屋根に雪が積もり、何だか家の中が暗い。　寒いのに寒さが増すような空気にもなる。　家の中が暗いのは嫌だなあ・・・。　

　わが家のわずかな花庭も雪に覆われて真っ白。　何だか幼い時分に戻ったような気分だ。　結構な雪が降っていたと思う。　父方の祖父母の家では近所の子供たちが竹をそりに上手に作り滑っていた。　私は小さいので何やら敷物を工夫してその中に座って滑ったりさせもらった。　楽しい思い出である。　今の子供たちはみんな誂えものを買い楽しむのだろう。　綺麗だが、工夫した自作のもので遊ぶという機会は減っているのだろう。

　岩国のどこか幼稚園で、「足育」とやらをするというニュースを見た。　娘たちを育てた私にはそのような知識などなく、とにかく元気でさえいてくれたら・・・と言うことが必至の毎日であった。　一緒に番組を見ていた娘たち曰く「凄いねえ～。」　本当にそうだ。　1歳足らずで保育園に預けて、そんな細かいことを気にする暇もなく、ただただ「元気でいて！」　それで過ぎた。

　娘たちは近所を走り回って遊んでいた。　暗くなるまで。　私もそうだった。

　現在はあれこれ知識も豊富。　いろんなことを配慮しながら子育てをするのかしら・・・。　でも大変だなあとも思う。　私にはとてもじゃないけど無理だろうなあ・・・。　まあ少しでも良い環境良い状態で子育てしたいと言うのはいつの世も変わらないはずだが。　

　しかしそうした中、可哀そうな気がするのは自然の中で子供たちが駆け回って遊べないこと。　もちろん昔ほど自然が豊かではなくなっている。　「あれをしてはいけないこれをしてはいけない」世の中そんなことが多い。　多すぎ。　ある程度の危険なことを経験して見に付くことも多々ある。　自然を駆け回り、見に付くことが山ほどある。

　まあそれだけ安全な日本ではなくなったのだろうが。

　諸外国の親たちが、日本で小さな子供が一人で電車通学などしているのを見ると驚くと言う。　自宅での送迎が当たり前の国も多い。　日本もそうした国になるのかしら・・・。今　子育てをしないといけないとなると、できないだろうなあ・・・。　


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子供は喜ぶかな

　豪雪地帯にはもちろん及ばないが、この近郊には珍しい大雪。　今朝は出勤せずに自宅でごそごそ。　お弁当も作り、お味噌汁も作って待ったが、主人は仕事へ3時過ぎに出かけて、帰宅しない。　出かける折に、心配で見送りに出たが、その時点ですでにかなりの雪。　心配で事務室いたころに電話を入れようか、いや邪魔になるかしらと思いつつ、ぐっすりとは眠れなかった。

　毎日のように早朝より仕事へ出かけて、いったん帰宅し朝食をとる。　心配なので事務所に電話を2回入れたが、出ない。　事故にでも・・・と不安な気持ちになってオロオロ。　そうこうしていると電話が入り、「帰宅しても出て行くのに時間がかかりそうなので、近くのコンビニで食事を買ったよ。」とのこと。　血圧の薬を朝食の後、飲まないといけないため気になったが、予備が事務所にあったとか。　やれやれである。　明日どうしても提出しなければいけない仕事があるのだそうだ。　

　停電にでもなったら、どうしようかしら。　そのくらい今も降っている。　次女がお弁当を持参すると言い出し、徒歩で事務所へ出かけて行った。　

　停電時のためにストーブを出しておいたほうがよいかなあ・・・。
　
　どうぞどこにも被害がありませんように・・・。


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おやまあ・・・あれもこれも

　家も30年近くになると大変だ。　先日来至る個所で修理やら何やら・・・。　家の周辺も気になりながら放っていたが、中まで・・・。　

　と言うのもまずはお風呂の水道がもげてしまい、シャワーのみしか使えなくなってしまった。　そして今度は居間の灯りのスイッチ用の引っ張るひもがふわりととれてしまった。昨夜のことだ。　夜寝る際に消そうと思ってひもをひっぱたところ、ふわり～。　「うそ～・・・」衝撃的な夢を見ているような嫌な予感！！　いたしかたなくそのまま電気をつけたまま朝を迎えた。

　長女がネットであれこれ商品を比較しお風呂場の水道は購入。　しかもネットの映像で修理の仕方を見て修理してくれた。　驚きの出来事。　以前使用していたものは主人がどこかで購入し、修理したらしい。　申し訳ないがそれは覚えていない。

　今度は電灯をネットで探している。　確かにお店で見ると種類も数も限定されるし、ネットの方が見やすい。　それぞれに関するいわゆる購入者の口コミまである。　「わあ世の中変わったよねえ～」今更ながらに感心する私に、「そうだよ～。」と答えが返ってきた。　

　こんな品物までネットで購入し、自身で取り付けができれば、いわゆるお店は需要も減るなあ・・・。
まあさすがに居間の電気の工事は本職をお願いするらしい。


　人の体と同じ。　単純に綺麗に掃除するだけではいけない。　メンテナンスが必要と言うことだ。



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