ここ３年間、コロナもあって実家のお墓参りができなかった。
しかし今年はお参りできた。
そして主人の方のお墓にもお参りできた。 お盆には私が骨折でプチ登山は無理だろうからということになり、お彼岸まで伸びていたのだ。
朝夕のお参りはしているけれど、やはりお墓にお参りし掃除して直接近況報告。 気分が晴れやかになる気がする。
娘が数年前に主人にと買ってくれたステッキ(とてもおしゃれな色使いの品）をもってプチ登山。 一番後ろについてゆっくり登った。まさか、「このステッキがこのような形で役立とうとはね」である。
毎回、お彼岸には「奥さん、おはぎは？」という主人が、珍しく何も言わなかったなあと先ほどひとしきり・・・。
実に珍しいことである。 目下ダイエット中に付き、血糖値を下げるのだと食後の散歩に余念がない主人。 以前のようにまっしぐらになって耳石が外れないようにしてね・・・。
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台風が過ぎ去り、一気に季節が進んだ。
気象庁の予報では過去最大級とのことであったため、わが家でもかなり構えていた。 でも幸いなことに風雨共にあまり激しくなくて通過してくれてひと安心。
それでも河川流域では被害がかなりあったと聞く。 自然災害はやはり怖い。
今年も秋は短いのかしらと思って、冬へ向けての支度を急ぐとしよう。
３０℃越が普通だったが、朝気温を確かめると２３℃ちょっと。
今もそばにある温度計は２６，１℃を示している。
骨折後、自身では思うように動けず、つい先日絨毯を竹の敷物に変えてもらったと思うが、もう絨毯にやり替えなければいけなくなった。
主人の毎年の口癖。 「暑さ寒さも彼岸まで」。
そうだなあ・・・。
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昨年もあったような事故がまた起きてしまった。
朝、元気な顔で出かけた我が子が・・・、想像するだけでやりきれなくなる。
新聞を読むと、つらい事件や事故のニュースばかりである。
でも幼い子供の事故のニュース程やりきれないものはない。 我が子と重ねてしまう。 人の親なら皆、同じように思うのではないだろうか。
幼稚園の迎えのバスでの事故・・・、もっと慎重に子供たちに関わってほしかった。 送迎の時間から保育であり、人の命を預るという責任があるはず。 バスから全員が下りたかどうかを、後部座席から確認するのが当然だろうと思っていた。 忘れ物だってあるかもしれない・・・。
「乗車時に何人乗車し、下車の際に何人下車」「欠席なのかどうかの確認」など・・・まずは当然なされるはずの確認が数か所でなされなかったというから驚きである。
子供の持っていた水筒が空っぽになっていたという・・・堪らない。
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スーパーへ出かけて、「オー！皆さん暗い色」と思ってしまった。
毎年、私自身は遅れているなと思うのは、服装である。
季節を全く意識せず、好きな色合いのものをひっぱり出して着る。
以前、娘たちが学生時代に帰省して怒られたことがある。 「お母さん、地味すぎよ。 おばあさんみたいな暗い色ばかり着てるねえ。」
そう言われて、たんすの引き出しやクローゼットを見て驚いた。 意識不足もいいところ。 ほんとうに暗い色合いが多かった。 地味な色合い・・・。
そんなことがあってから、服を買う時には娘たちがチェックし始めた。
そんなこんなで今では、逆に明るい色合い柄物が多くなり、それが一年中当然のように思える。
だから今日のような気持に。
しかし、「買い物先で季節早取りの服装でびっくりしたよ。」と話すと、「もしかしたら、世の中の景気が映し出されているのかも・・・。」との返事。
確かに。
確かに。
不景気になると服装が暗くなるというらしい・・・。
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私の母方の祖父は１０４歳で亡くなった。 実に長命であった。 それに引き換え母は５５歳で他界。
母はやはり身体に負担になるような生活ぶりだったのだろうと今になって思う。
その点、祖父は毎日野良仕事の後は、晩酌。 しかもコップ半分にも満たないくらいの量を人肌に温めて・・・。
そしてとにかく三食ゆっくりゆっくり時間をかけて噛んで食べる人だった。 お汁にお揚げが入っていると、口の中で味わいその後そばのお椀に出していたものだ。 自分で細かくかみ切れないと思うものはまずは口にしない。 でもどうしても味わいたいと思えば口に入れて、味わってから出す。
だから一緒に食事をしている中で一番遅い。 それでもかまわず一人食べていた。 「きっと胃がめちゃくちゃ丈夫だったのだろう。」と亡くなった後、皆が話したものだ。
でも７０歳過ぎくらいから、聴力が低かった。 そのため認知症になるのも早かった。
亡き祖父の姿・・・。 しっかり嚙むこと、そして耳の聞こえは大事だということを学んだ気がする。
私もここのところ、家族から「一度耳鼻科に行く必要があるんじゃない？」と言われていたため、今日行って検査をしていただいた。 やれやれ。 「まだ補聴器レベルにはなってないですよ」とのことであった。
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今回の国葬に関する決定の仕方等などを考えると、とても民主主義国家とは思えない気がしている。
学校での教育は規則正しく秩序を乱すことのないように、と従順さを良しとして求めてきているのではないか。 その結果権威主義的なシステムに同化し、他の人が我慢しているのだから自分も仕方ない、というように他人に合わせる、他人と同じであることに安心感を覚え、生活している。
そうした中に、学校、職場でのいじめも起こったり、はたまた働き方においては過労死などということも・・・。
民主主義とは一体どのようなものなのか・・・。
選挙権を与えられても、即選挙などとはいかないはずだ。 政治に関心を持てと言う。
しかし現実は「従順であることを良しとする教育」しかしていない。 客観的な目で政治を眺め、批判する目を養う必要があるはずだ。 また市民の権利も教えるべきだ。
あっという間に国葬に関しても決定された。 国民の思いはそっちのけである。
「民意を」と言う言葉を政治家は頻繁に使うが、全く「民意」は含まれていない。 賛成する人も反対する人も、またはどうでも良い、という人もいるだろう。 しかし、実施直前になって、調査をしても意味がない。
国民の思いを全く聞かずして、実施を決定し、国外には国葬実施の旨を伝える。 なんというやり方だろうかと思う。 抜き差しならない状態まで事を運び、「もう実施します」という。
こんなことを思うのは私だけだろうか。
民主主義とは程遠い・・・。
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