昨日の掃除で、かなり古いものが出てきた。
ここに引っ越す前にかなり処分したつもりであったが、やはり事務所と自宅の両方からの引っ越しで、おおざっぱ。
昨日、ひっくり返していて発見！！
何と鉄筆！！
教師になって直ぐに着任した学校で、校長先生が、職員全員に、一本ずつ買ってくださったものだ。
当時は、ガリ版を使った。 手書きの原稿をローラーを持って一枚ずつ手で刷っていた。 その後ハンドルを回して一枚ずつに変わった。 その時には「凄い‼‼ 早い‼‼」と感動したものだ。 その折に買っていただいた鉄筆。
それをかなり長い間使った。
印刷している際に、どうしても失敗するものがある。 それを待っている生徒たち。 「先生、その紙下さいね。」 書きなぐりに使うのだと言っていたなあ・・・。 なんだか「二十四の瞳」か何かに出てきそうな話だが、実話だ。 と言うか私が実際にそのような経験をしてきたのだ・・・。 と思うとやはりかなり年配になった・・・歳をとったということだ。
ちょうど指の当たる辺りが変形している鉄筆を見て、当時の懐かしい情景が浮かんできた。
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