友人たちから、スマフォを通じて、お雛祭りの歌と映像のプレゼントが届いた。
３人の友人たちが、同じ映像と曲を送ってくれた。
懐かしさのあまり何度も聞き入り、気づかぬうちに首を何度もかしげながら聞いたり歌ったり・・・。
昔、娘たちが幼い時分に、亡き両親からプレゼントされたお雛様の前にお膝をして座り、ひな祭りの歌を可愛い小首をかしげながら歌ってくれたものだ。 こうして文意を綴っている間にも、その光景を思い出している。 まるでつい先だってのように思い出す。 「可愛かったなあ・・・」と独り言を言う私に、主人は「まさに親ばかだよ」、娘は「今も可愛いでしょ」。
お雛飾りのそばには主人が買ってきてくれた花束。 あの時代が懐かしい・・・。
「お父さんが、花束を買ってきてくれていたよねえ」と言うと、娘は覚えているが、主人は忘れている様子。 「えっ？ そうか？」
桃の花ではなかったけれど・・・、「お父さんは、あなた方を大事に大事に思っていてくれたのよ。」
それにしても、スマフォを通じてこのような素敵なプレゼント・・・。
凄い時代だよねえ・・・。
亡き母がそばにいたらきっと大きかった眼を向いて「凄いねえ・・・」と、言いそうである。
ちらし寿司は作らなかったけれど、娘の好物ばかりを並べてみた。
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