社員のおしゃべり

日々の生活の中でのできごと

夢か現か・・・

2018-01-10 10:13:02 | 楽しく楽しく

ビットコイン・・・云々とか何とか言われてもやはり想像もつかない世界に思えるのだが・・・。 なんだか「架空」の中での生活が増えているのではないかと思うと先行き不安に。 もちろん私には理解できないような事ばかりなのだが、大事なことが欠落していくような気がするのは私だけなのだろうか。

昔読んだ手塚治の世界をそのまま走っているような現代。 

ござを敷いておままごとなどと言うような世界は今はないのだろうか。 この遊びは実際に子供時代に自身が生活する枠の中で想像しながら子供たちが遊ぶ世界であった。 「こんな家が欲しい」と思ったら、公園の地面に絵を描いて、「ここは私のお部屋よ」と一生懸命に自身が理想とする世界を描いたものだ。 とても夢があった。 ここにこんなものを飾ったり置いたりしたい・・・そのような子供ながらの夢を描き遊びの中で実際の生活を学んでいた。 泥んこになって親が迎えに行くまで公園で遊んでいたり・・・。 顔と顔を突き合わせ他人とのやり取りをし、いずれにしても創造性があった。 あの経験の中で様々なことが養われたように思う。 「サザエさん」はそうした昔ながらの懐かしく、理想とする穏やかな生活ぶりを描いている。 だから私は今もって大大大ファンなのだが・・・。

でも昨今の子供の様子を見ていると、もう分からない。 それぞれがスマホを持ち、顔を合わせずに人とつながった気で遊んでいる。 まあ親御さんらしき人が子供のそばでスマホを相手にして何やらして、子供の問いかけにも無反応・・・。

現実の人と顔を合わさずに人とつながるようなゲームの世界で育つ・・・。 でも本当に育つと言えるのか。

孤独と言うのか孤立と言うのか、それぞれの世界ですぐそばにいても会話なしで過ごさざるをえないような空間に生活するようになったのかなあ・・・と思う。

わが家は子供が幼い時分からテレビは食卓がある部屋にはない。 理由はおしゃべりが無くなるからだ。 今もってその状態は同じだ。 それを友人たちに話したら「凄いねえ」とか「へ~!」とか言う返事が返ってくる。 

テレビもスマホも同じだ。 顔を合わせて、いやそばにいておしゃべりをしないでいつするの?と思う。 それぞれがそれぞれの場所で平日は日中過ごす。 一日中様々な経験をして帰宅し、楽しいことよりも辛いこと嫌なことの方が多かったはず。 それを楽しく変えてくれるのが家庭だと思うから・・・。 

共に時間を共有するときには、おしゃべりができる環境の方が良いと思う。

人間が一生のうちに出会う人の数は3万人と言われるらしい。 まずは親との出会いだ。 そして次に姉妹兄弟・・・。  そして公園デビュー・・・幼稚園、保育園・・・小学校・・・。

徐々に生活圏が広くなり、いろんな経験をする場所も変化してくる。 

架空世界で孤独な生活をするのは・・・一日のうちでわずかでいいのではないかな・・・。

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