社員のおしゃべり

日々の生活の中でのできごと

耳を疑った・・・

2015-10-19 10:24:39 | 日々の生活で・・・
 昨夜テレビで扱っていたらしいのだが、「遠足のおやつ」を学校側で準備するのだとか・・・。 理由は「平等」。

 娘が番組を見て「ビックリだよね」と言う。 私は番組自体は見ていないのだが、その話しを聞いてただただ驚いている。 

 幼い子供が自分の好みで、さまざまなことを考えながら購入できとても良い買い物体験だと思っていた。 わずかな金額の範囲の中で、いかに好きなものを上手に買ってくるか・・・、お友達と交換するから重ならないように、季節によってはチョコレート菓子なら溶けてしまうかもしれないから・・・などなどさまざまな事を子供なりに考えて買ってきていた。 

 幼すぎて、なかなかひとりでは買い物へ行かせなかった。 でも遠足のお買いものと言うことで、わが家の団地からお友達と一緒に、坂道を下りて行ってもよいと言う「駄菓子屋さん」。 そんなお店が坂のすぐ下にはあった。そこで姉妹そろって購入する際に、妹が大きな物を買おうとすると、姉の方が「これは今持って来ているおやつ代では買えないよ」と説明し、妹はいたしかたなく小さなものを買ったのだとか・・・。 それも今ではとても良い思い出のひとつ。

 こんな風にして小額ではあってもお金の計算をして、いくら欲しくても自身の持つお金では買えないものがあると言うことも経験する。 さまざまな知恵を身に付けたのではないだろうかと想像できる。 あの小さな小さな手に可愛らしいお財布を握り締めて(いや落としてはいけないからと、ポシェットらしきものに入れて首に下げていたなあ)駄菓子屋へ走り、すべてが冒険ででもあるかのような経験をする。

 「平等」と言う言葉をはき違えているように思うのは私だけであろうか。 それぞれにいろんな顔形があるようにみんな違って当たり前。 それを一律にすることで台無しにしていることはないだろうか・・・。

 随分前に、運動会で徒競走がなくなったことがあった。 今はどうなのか知らないが、「競走があるから頑張る」ではないのだろうか。 勉強だって競走、仕事だって同じだ。 働きがよければそれに見合う稼ぎが入る。 当然のことだと思う。 平等なんてないはずだ。 何を持って平等だと言うのか理解できない。 ろくに働きもしないで、良い生活をしたい???

 どれだけ働いても収入が同じであればまじめに働かなくなる。 何やら資本主義とはかけ離れた異なった考え方???に繋がるのではないか、などと思ってしまった。 「平等」はない。 何を持って平等と言うのか・・・。 


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コメント
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