くろうさぎ

ソーイングにパン作り、日常のことや 大人になって始めたピアノのこと♪ そして、小説もちょこっと書いてます・・・。

9月の読書メーター 感想のまとめ…♪

2016-10-01 06:28:27 | 読書のこと
何だかあっという間に
まとめをやってる気がしますが…。


先月の読書メーターの
感想のまとめです。

来月は20冊の壁を超えられるといいなぁ〜!

2016年9月の読書メーター
読んだ本の数:18冊
読んだページ数:4137ページ
ナイス数:246ナイス

三人暮らし三人暮らし感想
図書館本…。いろんな三人暮らしが描かれていて、一話完結なので、さらっと読めますが、「うちの大黒柱」と「三人で一人分」が特に好きでした。
読了日:9月1日 著者:群ようこ
物語のおわり物語のおわり感想
図書館本…。今まで読んだ湊かなえさんの作品の中で一番好きでした。結末は読者の想像に委ねるの?と思えた「空の彼方」の原稿は、受け取った人たちが見事に自分なりの解釈をして、バトンを渡すように繋がっていく。そして存在しないと思っていたラストは…。自分が受け取っていたらどんな解釈をしただろう?北海道というロケーションも情景が目に浮かぶようで良かったです。
読了日:9月2日 著者:湊かなえ
夢幻花(むげんばな)夢幻花(むげんばな)感想
図書館本…。子どもの頃に観察日記をつけながら育てていたのが懐かしくて数年前に種を買って楽しんでいたアサガオが、見事に咲き乱れている表紙に引き寄せられ借りてみましたが、とても面白かったです。黄色いアサガオとは?それがどう事件に関わっていくのか、そして何の関係もなさそうな別々に起こった出来事がパズルのピースを埋めていくように見事に繋がっていくさまは、さすが東野さん!素晴らしかった。自分が進むべき道を見つけた蒼太も梨乃も応援したいです。
読了日:9月3日 著者:東野圭吾
鳥たち鳥たち感想
図書館本…。何となく生きにくそうな2人だなぁ〜という感じ…。育ってきた環境や境遇が影響を与えすぎているのだろうけど、もっと広い世界で自然に生きていいような気がしてあまり合わないお話でした。でも、そんなまこを理解してくれる末長教授は素敵な人だと思います。
読了日:9月3日 著者:よしもとばなな
ぶらっと散歩コース 鎌倉ぶらっと散歩コース 鎌倉感想
妹からの借り本…。秋に妹夫婦が鎌倉に旅行に行くので、この本に載ってるもので買いたいものがあれば買ってきてくれると言うのでさらっと読了…♪お守りもいろいろだし、マーロウのビーカーも魅力的…。それにしても鎌倉旅行…いいなぁ〜!私もいつかのんびり出かけてみたいです。
読了日:9月6日 著者:
ことりっぷ鎌倉 湘南・葉山 (ことりっぷ国内版)ことりっぷ鎌倉 湘南・葉山 (ことりっぷ国内版)感想
いつか鎌倉に行きたくて妄想旅行の為に、だいぶ前に購入…。秋に妹夫婦が鎌倉旅行に行くので買いたいものをお願いするために改めて通し読みしました。定番の鳩サブレーをはじめとして、いろいろなお守りも気になります。ことりっぷはサイズもコンパクトで内容もとても可愛くて眺めてるだけでも楽しいし、いつか本当に旅行する為のプランと考えてみたいと思います。
読了日:9月6日 著者:
幹事のアッコちゃん幹事のアッコちゃん感想
図書館本…。シリーズ全てを読んでみて今作が一番良かったです。何事にも無敵だと思っていたアッコさんの弱さが描かれていたり、ずっとアッコさんを追いかけてきた三智子が、めざましく成長していったりと、読んでいて面白く「祭りとアッコちゃん」が一番好きでした。一区切りついた感じではありますが、続きも期待したいです。
読了日:9月11日 著者:柚木麻子
図解 ミスが少ない人は必ずやっている「書類・手帳・ノート」の整理術図解 ミスが少ない人は必ずやっている「書類・手帳・ノート」の整理術感想
図書館本…。ノートの使い方や手帳での付箋の使い方が参考になりました。ひとつひとつは簡単なことでも習慣化しないと、なかなか身につかないことばかりですね。
読了日:9月11日 著者:
文房具図鑑 その文具のいい所から悪い所まで最強解説文房具図鑑 その文具のいい所から悪い所まで最強解説感想
図書館本…。新聞で紹介されていて面白そうだと思って借りてみましたが、小学生の自由研究とは思えない素晴らしい完成度で、文房具への深〜い愛を感じます。各ページにはメーカーさんからのコメントもあって楽しめるし、文房具選びの参考になる素敵な本です。「白い本」は私も昔、買いましたが途中で投げ出してしまったので最後まで完成させた努力もスゴイです。
読了日:9月13日 著者:山本健太郎
安心毛布安心毛布感想
図書館本…。何気ない毎日のことが飾らない言葉で書いてあるのでさらさらと読めるし、共感できることも多くて、他のエッセイも読んでみたくなります。
読了日:9月13日 著者:川上未映子
ぼく おかあさんのこと…ぼく おかあさんのこと…感想
図書館本…。おかあさんのことキライ…から始まるけど、特に男の子のママには、たまらない内容です。きらいと言いつつも本当は大好きなんだなぁ…って思いがすごく伝わってきます。手元に置いて読み返したい絵本だし、もうすぐ男の子ママになる予定のお嫁さんにプレゼントしたいです。
読了日:9月15日 著者:酒井駒子
モーダルな事象 (本格ミステリ・マスターズ)モーダルな事象 (本格ミステリ・マスターズ)感想
図書館本…。クワコーが登場する「黄色い水着…」などの続編の2冊をだいぶ前に読んでいたのですが、一作目があったことを知り借りてみました。奥泉光さんの長いけれども読み飛ばせない面白さの文章を必死に追いかけて読みましたが、とにかく長い…!だんだん真相に近づいていくあたりで、読むスピードも加速し読了…。心地よい疲れを感じる一冊でした。
読了日:9月17日 著者:奥泉光
ビロードのうさぎビロードのうさぎ感想
図書館本…。ぼうやとビロードのうさぎとのお話…。優しいタッチの絵も素敵です。そして、ラストがとても良かった。子どもの頃、大切にしていたぬいぐるみのことを思い出しました。孫が生まれたら何度も読んであげたいです。
読了日:9月17日 著者:マージェリィ・W.ビアンコ
ぼくのメジャースプーン (講談社ノベルス)ぼくのメジャースプーン (講談社ノベルス)感想
図書館本…。ずっと手元にある「凍りのくじら」は一気読みしたくて読みかけのままなので辻村さん初の読了本なのですが、子どもが抱えるにはあまりに重く、大人でもショッキングな内容でした。それでも主人公が秋山先生と出会えて良かった。いっぱいいっぱい考えて犯人にどんな罰を与えるのかと思っていたら予想外の言葉を囁き驚きましたが、無事で良かった。犯人に対する自分の気持ちにも溜飲が下がる思いでした。これからは、ふみちゃんと穏やかな幸せな未来を過ごせますように…。
読了日:9月18日 著者:辻村深月
人魚の眠る家人魚の眠る家感想
図書室本…。脳死と臓器移植についてのお話でした。薫子さんの気持ちは同じ母親として痛いほどわかりますが、ああやって介護生活ができたのも裕福な家庭環境があったからで経済状況によっては泣く泣く死を受け入れなければならなかったことでしょう。自分が薫子ならどうするか?いくら考えてもその場にならないと答えはわかりません。重いテーマではありましたがプロローグとエピローグの繋がりが見事で、素敵なラストに救われました。
読了日:9月24日 著者:東野圭吾
推理は一日二時間まで推理は一日二時間まで感想
図書館本…。久しぶりにお見かけした霧舎さん…。懐かしくて借りてみたのですが、くどいくらいの似たような会話の繰り返しに、どこか馴染めずついていけないままでした。以前の作品が本当に面白くて好きだっただけに残念な読後感でした。
読了日:9月25日 著者:霧舎巧
誰にも書ける一冊の本 (テーマ競作小説「死様」)誰にも書ける一冊の本 (テーマ競作小説「死様」)感想
図書館本…。何も語らず逝ってしまった父が書いた原稿を母に渡され時間をかけて息子が読む…。多かれ少なかれ父親と息子というのは、こんな風にお互い多くを語らないまま別れを迎えるのではないのだろうか?誰でも一冊は自分の人生について書けるというのは納得できますが、果たして赤裸々に自分の人生を書けるかというと、身内が読まない前提でなければ私には書けないだろうなと思います。心に残る言葉も出てくるし、お葬式のシーンでは読み終わった後にわかった父のいろいろなことを息子と一緒に共感しつつ読めて、最後のページの数行に涙します。
読了日:9月29日 著者:荻原浩
発光地帯発光地帯感想
図書館本…。川上さんのエッセイは、いつも素敵な言葉で綴られているので、読んでいて、とてもリラックスできます。いろんなことについて彼女なりの言葉で、まるでふわふわと漂うように書いてあるので読む方も思いきり本の中に身を委ねられて、楽しめるから好きです。「いなくなるのは人ばかり」とか「風の足」「はっきりかなしい」なんか、いいですね。
読了日:9月30日 著者:川上未映子

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