CNETで
村上敬亮 情報産業の未来図
というブログも書いておられます、
経済産業省の村上企画官に取材をさせて頂きました。
村上さんを知ったきっかけは、
実はブログではなく、このイベントでした。
Tech Venture 2008
一応、プレス扱いでこのイベントに出席させて頂いたのですが、
そこで村上さんが、ちょうどこのブログのエントリーのような内容の講演をされていました。
失礼な表現かもしれませんが、
「役人の中にも、こんな人がいるんだぁ。。。」
と感服させられまして、即座に取材の依頼をしたという流れです。
取材の内容は、4月に発行しますVFNにて掲載いたしますが、
取材後に言って頂いた言葉が印象的だったのでご紹介します。
それは、
「論調を積み上げるのは地味な作業の積み重ね」
という言葉でした。
文脈としては、
・最近、ベンチャーに元気がない
・その上、更にベンチャーをぶっつぶしたいの?
と思ってしまう政策を国や関連機関がとっている
・こんなやり方をしていは、日本に産業が育つわけがない
・過去の偉人達が死に物狂いで築きあげてきた資産を取り崩して
いくのもそろそろ限界だ。
といった話をしていた時に、
「そういう流れを変えていく論調を作る必要がある」
と行き着いたわけです。
我々は、2カ月に1回、5万人の社長にメッセージを届けているわけですが、
日本に300万社の会社があることを考えると5万という数字は、
「たった」とも解釈できます。
ですが、毎回の愚直な積み重ねがあちこちで蓄積されていった時にのみ、
世の中が大きく変わるチャンスが生まれるということは、
歴史を振り返っても確かだと思います。
今後も頑張っていく元気をもらった気がしたいい時間でした。