槙野秀俊の人生日記

2004年4月PDB入社。2009年3月~9月はPDBマーケティングの社長。2009年11月から(株)リファイドの社長。

明日から群馬県前橋です 

2009-10-29 22:24:38 | お勧め

仲良くして頂いている新聞記者の方にお誘い頂いたので、
明日から1泊2日で、
群馬県の前橋市に行ってきます。

もちろん、話題の八ッ場ダムにも行ってくるつもりです。

予習がてら、
ダム関連の本も3冊程読んでみました。

百聞は一見に如かず

の心構えでしっかり見てきたいと思います。

小倉昌男の福祉革命―障害者「月給1万円」からの脱出

2009-10-27 18:22:06 | お勧め

小倉昌男の福祉革命―障害者「月給1万円」からの脱出 (小学館文庫)


という本を読みました。


今、色々とあって障害者雇用について、
勉強中です。


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これは経営者としての意地、ロマンです。
障害者に月給1万円なんて許せない。
放っておけないんです。
経営者はやっぱり10万円は払わなきゃいけないと思う。
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今読んでも、非常に心に残るフレーズですね。



オレなら、3秒で売るね! 

2009-10-24 17:05:20 | お勧め

オレなら、3秒で売るね!

という本を読みました。


ハッキリと覚えてないけど、
2回目な気がする。



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人間は出会うべき人とは一寸早からず、
一寸遅からず出会う。
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なんて言葉もありますが、
本との出会いにしても同じ気がします。



ちょうど、月曜日にプレゼンする提案資料を作ってるのですが、
この本読んで、直ぐに使えそうなことがいっぱいありました。

新たに知ったというよりは、思い出したという感覚の方が近いですが。


あと、印象に残ったくだりを書いておきます。




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すべての広告は、消費者に対して価値を提案するもので無ければならない。
ただ言葉を羅列すればいいものではない。

また商品をただ絶賛するだけ、或いはまた耳に優しい宣伝文句を並べるだけでは足りない。
それは読み手に対して、この商品を購入いただくことによって、こんなメリットがあります、
と訴えていかなければならないのだ。

そして、その提案はライバルが誰一人として提案しない、
或いはしたくてもできないものであるべきだ。

他のどこにもない商品、あるいはあなたの他には誰もできない提示、
そのようなユニークなものでなくてはならない。

by ロッサ・リーブス
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オレなら、3秒で売るね!

朝まで生テレビ「若者世代の訴え」がおかしい

2009-10-24 01:49:33 | お勧め


あんまり愚痴っぽいこと書くのは好きではないですが、
今、朝まで生テレビ見てて、あまり気分がよろしくないです。。。


始まったばかりで、今の時間だけかもしれませんが、
若者特集とか言って、20代、30代を半分くらい呼んで、話させておいて、

「何言ってるか分からない、そんなのんびりしたこと言ってていいのか」

って潰してる・・・


確かに何言ってるか分からないし、あれで若者代表といわれると困るんですが、
番組がキャスティングしたのだから、勘弁して欲しいです。


番組のテーマは、「若者世代の訴え」なんだから、
もっと訴えるべき内容ある人呼べばいいのに。。。


D列車でいこう  経済小説のハマり中 

2009-10-23 01:38:02 | お勧め

以前、ラストワンマイルという経済小説が面白かったということを書きました。


相変わらず経済小説にはまってまして、
昨日読み終わって面白かったのがこれ。

D列車でいこう



簡単に馴れ初めを書くと、
赤字で1年後には廃止となることが決まっている、
田舎のローカル鉄道会社を、
MBAを持った30歳くらいの秀才女子と、
子会社に出向直前の元都市銀行の支店長と、
何度も天下りを繰り返してお金はいっぱい持っているが、
「こんなお金本当にもらっていいのか」と疑問をもっている元官僚の、
3人が再建するという物語です。



「いつか地元の活性化をしたい」

なんて思いながら東京でバリバリ働いている人は、
読んでみると面白いと思います。

D列車でいこう

少し遠いところにある小学校の絵画展の優秀賞を駅に掲示して、
父兄と一緒に来てもらうとか、(つまり電車に乗る人が増える)
1つ1つは決して不可能ではなさそうなことの積み重ねで、
再建出来てしまうというストーリーですね。



最近、経済小説読んでて思うのが、
こういうのって本当に試しても、結構面白いんじゃないか?ってこと。

「小説読んで、アリだと思ったので起業しました!」

なんて人がいても良いと思うんですけどね。。。




サービスグラントとプロボノ

2009-10-21 22:37:03 | お勧め


今日、サービスグラントというNPOの説明会に行ってきました。

非常に面白い試みだと思いました。

例えば、エンジニアとかデザイナーとか、
そういう技術を持っている人が集まってチームを組んで、
想いはあって、具体的に良い活動はしているんだけど、
マーケティングが下手で上手く伝わっていないNPOなんかの支援をするというものです。


今は、サイトとパンフレットがメインで、
サイトでもカットオーバーするまでに限定しているみたいなので、
カットオーバーした後のプロモーションで困らないのかな?とか、
まぁ完全ではないですが、それは協力者が多くなればどんどん充実するでしょうし、
とにかくこういう流れは良いことだと思いました。


気軽に出来るボランティアって色々あると思いますし、
ゴミ広いとかも良いんですが、普段の仕事でスキルを身につけている人は、
そのスキルを活かす形で社会貢献出来るなら、その方が社会全体として、
生産性が高いなと、その点が非常に良いなと思いました。



こういうのを、

「プロボノ」

というらしいです。



国会議事堂見学

2009-10-20 22:54:46 | お勧め
生まれて初めて国会議事堂の見学に行ってきました。

広田一参議議員の秘書の方にご案内して頂きましたが、
なかなか面白く勉強になりました。




中央広間には、板垣退助、大隈重信、伊藤博文の3人の銅像が立っていますが、
銅像をたてる台座は4台。

1台の空きは、3人に並ぶ偉大な政治家がいなかったという話や、
「政治は常に未完である象徴」である話などがあるそうです。






映画カイジを見ました

2009-10-11 23:57:27 | お勧め


映画「カイジ」を見に行ってきました。

漫画とはずいぶん違うテイストだけれども、
これはこれで面白かったです。


生臭い真剣勝負の部分と、
面白可笑しい部分が良い具合に混ざっていて、
原作よりも、男女共に楽しみやすいようにアレンジされていたと思います。


「生きている」ということは、
どういうことなのかを、改めて考えさせられました。

カオティクスマーケティング(フィリップ・コトラー)を読みました

2009-10-11 13:39:52 | お勧め


カオティクス―波乱の時代のマーケティングと経営

という本を読みましたので、大事なところをメモ。


■ローエンドによる破壊

クリステンセンの主張によれば、「ローエンドにおける破壊」が起こるのは、顧客が新機能を使いこなせるようになるよりも速いペースで製品改良が行われるときである。したがってある時点で、製品の性能がある特定層の顧客ニーズを上回ることになる。すると、破壊的テクノロジーを持つ企業がその市場に入り込み、既存製品ほど性能はよくないものの、ある特定層が求めているものよりは高性能な製品を提供して、その市場に足掛かりを得る。

その顧客層にいったん足掛かりを得ると、この破壊的テクノロジーを持つ企業は、その技術を引きつづき活用して利益幅を増やそうとする。一般的に既存の主流企業は、さほど利益にならない顧客層でのシェアをあまり守ろうとせず、たいていは高額所得層へ移行して、より利益の大きい魅力的な顧客層に集中しようとする。こうして既存企業はだんだん、それまでよりも狭い市場へはいりこんでいくことになり、ついに破壊的テクノロジー企業が最も収益性の高い層の需要を満たすようになって、既存の主流企業をその市場から最終的には完全に追い出してしまう。



■Is Your Growth Strategy Your Worst Enemy?

その成長戦略が自社を損なっていないか?

効率の悪いプロセスから資産を引き揚げることは、結局、コストダウンどころかコストアップにつながる場合もある。企業はよく、資産配分によって節約しようとするが、複雑に絡み合った関連プロセスの全てを同時に改善しない限り、それがうまくいくことはめったにない。



■不景気時に企業は支出を増やすべきか?

「スキル・ウィル・ティル」を備えている企業であれば、支出を増やして新たな顧客獲得に集中すべきです。もちろん、既存顧客を維持しながらです。「スキル」とは、その企業が持ているマーケティングの専門知識、「ウィル」とは、一見激しそうな流れにも逆らおうとする企業の気概、「ティル」とは、投資出来る何らかの資産があるということ。例えていうなら、優れたスポーツ選手がよく、一番苦しいところで攻めに入るのに似ています。もし自社にこうした強みがなければどうするか、その時は、既存顧客のつなぎとめに集中しなければなりません。




ローエンドによる破壊の戦略は、
マーケットに新規参入する場合、
まず考えなければいけない方法だと改めて再認識しました。