Rikoの再建日記~気ままな恋文

病期3の乳がんから自家組織再建、リンパ浮腫治療、抗がん剤後の薄毛治療など、心身共に毎日が昨日からの再建って感じの日々♪

桜の短歌

2023年03月27日 01時03分32秒 | もろもろ
桜という花には本当に魔力がある。その時々で巡る思いも違い、喜怒哀楽のすべてがそこに描ける感じ。

私は、抗がん剤の副作用が強く何回目かの投与が延期になってしまった病院帰りに見た桜は切なく、満開なのに、ゆっくり観たいという気持ちもないくせに、体力なく、しゃがみ込んでしまった自分が悲しかった、その年の桜、凄く覚えてる。苦しいくらい綺麗だった。

再建から退院してきたあとの桜はただただ陽射しのようだった。

コロナ禍でみた滋賀の山桜には癒やしがあった。

あの日あの年が桜と重なる。

すぐに散ってしまうのに、これは魔力だな、と、思う。

そんな桜を題材にして、
下の記事でもコメントくれてるみっちっちのブログでは短歌が詠まれていた。
墓石に舞う桜の花びらの情景は、それだけで深い愛しみが物語を感じさせてくれた。涙。

私もね、
桜で、思い巡る事があるこの2年をちょっと書いてみたくなった。いや、書かなければならないか、伝えるべきか、どうしようか、ずっと悩んでいた事、短歌という形ならゆるやかに、そっと伝えられるかな。と、ふと思った。

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雨桜 病床の友へ 送信し
既読待ちわび 2度の花筏
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雨の日に川辺で咲いてるのを見つけた桜の花。
思わず写真撮り、緩和ケアで長引いてる友へライン。

新年まではやり取りしてたのに、、、

あれから2年、
何度かラインするも、この日から既読はまだつかない。