Rikoの再建日記~気ままな恋文

病期3の乳がんから自家組織再建、リンパ浮腫治療、抗がん剤後の薄毛治療など、心身共に毎日が昨日からの再建って感じの日々♪

自家組織のドナーの皮膚の今

2013年06月18日 09時27分30秒 | 乳房再建

 

人口乳房の記事が続いたから、自分が体験したいわば得意分野のことを書こう。

 

おととし、2年と3カ月前乳房再建手術の台にのった。

それから2回修整をして完成に至ってる最中(傷はまだまだ日ごと月ごとによくなあるから)

そんな中、ちょっと最近おお!あれま!と思ういいことがあった。

当初、ドナーのお腹の皮膚はたとえ胸に移ったとしても、機能は皮膚として瑞々しく温かく脂肪胸を包んでくれるけど、その表面の感覚はもどらないですよ。麻痺したままですといわれていた。

だから、ま、たとえば目をつむって見ないでいたら、先生がちょっとふれてみたとしてもなんとも反応なし。蚊がとまったとも思いやしないのだ!

そりゃ~~つよく触れればまわりの正常な皮膚に反動が響いて、ああ触れてんだな~って分かるけどね。

でも、そのドナーの皮膚(元お腹)自体はこすっても何しても感覚無かった。やってないけど、多分針さしてもいたくないのでは

が、しかし、

ずっとそんなもんだろうと思っていたんだけど、この頃ふと気づけば感覚ありあり~~

かゆいとおもって掻けば、気持ちいいじゃ!そこ、そこやん!って思うし、ほんとに感覚が錯覚でなく戻ってきてる。

それも血管をつないだ内側のほうが強く戻ってきてる。

外側はすこしだけまだ鈍い。

でも、感覚というのは、「無いという感覚」を感じてしまうので、意外と気持ち悪い。慣れもするけど、ま、けっこう痛みとかとは別のもで不快でもある。

私は胸はそうでもないけど、顔を神経ブロックでわざと感覚をなくしているので、これは痛みと引き換えにしてもそうとうつらかった、なれれば辛いというり、みっともない!なんだけどね(笑)食べ物こぼすから~(^O^)/

ま、顔は置いとくとして、

この胸のドナーの皮膚が普通に感覚戻ってきてるのは、本当に自然になったと実感する。

一生戻らないと思いますよ~って先生言ってたけど、控えめすぎやん

私はオペの夜どくどくと自分の血が吻合のところから穏やかに、規則的にながれるドップラーの音を聴きながらこのドナーの皮膚、生きてるって思った。

やっぱ、人体は不思議。

お腹の皮膚は今胸の皮膚として、かゆいとか痛いとか私に話かける

あのとき、おかえり~って言ってあげたから、良かったのかね

次の診察で先生に言ってみよ~