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アヴィシャイ コーエン トリオ  於)山形テルサ

2024年10月07日 22時19分47秒 | 音楽
今日の夜、アヴィシャイ コーエン トリオを聴きに
山形テルサまで行ってきました。

アヴィシャイコーエンはイスラエル出身のベーシスト。チックコリアに
認められそのメンバーにも。
ガイ・モスコヴィッチはイスラエル出身のピアニスト。
現在ニューヨークで活躍の新進気鋭。
ロニ・カスピもイスラエル出身の女性ドラマー。
バークレー音楽大卒。
シンガーソングライターとしてもその音楽センスで活躍。
この3人の演奏でした。


開演10分前。 最終的にほぼ満席でした。今日も2階のバルコニー席を選択。

どんな演奏をするか全くわからずにテルサへ。
最初のピアノの音を聴いて、すぐ当り!と思いました。
ジャズといってもいろいろスタイルがありますが、
このピアノは抒情的というかリリックというか、
自分が好きなヨーロピアンジャズトリオと感じが似てます。
最初から最後まで抒情的な音を聴かせてくれました。

ベースのコーエンは真ん中でどんと構えやはりトリオの中心。
弦や手を使ったりしながら、独特のセンスで演奏しましたが、
やはり根底には抒情的な心情が感じらえます。

そしてドラマーのロニは小柄で華奢に見える若い女性。
最初はスネアやシンバルを多用して、繊細な音楽を披露。
当たり前ですが、このバンドにフィットしたドラマーに見えました。
ベースに合わせてのセンスあふれるドラミングが見事。

と思っていたらドラムソロでは、それだけではないと言わんばかりに
力強いドラミングを長い時間披露。
繊細さと力強さを併せ持つドラマーでした。

2時間弱の演奏で、繊細でリリックな演奏も良かったし、
ダイナミックで速いテンポで分厚い音の曲も、
聴いていると天国に登っていくような浮揚感もあります。

後半でクラシックの有名な曲をアレンジしたものがありましたが、
残念ながら名前が思い出せません。
このあたりもこのバンドの実力とセンスの良さが感じられました。

アンコールはコーエンの歌が2曲。
歌を聴く前はかなり男っぽいイメージでしたが、
その声は中性的というか女性的なものが感じられ、
声やしぐさに妖艶さが感じられそのギャップに少々驚きました。
ミュージシャンにはよくあるパターンなのかもしれません。

演奏を振り返ってみると、
このバンドはやはり抒情的なものが根底にあり、
好きなタイプのピアノ、好きなタイプのドラミングでした。
今の自分の好みとも一致し、とても満足できる、
幸せなひと時を過ごすことができました。


Avishai Cohen Trio live | Leverkusener Jazztage 2021

Avishai Cohen Trio - Courage (Live at Blue Note Tokyo - 2024)

この演奏を聴くとどんなバンドかお分かりかと思います。











#モンテディオ山形



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