『林陵平のサッカー観戦術』林陵平
山形でもFWとして活躍、ゴールシーンではFWイブラヒモビッチなどの
ゴールパフォーマンスで我々を楽しませてくれました。
最近は東京大学のサッカー部の監督、試合中継の解説者など大活躍ですが、
最近この本を出したようで、書店で偶然見つけました。
ベストセラーのようです。
内容はサッカーをより深く楽しむためのポイントを、
自分のようなサッカーの素人にもわかりやく解説。
各ポジションやシステムの特徴、現代サッカーの名監督と
その戦術などなかなか興味深い。
その一つを上げると4-2-3-1は、トップ下の役割が重要、
3-4-2-1は、5レーン攻撃対策の一手、などなど。
モンテが3バックをやや苦手なのもそのせいか。
名将のページではマンチェスターシティのベップ。
ポジショナルプレー、偽CF、偽SBなどを考案。
ゲーゲンプレスを独自に進化させたリバプールのクロップは
即時奪回、即時攻撃を徹底させた。
そのほか様々な特徴を持つサッカーを展開する監督を紹介。
個性も様々で、自分の理想を追い求める監督や、
いる選手を中心に戦術を考えるなど多彩で面白い。
自分は海外サッカーはほとんど、というか全く見ませんが、
その面白さが伝わって来ました。
この本を読んだ後、改めてモンテディオのサッカーを見てみると、
その特徴はやはり高速ウイングのイサカ選手の強みを生かすサッカーと、
スペースを見つけてそこに入り込みボールをつないでいく
ポジショナルサッカーの融合のような感じに見えます。
渡邉監督も横山選手にも期待してそうな気もしますが・・・
今まで左サイドは右ほど特徴を出し切れていず、
土居、ディサロ選手が加入してからは、左ウイングに國分選手を起用し、
國分選手のボール保持による山田選手の追い越しや、
パスセンスを活用しての土居、ディサロ選手、時にはボランチ等との
連携で点を取りに行こうという考えがうかがわれます。
今のところスタメンが國分選手という采配が大正解の気がします。
海外サッカーも見てみたいですが、見始めるとおそらくキリがなくなり、
他のやりたいことができなくなりそうで、サッカーはモンテだけにしておきます。
#モンテディオ山形
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