新型コロナ「経口薬」の効果は？

新型コロナ「経口薬」の効果は？　
　米メルクのモルヌピラビルは、症状が出て５日以内の軽度や中等度のコロナ患者で、肥満や高齢、糖尿病、心臓病などのリスクを持つ人に対する使用

　さらに米国食品医薬品局や欧州医薬品庁などにも承認。日本でもメルク日本法人が厚生労働省に３日に承認申請を行いました。日本政府は飲み薬の実用化を目指す方針を示した。21/12/24　18時頃　特例承認　

　米メルク社が開発した飲み薬「モルヌピラビル」は、世界各国で承認され、日本も160万回分の供給を受けるとのこと。日本製の「アビガン（ファビピラビル）」と名前も似ていますが作用機序も似ており、どちらもウイルスが増殖するために必要な酵素の働きを止めて増殖を抑える核酸アナログ製剤です。

　さらにモルヌピラビルにはミスコピー起こさせる、エラー・カタストロフの限界を体内であえて引き起こすことによって、ウイルスの自壊を進行させる作用もあると。ウィルスの増殖を止めてしまうのがアビガン、これら飲み薬が普及すれば、コロナ撲滅の日は意外と近いかも。