組織は「人と人」の信頼関係

県の経営者協会の総会が実施され、その中で行われました講演で伊藤忠商事の丹羽宇一郎会長のお話をお聞きしました。
内容は大変興味深いものばかりで、大変勉強になりました。特に「格差社会」に対する見方、少子高齢社会の捉え方等々を興味深く拝聴しました。そのような中で一番印象に残った言葉としては「経営は人をどう動かすか」と言うことです。人の力をどう発揮させるのかと言うポイントですが、信頼関係のない中では感情を持つ「人」を動かすことは出来ません。また、もうひとつ「体験の無いものは身につかない」と言うことです。私もそのとおりだと思いますし、今までもそのような行動をしてきているつもりです。

今の世の中には、頭の良い人はいくらでもいます。でも本当の意味で「汗」をかいている人が少ないのが実態です。頭で議論したって本物にはなりません。本物になるには、「好き嫌い」や「奇麗ごと」ではダメです。自分と違うと思っても飛び込んで一緒になって「汗」をかく事が必要なのです。