昨日は、経済団体の方とお話をする中で、こんな話があった。
全体的な経済は、少しずつ回復しつつあるが、これから正念場を迎えるのが、温泉旅館等である。
確かに県内のホテル・旅館が次々と資本が変わり、経営者が交替するなどの現象がおきている。各地の温泉などは、かなりの色分けがされて来たようで、廃業に追い込まれる旅館が今年がピークになるのではないかとも囁かれている。
ただ、その中身を見ると
一泊3万以上の旅館は繁盛。⇒何か売りがある
中級の大型旅館の経営が厳しい⇒団体客減少、特徴が無い
素泊まり格安旅館は、外国人などの客足が伸びている。⇒宿泊だけに特化
ここにも「中抜け格差」がハッキリとしてきていると言う事だ。
雇用でも全く同じ現象が、ここ数年起きてきているのが実情で、このままの現象が継続するとなると、私たちでは想像すらする事の出来ない「地殻変動」が起こり、全ての労働者の雇用・処遇が大きく揺さぶられていくのではないだろうか。
今、私たち一人一人が自身のことばかりでなく「社会」と言うものにもっと目を向け、独りよがりでなく、「共助」をもって立ち向かっていかなければならない。
自分では「社会」に目を向けて、取り組みを進めているつもりでも、傍から見れば小さな殻の中での活動になっていないだろうか。
より多くの他人、自分と違った価値観の他人・組織ともっともっと議論し行行動に変えていかなければならない。
宮崎県に負けない、ものづくり長野県、観光長野県を目指して、皆で行動しよう。
一人の力ではどうにもならない事も皆でなら実現できる。
まずは提案。
ひとつ特徴のある県を目指して、県民一人一人が意識すれば簡単に実現出来る事から
「何処を見ても街にゴミが落ちていない、綺麗な町並みの長野県」