マグロチャンピオンの料理道場

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(東京 和さ美)でも好評なマグロホホ肉丼

2008年07月19日 | マグロ料理
東京「和さ美」がOPENしてから半月以上が過ぎたが、今のところ順調にいっているようだ。

本格的な江戸前寿司とマグロ料理の店として大連店と同じコンセプトの店だが、大連に比べて日本の方が魚の種類も多く、また、仕込みも海老ならばさっとボイルして甘酢水に漬け込み、おぼろを乗せて出すといった手の込んだ仕事をしているので、きっと常連のお客様も増えるのではないかと思う。

尚、東京WASABIはBGMに南米のサルサやメレンゲやルンバを流している。

店もモダンな作りだが、寿司には不思議と南米の音楽が合うのではないかと思う。

筆者が南米のベネズェラに3年程住んでいたので、南米の音楽が好きだということもあるのかも知れないが、日本のど演歌よりは南米の音楽のほうがしっくりいくと思う。

さて、今日は東京 「和さ美」のランチタイムに提供している「まぐろホホ肉のステーキ丼」を紹介しよう。

マグロのホホ肉というのは、一匹のマグロで100gくらいの物が2枚しか取れない貴重な物なので、大連WASABIではディナータイムの1品料理(アラカルト)でしか使っていないが、東京WASABIは毎日、築地から鮮魚を仕入れているので、まぐろホホ肉も築地の業者が安定的に持ってきてくれているようだ。

マグロホホ肉と聞くと、魚の肉を連想するかも知れないが、実際に食べてみると、牛肉を食べているような食感がして、また、味もまるで牛肉の赤身のように感じる。しかし、何とも言えぬ味わいがあり、東京 和さ美でも既に評判のメニューになっているとのことなので、もし、まぐろのホホ肉が入手できれば、ぜひ、作って食べてみてもらいたい。

材料:
まぐろホホ肉       100~120g
万能ネギ(小口切り)  大匙
大葉紫蘇         1枚
寿司ガリ(甘酢生姜)  少々
ご飯            250g

ゴマ油           小匙2
(調味料)
酒             大匙4
みりん           大匙4
醤油            大匙3
砂糖            小匙1
生姜の絞り汁      少々
白ゴマ           少々

作り方:
①まぐろホホ肉は水でさらして血の部分を洗い流し、キッチンペーバーで水気を拭き取り、5㎜位の厚さにスライスする。

②調味料の材料をすべて合わせておく。

③フライパンを弱火に掛けてゴマ油を敷き、①のホホ肉を入れて強火で両面を焼く。8分程火が通ったところで②の調味料を加えて、とろみが付いたら火から下ろす。

④丼にご飯を盛り、③のホホ肉ステーキを盛りつけ、上から万能ネギの小口切りを散らす。

⑤大葉を乗せ、その上に寿司ガリ(甘酢生姜を盛る)

まぐろホホ肉は鮮度の良いものであれば、生でも食べられるので、焼く時には火を通し過ぎないように注意しよう。

また、脂のあまり無いメバチマグロの「腹モ」(大トロ)は刺身で食べるにはゴツゴツとした食感と筋が気になるが、加熱をすると筋がゼラチン質となりおいしく食べられるので、マグロのステーキ丼にするのも良いだろう。




さて、「東京 和さ美」の住所と電話番号を先日書いておいたので、大連WASABIの住所と電話番号も書こう。

DALIAN WASABI 住所:大連市 中山区 民主広場 経典生活A-7号
       TEL :0411-6289-7878
       
もし、大連に来られることがあったら、ぜひ、立ち寄ってもらいたい。。。







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