マグロチャンピオンの料理道場

人気バラエティー番組、TVチャンピオンの「マグロ料理人選手権」優勝者が、本格料理を分かりやすく教えるブログ。

まぐろホホ立田揚げはホホが落ちる味

2008年04月05日 | マグロ料理
立田揚げでは、鯖や秋刀魚や鶏肉を使うことが多いが、今回紹介するマグロのホホ肉を使った立田揚げは本当に美味しいと思う。

昔、小学校の給食で「鯨の立田揚げ」を食べたことを思い出すが、硬くてボソボソとした食感でミルクと一緒に無理やり胃に流し込んだ込んだことを思い出すが、その鯨も今ではなかなか食べられなくなってしまった。

東京のマグロ商社時代には、秋に三陸(塩釜や気仙沼)で定置網に鯨が掛かると友人から連絡があって食べに出かけたものだが、鯨の刺身はなかなかいけると思う。

さて、マグロホホ肉の立田揚げのポイントだが、揚げ過ぎに注意しよう。

牛肉に似た食感でもあり、中がロゼ(半生)位で熱いうちに食べるのが一番だ。

材料:
まぐろホホ肉 約20gを5個分  100g
醤油                大匙2
酒                  大匙1
しょうがの搾り汁         小匙1
塩・コショー            少々
片栗粉               適量               
レモン(くし型に切る)       1個

作り方:
①まぐろホホ肉はよく水にさらして血を抜き、乾いたフキンで水気を拭き取る。
②ボウルに①を入れ、醤油、酒、しょうがの絞り汁を加えても揉み込んで味を染み込ませる。
③片栗粉をまぶし170℃~180℃のたっぷりの油で揚げる。(揚げ過ぎに注意)
④塩・コショーを振り皿に盛る。
⑤レモンを添える。

まぐろのホホ肉はマグロ一匹から2枚しか取れないので、なかなか手に入りにくいと思うが、脂の乗ったマグロの頭肉などが手に入ったら代わりに使うのも良いだろう。生で食べると筋が気になるが、不思議と加熱すると筋は柔らかくなり筋があることを感じない食感となる。

同じようにネギマ鍋にも筋っぽい部位を使うと良いだろう。

次回はネギマ鍋を紹介することにしよう。

さて、タイのjjkenさんからコメントをいただいた。

今、タイはソンクラーン(タイの正月)で一週間程のお休みの頃だと思うが、この時期のタイは本当に暑い。

ソンクラーンは別名で「水掛け祭り」とも言われ、皆がバケツや水鉄砲を持って水を掛け合うのだ。

バンコク市内や大都市でも同じことで、平ボディーのトラックに何人もの人が、たくさんの水を持ち込み、通行人にも容赦なくバケツで水を掛けることになる。
街を歩く人同士は水鉄砲で水を掛け合ったり、まるで子供のようなハシャギぶりだ。

でも、それほど暑いのだ。

大連は未だに肌寒い日が多いが、春が近いのだろうか強い風が吹いている。

タイは雨も多く降り、暑い日が多いのでフルーツが甘くてとても美味しい。
そして日本に比べると信じられない程安い。

特に今頃のタイのスイカは最高に美味しいことだろう。。。












最新の画像もっと見る

コメントを投稿