マドンナのナイショ話

あなたに話したいあれこれ

大川良太郎2017年6月公演・八尾グランドホテル6(6月8日)

2017年06月13日 | 大川良太郎



今日のフォト。 カッコ良すぎて、「もう、なんも言えねぇ」
劇団九州男・6月公演、八尾グランドホテル、6月8日、昼の部。









縮小版がこれ。 アップに耐えられる顔って、あるのです。






            






第1部、 お芝居、「涙の浜千鳥」


貧しさから赤ん坊を育てられないと、身投げをしようとする
与三郎(伸吾)を 網元(くっさま)が助ける。
網元は、作兵衛(良太郎)に、赤ん坊を育ててやってくれと頼む。


自分にも子供がいるが、与三郎の子供も育てるかわりに
二度とこの村に、戻ってこないことを与三郎に約束させる。
2人の子供は偶然にも、同じ名前だった。
姉おきみ=作兵衛の娘(要)、妹おきみ=与三郎の娘(香おり)


時が流れ、作兵衛は貧しい暮らしをしていた。
与三郎の娘・妹おきみは、目が見えなくなり
不治の病で余命3ヶ月だと、医者に言われた。


そんな時、与三郎が金持ちになって、戻って来た。
そして娘を引き取りたいと言って来た。
余命三ヶ月の与三郎の娘を 渡せる訳もなく
網元(くっさま)の助言もあって、自分の娘のおきみを与三郎に渡す。


姉おきみが出てゆく時、妹おきみは、小さい頃から持っていた
御守り袋を姉に渡す。 自分が持たせた御守り。
与三郎は自分の娘は、目の悪い娘の方だと知る。
けれど与三郎は黙ったまま、晴れ着を着た姉おきみを連れて、村を出てゆく。


妹おきみは、「私も姉ちゃんみたいなきれいな晴れ着がほしい」と、
作兵衛にねだる。 
作兵衛は、継ぎはぎだらけの着物を着せて、きれいな晴れ着だと言う。


継ぎはぎを手で触りながら、妹おきみは。
「めくらは、因果なものねぇ」・・・と言う。 
そんなおきみに、作兵衛は
「でも、なまじ目は見えねえ方が、楽な時もある」・・・と言う。


作兵衛と妹おきみは、与三郎と姉おきみの姿が見えなくなるまで見送る。
雪が、しんしんと舞い散る中で。


八尾グランドホテル・天然温泉用のバスタオルを借りていたのですが
膝に掛けていたバスタオルで顔を拭きまくって、ボロボロ。
幕が下りた時は、私の目は腫れ上がり、声まで鼻声に変わっていました。
号泣・号泣、台風並みの号泣のお芝居でした。









第2部、 舞踊ショー。
オープニングは、劇九群舞。 ♪お江戸はカーニバル。
伸吾さん、中条きよしで。 ♪やっと逢えたね。


翔一郎くん、赤い衣装で。 ♪男の華。
純くん、度胸一本前に出る。 ♪おんな富士。









劇九、群舞。 賑やかに。 ♪冬美のソーラン節。









要さん、受難の日。 ♪紅い川。
曲が変わって、翔一郎くん登場。









♪生ビールがあるじゃないか 生ビールがあるじゃないか 
♪ぐっとぐっといこうよ、中村くんよォ~。


♪応援歌、いきます。(細川たかし)
1杯、2杯、ぐっとぐっとね~でした。









聖菜ちゃん、相舞踊も座長と務められる、色っぽさ。
♪大阪情話~うちと一緒になれへんか~。









剛くん、私の好きな曲。 ♪ロビンソン。
たくやくん、花の衣装で。 ♪さくら色の世界。


香おりさん、今日もきれいとため息がもれる。 ♪一番綺麗な私を。
くっさま、歌ってくれる。 ♪石狩挽歌。









ラストステージ前の口上ご挨拶。
いつもくっさまとの楽しいトークとなります。


ラスト舞踊は、黒い花びら。









♪氷雨。
この写真が好きなのは、口元から頬にかけての雰囲気。


1975年、華麗なる変身をとげて、女形で登場した
下町の玉三郎こと、梅沢富美男の口元&頬に似ているから。









びっくりしましたよね。 昭和の時代、梅沢富美男のあの変身ぶり。
1982年に大ヒットした「夢芝居」
スーツ姿で歌う梅沢富美男と、女形で踊る梅沢富美男。









梅沢富美男は、私が生まれて初めて経験した、「ギャップ萌え」でした。









この写真は、良太郎として好きな1枚。
この1枚、儚げに見える。


身長174cm(Wikipedia)の男が、こんなにも華奢に
自分を表現出来るなんて。 これもまたギャップ萌え。









♪リフレイン。









上の写真を拡大してみた。拡大写真の方が数倍いい。
そして素敵なパープルのカツラ。










今度は、真正面。
そして拡大してみると。









瞳に2個ずつキャッチアイを入れて、カメラ目線、頂戴いたしました。
指の形まで美しい。 指先にまで届いている良太郎の役者魂。









これはもう大衆演劇では、ないでしょ。
次世代の大衆演劇。









最後はこの写真でキメた。 「ラブ・ドッキュン」
自分で撮って、撮った写真を見て、倒れた。


若い子たち(観客)が、後ろの席でささやいている。
「ヤバ~い、ヤバ~い」・・・と。
マジで危険。 落ちてしまう。


この表現をできる役者は、他にいるだろうか。
良太郎は、大衆演劇界の「寵児」である。 






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