ちょこっと❤ 楽しい 音楽授業

小学校 音楽授業の、楽しい工夫をご紹介。
遊びのように夢中になり、何度でも繰り返す学習活動。

ラド ラシド ソラシド リコーダー

2014-10-11 16:09:12 | 日記
先生「リコーダーの冊子を出そう。12番『きかんしゃAC’85』のページを出します。
今からCDをかけます。音符を指で追っていきます。右手、人差し指の準備!」
児童 楽譜の音符の上に、人差し指を置き、音楽に合わせて追っていく。
先生 児童の後ろから、手元を見る、追えない児童がいたら、指導する。
  「みんな、しっかり追うことができました。今度は、左手の人差し指で。」
児童 指を左手に変えて音符を追う。

先生「左手の親指、人差し指、中指をくっつけて。」
児童 三本の指を合わせる。
先生「人差し指だけ、離します。くっつけて。離して。この繰り返しを高速で!!」
児童 人差し指を高速で動かす。
先生「はい、ストップ! 新しく今日は、『ド』の指をおぼえます。人差し指を離したこの形が『ド』。リコーダーを準備して『ド』の音を出そう。」
児童 リコーダーを出し、ドの音を出す。
先生「『ド』の音が出たら、曲の練習をしよう。」児童の間に入り、運指ができていない児童を指導する。


先生 ピアノで前奏を弾く。
児童 音を出すのをやめ、リコーダーを構える。みんなで、『きかんしゃAC’85』を演奏する。
先生 最初はテンポを落として弾く。児童の習得具合を見ながら、テンポを上げていく。
  「最初の1段、タンギングで歌うよ。トゥトゥトゥトゥタカタカー、トゥトゥトゥトゥタカタカー。」八分音符のところは、「タカタカー」とタンギングさせる。
児童 リコーダーを置いてリコーダー言葉(タンギング)で歌う。
先生「リコーダーでもう一回、演奏しよう。」


 この『きかんしゃAC’85』(平島勉作曲)の後に、『ひなたぼっこ』(平島勉作曲)を学習します。
曲想が全く違うこの二曲をセットにして、いろいろな表現を楽しみます。

 二曲の表現の仕方を児童は、下記のような言葉で言いました。

『きかんしゃAC’85』・・・リズムにのって  元気よく  生き生きと  汽笛が鳴っている感じで
『ひなたぼっこ』・・・ゆったり  やさしく  ゆっくり  野原にねっころがってうとうとする感じで



 『きかんしゃAC’85』は、ドとラだけで、『ひなたぼっこ』は、ドとシとラで吹けます。
この後、ドシラソを使って、『ブラックホール』(北村俊彦作曲)と『アリの行進』(井上実作曲)を学習します。

 どの曲も、すてきな伴奏がついています。とくに、『ブラックホール』は、CD「デジタル笛星人」にかっこいい伴奏があり、何回演奏しても、児童は楽しくて飽きることがありません。

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