先生「今日は、まず、このVTRを見よう。」
児童 小澤征爾さんとビートたけしさんが出演するテレビ番組を見る。(かなり昔の放送・・・)
指揮者の棒振り一つで、演奏が変わることを知る。
先生「オーケストラの中で、唯一、楽器を持たない音楽家がいます。楽器を演奏しない、音を全く出さない音楽家。」
児童「指揮者!!」
先生「そう、指揮者。今、見たVTRでも分かるように、指揮者によって音楽が変わるね。指揮者はなんのためにいるのか、具体的にどんなことをしているのか、考えてみよう。」アンケート用紙を配る。
児童 自分の考えを紙に書く。

☆児童の意見を集約し、印刷する。

先生「みんなの意見をまとめました。
大きく分けると、1合図をする 2合わせる 3曲の感じを教える 4オーケストラをまとめる の四つがありました。
詳しく、見てみよう。」
児童 友達の意見を一つ一つ、順番に読み上げる。
先生「なるほど~という意見がたくさん出ましたね。すばらしい!
ひとつ、言葉を覚えたほうがいいと思うところがありました。『リズムを合わせる』とたくさんの人が書いていました。指揮者は、こうやって(リズムを指揮棒で細かく振る動作をする。)指揮していた?」
児童「おかしい・・・」「してない」
先生「では、リズムを合わせるために、何を振ってるの?」
児童「うーん、いちにさんしって・・」「何拍子かって・・・」
先生「そう、『拍』を振るんだね。(拍の漢字を黒板に書く。)リズムを合わせるために、『拍』を指揮棒で振ってるんだね。
これを見てください。」今、みんなで練習している合奏のスコアを拡大したものを広げる。
「今、みんなが演奏している曲の全部の音が入った楽譜です。この全部の音を合わせるために、指揮では、四つの拍を振るんだね。ここに、書いてみるよ。」(色ペンで縦に、上から下へ四拍を書き込む。)
「指揮者は、この四つの拍を振って、全体の音、リズムを合わせています。」
「実はね、みんなの意見で出たこと以外に、指揮者はとても大変なことをしているんだよ。」
児童 ピラミッド型が印刷されたものを見る。

先生「オーケストラのみんなと一緒に演奏する前に、指揮者は、楽譜を読みこまなければならないの。どこでどんな音が鳴って、どんな演奏にするか考え、全部頭の中にいれます。
みんなが今度聞く、ジュピターの指揮者の楽譜(スコア)をコピーしたのを見てみよう。これ、全部、覚える、考える、イメージする。広げるよー!!」(巻物になったスコアを、児童の目の前に広げていく。とても長いので、児童全体を取り囲むようになる。

児童「わー!!」「長い!!」「何これ?こんなに音符がいっぱい。」「えーっ!!全部覚えられない、無理」

指揮者の役割についての児童の意見が、広い範囲で出揃わなかったときには、ネットの「クラシック音楽情報」に載っていた「指揮者の役割」を児童の意見集約のとなりに印刷することもあります。

この学習で、児童は指揮者が「ただ、何か手を振っている人、ちょっと楽そうな人」から、「音楽を作り上げる人、とても大変な仕事をする人」に認識が変わります。
児童 小澤征爾さんとビートたけしさんが出演するテレビ番組を見る。(かなり昔の放送・・・)
指揮者の棒振り一つで、演奏が変わることを知る。
先生「オーケストラの中で、唯一、楽器を持たない音楽家がいます。楽器を演奏しない、音を全く出さない音楽家。」
児童「指揮者!!」
先生「そう、指揮者。今、見たVTRでも分かるように、指揮者によって音楽が変わるね。指揮者はなんのためにいるのか、具体的にどんなことをしているのか、考えてみよう。」アンケート用紙を配る。
児童 自分の考えを紙に書く。

☆児童の意見を集約し、印刷する。

先生「みんなの意見をまとめました。
大きく分けると、1合図をする 2合わせる 3曲の感じを教える 4オーケストラをまとめる の四つがありました。
詳しく、見てみよう。」
児童 友達の意見を一つ一つ、順番に読み上げる。
先生「なるほど~という意見がたくさん出ましたね。すばらしい!
ひとつ、言葉を覚えたほうがいいと思うところがありました。『リズムを合わせる』とたくさんの人が書いていました。指揮者は、こうやって(リズムを指揮棒で細かく振る動作をする。)指揮していた?」
児童「おかしい・・・」「してない」
先生「では、リズムを合わせるために、何を振ってるの?」
児童「うーん、いちにさんしって・・」「何拍子かって・・・」
先生「そう、『拍』を振るんだね。(拍の漢字を黒板に書く。)リズムを合わせるために、『拍』を指揮棒で振ってるんだね。
これを見てください。」今、みんなで練習している合奏のスコアを拡大したものを広げる。
「今、みんなが演奏している曲の全部の音が入った楽譜です。この全部の音を合わせるために、指揮では、四つの拍を振るんだね。ここに、書いてみるよ。」(色ペンで縦に、上から下へ四拍を書き込む。)
「指揮者は、この四つの拍を振って、全体の音、リズムを合わせています。」
「実はね、みんなの意見で出たこと以外に、指揮者はとても大変なことをしているんだよ。」
児童 ピラミッド型が印刷されたものを見る。

先生「オーケストラのみんなと一緒に演奏する前に、指揮者は、楽譜を読みこまなければならないの。どこでどんな音が鳴って、どんな演奏にするか考え、全部頭の中にいれます。
みんなが今度聞く、ジュピターの指揮者の楽譜(スコア)をコピーしたのを見てみよう。これ、全部、覚える、考える、イメージする。広げるよー!!」(巻物になったスコアを、児童の目の前に広げていく。とても長いので、児童全体を取り囲むようになる。

児童「わー!!」「長い!!」「何これ?こんなに音符がいっぱい。」「えーっ!!全部覚えられない、無理」

指揮者の役割についての児童の意見が、広い範囲で出揃わなかったときには、ネットの「クラシック音楽情報」に載っていた「指揮者の役割」を児童の意見集約のとなりに印刷することもあります。

この学習で、児童は指揮者が「ただ、何か手を振っている人、ちょっと楽そうな人」から、「音楽を作り上げる人、とても大変な仕事をする人」に認識が変わります。