今日も ぺこぺこ

ジョリ夫婦&ぺこ。3匹とも、今日も元気に「ぺこっ」てます。

考えること

2005-06-22 20:50:13 | 妊娠急行 (途中下車 編)
(ひとしきり書いたので、もう終りにしようかと思ったんですが、わたしの中にまだ残っている別の気持ちを書くことにしました。ここをまだ誰かがそっと覗いて見ていることを願って。)

流産したことからはじまり、今後また妊娠したらその時どうするのか?と最近考えていることがあります。それは、「結果次第ではおなかの子をおろしてしまうことになるかもしれない、出生前検査」についてです。

出生前検査にはエコー検査も含まれており、肯定的に受け止められるものが多いのですが、その中には、赤ちゃんの両親の倫理観を試すかのようなテストが存在しています。
「トリプルマーカーテスト 羊水検査」とでも入力して、検索してみてください。いろいろな記事が出てきますから。

このテストは、現在、主にダウン症の子どもが生まれてくる可能性の高さを知るために使われています。(あくまで可能性の高さ、なんです。)結果、可能性が高いとなると、人工妊娠中絶を選択することが事実として多いようなのです。
このテストで判断ができるのは妊娠中のごくわずかな期間のみであり、その期間は人工妊娠中絶ができるギリギリ直前なのです。そして、このテストの存在を教えてくれる病院とそうでない病院があり、テストをそれとなく薦める病院と、こういったテストは生命倫理に反するという視点から患者に全く教えない病院とがあるそうです。それとなく薦める病院は、「障害のある子が生まれたら、両親はさぞ大変だろう。」という思いからのようです。
「可能性が高いのであれば、やむをえず中絶すると思う」と考えているカップルは、妊娠する前からこういう事についてきちんと話し合う機会を持つのが良いと思うし、しかし逆にそれは、恐ろしい選択と後に残るかもしれない心の傷の可能性を意味するかもしれません。

なんでこんなテストがあるのでしょうか。ダウン症は、忌み嫌うべき病気なのでしょうか。
このテストが生まれたのは、他の病気を発見しようと努力した結果だそうです。
先天性の病気は、何もダウン症に限ったことではありません。
世の中には沢山の先天性の病気があり、こういったテストでは発見できない遺伝性の病気なども沢山あるのです。

わたしたちは、もっといろいろなことを知らなければいけないのかもしれません。
親になる前に。

窓 取替え工事

2005-06-22 20:11:00 | Weblog

以前ちょっと書きましたが、今月、我が家の窓の取替え工事をしたのでした。
居間の窓と、寝室の窓と、台所の窓(小さい窓)と、そして居間から中庭に出る観音開きのガラス扉を取り替えたので、一日がかりの工事でした。

 フランスでは「建物(家)の外観を変えてはいけない」という法律があるらしくて、夫は前の窓のデザインを忠実に再現する形で注文。ホラ、見た目はちっとも変わった感じがしないでしょ?
でも新しい窓は、2重窓だか3重窓だか知りませんが、とにかく分厚くて重たい窓です。防犯用フィルムも仕込んであるので、バリン!と割ってもすぐには家の中に進入できない仕組みらしいです。おまけに断熱・防音効果アリ。(これで保険もバッチリだし、近所の騒音から開放されます。)

これを見てください。
 
分厚いでしょ。

取っ手の部分はこんな感じ。

窓枠と取っ手の色が違うのは、窓枠部分が「下塗り」段階だからなんです。木製の窓枠の場合はこういう販売になると言われて。そのうち、夫がペンキ塗りをする予定です。
取っ手部分は、不本意にもプラスチック製・・・。
でも、金属製の商品の色やデザインが気に入らなかったので、ひとまずコレにしました。で、そのうちに古道具屋とかで昔風の良いのを見つけたら、それと交換したらいいんじゃない?ってことで。(けっこう長期戦となりそうです。)

追加:夫に聞いてみたところ、ウチの窓は「4mmガラス+フィルム2枚+4mmガラス+10mmの空間+10mmガラス」という構造だそうです。これって・・・3重窓って言うのかな?


カップスープにパスタ

2005-06-22 18:16:48 | Weblog
もう夏だって言うのに、スープの話題で申し訳ない。。。
(この間、なにげに写真を撮ったもので。)

義母からもらったこの超極細パスタ、実はひそかにわたしのお気に入りです。
これは熱湯に数分入れておくと柔らかくなるので、粉末カップスープにちょうどピッタリ。
カップに熱湯を注ぎ、スープを作りますよね。そしてこのパスタをひとかけら、バリバリに砕いて入れるんです。(できるだけ小さめに砕くのがポイント。)そしてカップにお皿でフタをして、2~3分程度待ちます。すると、パスタ入りスープのできあがり!

これ、実は普通のスーパーにあんまり売ってなくて、田舎の大型スーパーで義母が買ってきてくれたものなんです。砕くときの「パリパリパリッ」て音が、わたしは大好きなんです。とっても美味しい音なんですよ。

笑顔を撮るのは難しい!

2005-06-22 18:06:49 | Weblog
甥っ子は人見知りする子なので、わたしや夫に会うと、最初は笑いもしないんです。
まぁ、年に数回しか遭わないので、仕方ないんですけどね。
いつもおじーちゃん&おばーちゃんの太腿にしがみついて、こちらを見ています。
そんな甥っ子の笑顔の写真を撮るのは難しい!
カメラを向けてさんざん待った挙句、ようやく「チャ~ンス!」と思ってシャッター切ったら、よそ向いてたり、甥っ子が(帽子の向きを直そうとして)顔を手で覆う格好になってたり。

「ほら、こっち向いて、笑って!」って、たとえ大好きなおばーちゃんが言っても、甥っ子の場合は無理なんです。甥っ子もわざとそうしてるのか、大人が写真のために無理に笑顔にさせようとすると、目をキョーレツに閉じ、歯をむきだしにし、「ニーッ!」て。
それじゃかわいくないよぅ~。

でも、何を隠そう、このワタシも恐ろしいくらいの人見知りな子だったので、人のこと言えたもんじゃないです。相当「かわいくない」子だったに違いありません。
でもね、そんな人見知りの激しい子でも、パパとママだけには、笑顔の写真を撮らせてくれるんですよねぇ。ママに対してはいつもとびきりの笑顔のピェール君なのです。

マネージ!

2005-06-22 17:42:27 | Weblog
先日、甥っ子をブーローニュの森にある公園へ連れて行った時の写真です。
(この公園は入園有料で、子どもを遊ばせる施設が沢山ありました。ミニ遊園地といった雰囲気です。)

フランス人の子はみんなマネージ(manege)が大好き。
マネージって、メリーゴーラウンドのことなんです。日本にもよくある木馬のメリーゴーラウンドも人気がありますが、やはり一番子どもの目を引くのは、この写真のような「のりものタイプ」のものでしょう。(マネージは、パリの街のあちこちに、ちょこんと設置されています。)
普通は回転木馬と同様、車や動物の形をしたものの上に腰掛けてひたすらぐるぐる回転するだけなんですが、この公園にあったマネージは一風変わっていました。線路みたいな部分の上を、のりものが、上へ下へと移動するのです。
甥っ子はこの一風変わった「マネージ」がものすごく気に入った様子で、何度も乗りたがりました。
(写真に写っている全ての乗り物が数珠繋ぎになっており、それがレールの上を走るのです。)
先頭から2番目の車に乗った甥っ子。帰宅後に夫にこう話したそうです。
「ぼくねー、すっごく上手に運転したんだよ!でもね、どうしても前の車を追い越せなかった・・・。」
そりゃぁ、追い越せたらスゴイわな。ま、せいぜい事故らんようにな(笑)

その下の写真は、公園内でピクニックをしてた時に近くの遊具にまたがって遊び始めた甥っ子です。
一応「おさかなさん」の形をしてると思うんですが、なんでこんなにクチビルが色っぽいんだ?この魚。
この日は平日だったのでほとんど人がおらず、遊具はほぼ甥っ子の独占状態。でも、やっぱり他にも沢山子どもが居たほうが、きっと甥っ子も楽しかったに違いありません。ちょっと寂しかったね。次は週末に行こうね。

さて、その下の写真は・・・コレ、何だと思いますか?
ベンチの周りに沢山落ちていたモノを、甥っ子が興味津々で集めてはベンチに並べているのですが。
最初コレが何なのか、わたしもわからなかったんですが、じーーーっと見ていたら「マロニエの実」だと発見。まだすごく小さいですが、確かにマロニエの実。緑色で、とても柔らかいトゲトゲがびっしりついてます。これは秋になると拳くらいの大きさに膨らみ、まるでバクダンのように高い所から落ちてきては、地上でバックリと割れて、中の栗の実を路上に転がすのです。でもマロニエの栗は食べられないんですって。
この後ピェール君はコレをどうしたかって言うと、後生大事にぜ~んぶポケットに入れて持ち帰っていました。でもこの行動をバカにはできません。実はわたしも内心「持って帰ろうかな?」って思ったくらいですから。(苦笑)