まとまりのない内容になるかもしれませんが
タイトル通り
3メーカーの補聴器効果測定上の比較をしてみました。
結論から書くと
各メーカー共数字上はおおむね良い結果が出たので
名前を隠す必要は無え宣伝も兼ねて公表します。
・フォナックナイーダQ30SP 持込の補聴器 オーダーメイドイヤモールドベントなし
・オーティコンオープン3 デモ器 既製クローズ耳栓ベントあり
・ワイデックスユニークU2-FS デモ器 既製クローズ耳栓ベントあり
尚、時間的なお客様負担を考え、かなり略した測定となります。
事の発端は、お客様使用中のナイーダQ30が調子よくないとの主訴。
具体的には
調整後、聞き取りが悪くなった(購入も調整も病院)
イヤモールドが抜けてきてハウリング(ピーピー音)がする。
耳に欠ける部分が喰いこんで痛い。
昨年までは、オープンフィッティグで使用されていましたが
一時的な聴力変動でパワータイプのレシーバとイヤモールド(ベント無)に
変更したそうです。現在の聴力は比較的良いとのこと。
病院がらみなので、こちらでは手が出せませんが、
状況確認をすることになりました。
まず、聴力
聴力を見る限り、オープンフィッティングが最優先のようです。
(写真撮り忘れで使い回しです)
語音明瞭度を見ると、標準の音圧より大きめが最高明瞭度のようです。
ナイーダ左の特性図です。
一時的な聴力悪化時の設定のままで通常では考えられない音量です。
ただ、本人はうるさいとは感じないとの評価でした。
ナイーダの装用閾値です。
補聴器の音量(利得)の割りには、高音域の閾値が上がっていません。
これは、他の2器種も同じ傾向で、補聴器の性能というよりは聴覚の謎の部分です。
装用耳の弁別は、この後の測定のことも考え両耳で。
でも、良い結果にはなっています。
オーティコンオープン3装用閾値
オーティコンオープン3弁別測定40dBHLのみ
ワイデックスU2-FS装用閾値
ワイデックスU-2FS弁別測定40dBHLのみ
オープン3、U2-FS共に高音域の閾値が上がらないので
メーカー推奨値より5dBほど利得を上げています。
かなり端折った測定ですが、測定上の差は出ませんでした。
ナイーダ音量過多が外などでの聞き取りを悪化させていると考えられます。
オープンフィッティングから現在の音量への調整であればなおさらです。
ハウリングと痛みについて、私の見立てでは
本体とイヤモールド間のワイヤーが短いのが原因。
短いため常に引っ張らられた状態のため耳介の痛みと
イヤモールドが引っ張られて抜けてきてハウリングするものと思われます。
後日
気になっていた設定で再度効果測定を実施
ワイデックスU2-FS装用閾値
ワイデックスU2-FS弁別測定
両耳での評価になりますが、オープンフィッティングで
メーカー推奨値のままです。
上記のクローズフィッティングでの3つの結果と殆ど変わりません。
私がお客さまに説明する言い回し通りです。
焼き鳥に例えて
・補聴器本体は素材
・各メーカーの音量の決定(メーカー推奨値)は秘伝のタレ
ホントに良く出来てます。
測定にお付き合いいただいたお客様は、自覚評価として
オープンフィッティングでは音量不足に感じるとのこと。
数字だけでの判断ではなく、お客さまの好みの音もあるかと思いますが
現在のナイーダの調整は、私には到底認められません。
・音量を上げれば、騒音も上がる。
・騒音が上がれば、聞きにくくなる。
誰にでもわかることです。
やっぱり
何を言いたかったのか分からない文書になってしまいました。
補聴器のハットリ
タイトル通り
3メーカーの補聴器効果測定上の比較をしてみました。
結論から書くと
各メーカー共数字上はおおむね良い結果が出たので
名前を隠す必要は無え宣伝も兼ねて公表します。
・フォナックナイーダQ30SP 持込の補聴器 オーダーメイドイヤモールドベントなし
・オーティコンオープン3 デモ器 既製クローズ耳栓ベントあり
・ワイデックスユニークU2-FS デモ器 既製クローズ耳栓ベントあり
尚、時間的なお客様負担を考え、かなり略した測定となります。
事の発端は、お客様使用中のナイーダQ30が調子よくないとの主訴。
具体的には
調整後、聞き取りが悪くなった(購入も調整も病院)
イヤモールドが抜けてきてハウリング(ピーピー音)がする。
耳に欠ける部分が喰いこんで痛い。
昨年までは、オープンフィッティグで使用されていましたが
一時的な聴力変動でパワータイプのレシーバとイヤモールド(ベント無)に
変更したそうです。現在の聴力は比較的良いとのこと。
病院がらみなので、こちらでは手が出せませんが、
状況確認をすることになりました。
まず、聴力
聴力を見る限り、オープンフィッティングが最優先のようです。
(写真撮り忘れで使い回しです)
語音明瞭度を見ると、標準の音圧より大きめが最高明瞭度のようです。
ナイーダ左の特性図です。
一時的な聴力悪化時の設定のままで通常では考えられない音量です。
ただ、本人はうるさいとは感じないとの評価でした。
ナイーダの装用閾値です。
補聴器の音量(利得)の割りには、高音域の閾値が上がっていません。
これは、他の2器種も同じ傾向で、補聴器の性能というよりは聴覚の謎の部分です。
装用耳の弁別は、この後の測定のことも考え両耳で。
でも、良い結果にはなっています。
オーティコンオープン3装用閾値
オーティコンオープン3弁別測定40dBHLのみ
ワイデックスU2-FS装用閾値
ワイデックスU-2FS弁別測定40dBHLのみ
オープン3、U2-FS共に高音域の閾値が上がらないので
メーカー推奨値より5dBほど利得を上げています。
かなり端折った測定ですが、測定上の差は出ませんでした。
ナイーダ音量過多が外などでの聞き取りを悪化させていると考えられます。
オープンフィッティングから現在の音量への調整であればなおさらです。
ハウリングと痛みについて、私の見立てでは
本体とイヤモールド間のワイヤーが短いのが原因。
短いため常に引っ張らられた状態のため耳介の痛みと
イヤモールドが引っ張られて抜けてきてハウリングするものと思われます。
後日
気になっていた設定で再度効果測定を実施
ワイデックスU2-FS装用閾値
ワイデックスU2-FS弁別測定
両耳での評価になりますが、オープンフィッティングで
メーカー推奨値のままです。
上記のクローズフィッティングでの3つの結果と殆ど変わりません。
私がお客さまに説明する言い回し通りです。
焼き鳥に例えて
・補聴器本体は素材
・各メーカーの音量の決定(メーカー推奨値)は秘伝のタレ
ホントに良く出来てます。
測定にお付き合いいただいたお客様は、自覚評価として
オープンフィッティングでは音量不足に感じるとのこと。
数字だけでの判断ではなく、お客さまの好みの音もあるかと思いますが
現在のナイーダの調整は、私には到底認められません。
・音量を上げれば、騒音も上がる。
・騒音が上がれば、聞きにくくなる。
誰にでもわかることです。
やっぱり
何を言いたかったのか分からない文書になってしまいました。
補聴器のハットリ
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