町作り研究会(容子の部屋-別室)

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八鶴湖を市民の力らで再生・・・

2007-10-12 12:09:56 | 地方新聞

 

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東金市にある八鶴湖が徳川家康公整備した湖とは知りませんでした。今ではこの八鶴湖が市民の憩いの場として親しまれているようですが、ただ残念な事にここも水質悪化問題に悩まされているようです。

そこで市民が昔のきれいな姿を取り戻そうと、「八鶴湖浄化プロジェクト会議」を結成したそうです・・・

そのために、この湖から約二キロ離れた農業用ため池の「雄蛇ケ池(おじゃがいけ)」からの放流水を引いて、ここの水を入れ替える計画を立てたのだそうです。

そのために市民は立ち上がり、まず・・・多くの人に広く協力を募り、工事費など約二千万円を募金でまかなうという構想の下に各自が活発に行動してこの困難な工事を市民自ら成し遂げ・・・、来夏には着工したいと考えてているようです・・・

この八鶴湖(周囲約八百メートル、貯水量約三万二千トン)は、昔、徳川家康公がタカ狩りの折の宿泊場所だったようで・・・一時寂れかけていた東金御殿の庭池として整備されたとの事です。

ここは周囲が丘陵にに包まれた・・美しい景観を今でもかもし出しています。そのためか??ここの風景と共に、在りし日の家康公を偲ぶ事もでき、多くの市民はもちろん、遠方から散策に訪れる人も多いそうです。

 しかし、ここまで来るには多くの問題があったそうです・・・良くそれらを市民の手で克服した事を称えたいと思います。

 今回の計画で近くに約六十五万トンと豊富な水をたたえる「雄蛇ケ池」がある事に気が付き、この池の水は、農閑期の九-二月には需要ないのですからそれを活用したいと思いつき、またそれ以外の期間でも大雨などが降ったときいままでは川に流しっぱなししているとの事で・・・・このようなして活用できれば、費用がかからない上に、すでにある水路が活用でき、一部ポンプを新設するなど最小限の工事だけで水の入れ替えができるそうです。

また、入れ替えの際は、湖の水のうち約八割を排水して湖底を一週間ほど天日にさらすそうです。それによってヘドロを無害化出来るとの事です。この作業を年間、三回ほど行っていく予定だとの事です。

この会議を立ち上げたN氏は「市民の力で、ぜひともきれいにしたい。広がりのある運動になれば」と意気込ンでおります。

 

          八鶴湖畔



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