最近は鉄道離れの傾向が多くなり、どこも経営が苦しい事から、鉄道事業から撤退する所が多いそうですが・・ここ房総半島南部を走る第三セクターの「いすみ鉄道」では、それを打開しようと・・今春から公募で選ばれた社長が誕生したそうです。
そのいずみ鉄道の新社長に就任した方は、千葉市のバス会社「平和交通」など運輸業3社で社長を務めて居る吉田平さん(48)だそうです。バス業界からの転進とはいえ、同じ交通事業を経営してきたのですから地元民の期待も大きいそうです。この吉田氏は35歳で父親から事業を受け継いだ、2代目だそうですが、バイタリティに満ちた方のようです・・
このいずみ鉄道は、昭和63年に開業した鉄道会社なそうです。吉田氏は、この会社の再建策として、20年度に9900万円と見込まれる赤字を従来は地元自治体が補助していた約1500万円も今後無くなるそうで・・それの代案策として協賛企業を募る方針との事です。
吉田氏は、自然豊かな沿線の特長を生かし、『環境』をキーワードにトップセールスを行いたい」と話しております。
この吉田氏を元気付けるように、第三セクターでも経営に成功している所も在ります。その一つ、静岡県富士市を走る岳南鉄道も厳しい経営のようですが・・・富士市は平成16年度から年間1000万円の補助を開始を開始したそうで・・同社は補助金で駅舎やトイレの改修し、また駅前駐輪場の整備などを進めた結果、同年度から3年連続の利用者増になったそうです・・・
また、神奈川県の小田原と箱根を結ぶ箱根登山鉄道は親会社の小田急電鉄と連携して、新型ロマンスカーの導入などにより、15年ごろから減少傾向だった乗降人員数は19年に回復したとの事です。
その他、埼玉県北部を東西に横断する秩父鉄道は東京から一番近いSLを走らせるなど観光客の取り込みに努力、や不動産部門にも力を入れているそうで、経営を強化する方針のようです・・
(産径新聞記事引用)
最近は、各家庭でも自動車を持っている人が多くなった為か・・地元の鉄道を利用する人が少なくなって、どこもこの第3セクターで運営している鉄道が採算割れになり、廃業する所が多くなりましたね。
しかも地方自冶体からの援助も打ち切られたところも多くなっている中で、このいずみ鉄道の経営に飛び込んだ吉田社長のような方には、成功して欲しいですね。との土地なりの付加価値を鉄道に持ち込めればいいですね。
このいずみ鉄道を少し検索した所、結構良い所が沿線に在り、都心からもそう遠くないようなので、小さな鉄道の旅・・が出来るようです。お座敷列車も用意できるようですし、これからの季節は、滝めぐりなども出来そうです。
要は都心の人を対象にした面白い企画があれば、結構この辺なら行くと思います。
このなったら、関係町村の中で、企画を立てれる人をボランテァで募集しては如何かと思います。