町作り研究会(容子の部屋-別室)

町作り関連。地方新聞トピックス等

名旅館も海外展開する時代・・・

2006-07-01 23:54:50 | 修学旅行交換で町おこしを

 

 

石川県能登半島にある和倉温泉街の「加賀屋」さんは高級旅館として有名
です。

しかし、日本の名旅館と言えども、最近の日本人の海外旅行ブームで客足の
落ち込みは、かってとは比較にならないほどで、有名旅館も閉鎖する所が
多いなかで、この「加賀屋」さんは今でも稼働率80%にもなっているそうです・・

しかし、今日のテレビを見て、その秘密に一部が解りました・・・
それは、海外のお客様を積極的にお迎えしようと、コマーシャル、雑誌等にも
力を入れ、お客様のリピーターを増やすため、従業員も徹底したプロとしての
訓練にも力を入れているようです・・・

 

また、女将さんが率先して海外の要人との交流も怠らないようでこの日も、台湾
の李登揮前総統を訪問してました。
この日は、台湾に「加賀屋」さんが進出するようで、・・・そのこともあっての
台湾旅行のようでした。

女将さんのお話の中で、アメリカの方からもお話があるといってました。

この加賀屋さんは、いま、能登空港が出来てから、交通も便利になり、・・・何より
徹底したサービスと、旅館内も合理化された部分と、きめの細かさ、豪華な館内
には、旅人を満足させる旅館としていろいろな要素が、台湾でも有名なようです・・

台湾人も、この「加賀屋」は知っている人が多く、一度は行ってみたいといってま
した・・・


最近は、日本の高品質な商品として、お米も、果物の、木材も、日本酒も値段
的には決して安くはないのですが・・・海外の富裕層を対象にして売れ行きも良
いようですし、・・・・これと同じ発想だと思うのですが・・・

加賀屋さんは一泊の料金も高めに設定されていますが、稼働率が落ちない所
に感心します・・・

日本のように国土が狭い国にとって、工業製品なだけでなく、いろいろな分野も
高品質な商品を徹底して追及し、それを売りにするか・・・・、客層を絞って安くて
気軽な旅人を対象にするかを決定して、徹底した対策を立てているところが繁盛
しているようです・・・

もう日本の中で篭っていないで、需要のあるところにはまずはリサーチから始
めて、対策を立てたなら、必ず道はあると思います・・・

 

 



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