町作り研究会(容子の部屋-別室)

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新しい試みをしている・千葉科学館

2007-12-06 10:04:56 | 地方新聞

 

 

 

           Workshop

これはうれしいニュースです。最近の国連からの調査によると日本の小・中学生の科学・数学への関心が目立って落ちているようで、一般的にアジア地区は総じて向上しているのに・・・ととても心配でした。

所が、このような楽しい科学館「千葉市科学館」が誕生したそうです。ここには千葉市子育て交流館や千葉市ビジネス支援センター、大型スーパーやお店も入る複合施設「Qiball」(きぼーる)内にあるそうで・・・「地域の活性化」の役割もにないながら、そこで子供達の身近な場所で楽しみながら科学に触れ合いながらその魅力に引き付けられて科学に興味をもって貰えればしめたものです。


この近くにある、千葉市美術館、千葉市郷土博物館と連携してこの科学館と合わせた3角形(トライアングル)の文化の発信拠点のひとつとして、地域のシンボル的な役割を担えればといいなあと思っています。

それと商店街とも連携して、たとえばさまざまな催し物を企画するとか・・市民からの意見も多く取り入れて、みんなが楽しめれるエリアにしたいといってます。館長方の提案として「千葉市は東京湾の水質汚濁や大気汚染、ゴミ問題といった『地域』の問題が、科学とつながっていることも知ってもらいたいです」との思いもあるようです。

広く市民に向けて、企画展や展示コーナー、教室を開くこともやっていきたいし、その場に大学や他の科学館から講師を招いて公開講座を開いたりする・・・と構想が広がるがるようですが・・・あくまでも日常の視点で科学を身近な所で発見する喜びを味わってもらいたいとの事です。

ここには、子供からシニアまでの市民が、館員や市民ボランティアと、いっしょになって体験プログラムに取り組む事も可能なそうです。願いは「地域とともに楽しめる、新しいタイプの科学館にしたいです」 との事です。

                            

あきられないようにするためには、まずはワークショップや市民参加の各種の教室、専門家を招いたトークショーなどを充実して、市民が積極的に参加できる科学館になっていくことです。そのためにも市民ボランティアの力に期待しています。

ボランティア登録時に特技を書いてもらっていますが、それは科学に直接関係がないようなことでもかまいません。団塊世代や社会人でも、これまでいろいろな体験をしてきた方々に『先生』になってもらい教室を開く事も出来るそうですよ・・・

また、館員が派遣や交流を通して大学や他の科学館と連携することで、お互いが刺激しあうことも考えています。こうしたことを通して、多彩な企画を展開していけば、常に新しい試みが発信できて、子供から大人まで、市民がなんども足を運ぶようになるのではないでしょうか。コンピューターゲームも面白い、だが、科学館で遊ぶのも面白い、子供たちがそう思うようになるとよいですね。」 といってます。

             



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