最近は外国人のスキー客が日本の雪質が気に入ってか・・大勢やってくるそうですが、特にニセコスキー場は人気があるようですが・・・ここの構った問題が起きているそうです。
と言うのは、スキー中に怪我をする外国人が急増しているそうで、困った事に、ニセコ地域の中核病院「倶知安厚生病院」では、言葉の問題で、英語の話せる臨時職員を冬季限定で雇っているそうですが・・・最近は、中国、韓国からの観光客も増えていて「患者の多国籍化」が進んでいるようで、受け入れ態勢が追いついていないのが最大の悩みだといってます。
このニセコのスキー場に外国人客が増えたのは、米同時多発テロをきっかけに欧米のリゾートを敬遠するオーストラリア人の間で人気を集めたのがきっかけだそうです・・オーストラリアと雪質が違うのか??ニセコの上質のパウダースノーが世界的に知られるようになった事がきっかけで、おまけにオーストラリアと気候が逆のせいか・・
今では同町の外国人宿泊者数は最初の頃は4216人だったのが・・今では延べ9万1470人へ20倍以上に急増したそうです。ニセコ町側にとっては財政が潤うしいい面が多いそうですが、この病院の問題や言葉の問題で、そう各国のスキー客に対応できずで困っているんだそうです・・・
そのため、倶知安厚生病院では最初の頃は、入院患者数もそう多くなかったそうですが・・今ではこの病院での対応が難しくなったとか言ってます。しかも・・スキー中の骨折などで整形外科を受診する患者が大半をだそうで、そうなると・・入院期間も長くなるでしょうし・・・
同病院はこれらの患者に対応するために・・看護師や事務職員らを対象に週1回、英会話教室を開いたり・・昨年から英語のできる臨時職員2人が冬季だけ窓口対応や簡易な問診に当たっているとの事です。
同病院医事課の方は「言葉が通じないと患者はパニックになる。最近は韓国人や中国人も増えてお手上げ状態」と頭を悩ませているそうで・・さぞやこれら患者と直接当っている方たちは苦労する事でしょうね・・・
でもそこでめげずに工夫して・・倶知安町は今年2月から、インターネット電話「Skype(スカイプ)」を利用して、外国人患者にカメラとマイク付きのパソコンで英語や中国語の通訳と会話してもらう実験を行ったそうです・・
この実験の結果がよければ、この方法を08年度中にも実用化たいといってます。今後は町内の観光施設にも導入する計画なそうです。
町観光振興係の係長は「国際リゾートを目指す町としては避けて通れない問題。隅々まで行き渡った受け入れ態勢を早く整えたい」と・・話しているいるようで・・そうなればもっと積極的に勧誘活動を展開できるかも知れません・・・