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スペインブランドの中国製ギター

2011-11-02 22:58:13 | ギター
メリダ・エキストリーマというスペインブランドの中国製ギターを買いました。
石橋楽器が扱ってるブランドで、そこのヌエバ・グラナダNG-15という物。
ボディートップがスプールス単板、サイドとバックがローズウッド合板で、26800円。

楽器としては安い入門機ですが、自分的には結構高い買い物でした。

届いたものは中国品質丸出しで、指板に接着不良がありました><

交換してもらいましたが、今度はネックの反りが・・・orz

もう一度交換してもらいましたが、それでもネックの反りが少しあったり、弦が全体的に1弦側に寄りすぎで弾きにくい代物でした。
サドルも高さ調整のため、底面にプラスチックの薄板を貼り付けてあったり・・・

型番がNGだけに、購入前から少し不安はあったのですが・・・


ぱっと見た感じはとても美しいギターで、材料が良いので音色も悪くないのですが、細部の造りはギターのことを分かっている人が作ってる物とは大きな隔たりがありますね。

さすが商品コピーが上手な中国って感じです。
同じ材料を使い、形や構造だけ真似た物に過ぎませんね。
楽器を弾き易くするための基本的な部分がおろそかになっています。

結局、3本目のギターで諦めて、自分なりに改良して使えるようにしました。
だって3本目は、楽器屋の在庫の中で一番良いものを選別して送っきたそうですから・・・

で、改良点はー

①サドルを牛骨のものに交換し、弾きやすい弦高さに調整。
②フレットの摺り合わせて、ハイポジションの発音のビビリやミドルポジションのナット側の弦ビビリを解消。
③サドルに弦の溝を作って弦を引っ掛け、サドルをずらすことで弦全体を低音側にシフト。
④ナットも低音側に少しずらした。

ギターの発音自体は価格以上のものが出ているので、これで納得しました。









付属のギグバックというソフトケースは使いにくいので、ヤフオクでハードケースを調達しました。
キズや汚れのある難アリの新品とのことでしたが、角部分に小さなキズがひとつあるだけで、綺麗なものでした。
送料込みで3480円(商品は1980円で落札)ですから安くあがりました。

これもMade in China。
さすが、世界の工場と言われるだけのことはありますねw





やっぱり、中国製ギターはダメダメなのを再認識した次第です。
10年ぶりに改良され音質が向上したというヤマハのギターにしとけば、こんな苦労はせずに済んだでしょうね・・・

今回やった処置が効果的だったので、同様の処置を以前購入した9000円の中国製ギター(会社の昼休み練習用)にも施しました。
こいつがおまけ的に弾き易くなったのは、不幸中の幸いでしたw



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